9月2003
HAWAIIAN6 86
Across the Ending (2003)

ジャパニーズ・エモーショナル・ハード=コア・トリオ HAWAIIAN6 の5曲入り MCD。
メランコリック極まりない哀愁メロディを超絶な疾走の上にブチ撒いた泣き全開なスタイルは、琴線を刺激しまくりでマジ最高。無骨さとナイーブさのバランスがホントいい感じなんだよな。

泣きメロ以外で、オレが HAWAIIAN6 に心酔しちゃう理由となっているもう一つのファクターは・・・共感に涙腺が緩みまくる歌詞! ヤッベェ、超ツボなんだけど。(苦笑)

あ、ちょっと浮き気味かと思ったけど、爽やかに泣けるキャッチー&ポップな #2 “Magic” もやっぱ◎だね♪
 (Sep. 16, 2003)

Buy this album via Amazon   Download MP3  via Amazon  

HUGHES TURNER PROJECT 84
Hughes Turner Project 2 (2003)

Glenn HughesJoe Lynn Turner によるコラボレート・プロジェクトの 2nd アルバム。

DEEP PURPLERAINBOW 色がほんの僅かにだけ漂う、ドライでモダンなハード・ロック上で展開される凄まじい歌唱合戦は聴き応えアリアリ。

第四期 DEEP PURPLE の香り漂う #5 “Hold On”、後期 RAINBOW 風味の A.O.R. ハード #7 “Time and Time Again” あたりの即効性の高い楽曲の存在も◎。

ギタリスト JJ Marsh のプレイに、微妙に Uli Jon Roth っぽさが感じられるのがナニゲにポイント高いんだよね。(^-^)
 (Sep. 16, 2003)

Buy this album via Amazon   Download MP3  via Amazon  

IRON MAIDEN 2
Dance of Death (2003)

IRON MAIDEN の 13th アルバム。
ロックの生々しい原動力でドラマティックに大作を構築する様は、“No Prayer for the Dying” の精神性で第2の “Fear of the Dark” を創造したかのよう。

我が師 Bruce Dickinson の衰えを知らぬ歌唱とそれが紡ぐメロディを中心に、端々で「おぉ、今回はナカナカいいかな?」と思わせるも、途中のあまりの冗長さに PC で Web 巡回を始めると知らない間にいつのまにか終わってる・・・の繰り返し。

でも今の IRON MAIDEN はもうコレでいいのよ。あとはこうしてアルバムを出し続けて「現役バンド」として素晴らしいライヴ・パフォーマンスで過去の名曲群を楽しませてくれれば。もう役目は果たしたしね。
 (Sep. 16, 2003)

Buy this album via Amazon   Download MP3  via Amazon  

KAIPA 91
Keyholder (2003)

スウェーデンのプログレッシヴ・ロック・バンド KAIPA の復活2作目となる 7th アルバム。

北欧風味を感じさせる優しい牧歌的メロディを必然のテクニックでドラマティックに綴ったこの大作は、往年のプログレッシヴ・ロックの名盤たちと同じような空気感に包まれた傑作。

中心人物 Hans Lundin の暖かみのあるキーボード・ワーク、Roine Stolt のエモーショナルに語るギター、Morgan Agren の小技を効かしたドラミングが、演奏者の呼吸を感じる有機的なテンポ・チェンジを繰り返しながらジワジワとスリルを盛り立てる様にツボを責められる快感は・・・マジたまらんッス!
 (Sep. 16, 2003)

Buy this album via Amazon   Download MP3  via Amazon  

KIM KYUNGHO 75
7th – Open Your Eyes (2003)

韓国のアイドル・ヘヴィ・メタル・シンガー Kim KyungHo の 7th アルバム。
本作は、現在の固定ファンからの批判は覚悟の上でこれまでのイメージからの脱却を計った意欲作というだけあって、前作までの様式派ヘヴィ・メタル色は一気に鳴りを潜めた「モダン・ロック」ともいえる作風。

確かに、韓国のセクシー美少女4人組アイドル FIN.K.L のカヴァーである #3 “Now”(コレはコレでキャッチーでアリだけど)をはじめ、コレまでの Kim KyungHo の音世界とは異なる印象で支配されてはいるが、それでもオレ的には充分にハード・ロック/ハード・ポップの範囲内・・・だと思う。

以前通りのネオ=クラシカルなファスト・ギター・プレイの乱舞に悶絶を誘われる #1 “Oasis” に代表されるハードな側面を持つ曲では突き抜け具合をややセーヴしながらも相変わらずの強靭なハイ・トーンが炸裂するし、悶絶バラード #2 “アボジ (父)” 他のメロウ系の楽曲では独特のロマンティックな甘い歌声が存分に楽しめるしで、この楽曲スタイルの路線変更は Kim KyungHo の「本質」を楽しむのにはさほど問題ではないかも・・・だけど、前作を最後に「こっちサイド」から決別したような感じになっちゃうだろうってのは・・・正直やっぱ残念だな・・・。
 (Sep. 16, 2003)

Buy this album via Amazon   Download MP3  via Amazon