4月2006
ASTRAL DOORS 87
Astralism (2006)

スウェーデンの古典派王道ハード・ロック・バンド ASTRAL DOORS の 3rd アルバムは、DEEP PURPLERAINBOW をベースに現代的なパワーを加えた手法でプレイされる後期 BLACK SABBATH 風味の楽曲を看板シンガー Nils Patrik Johansson (vo) の DIO 系歌唱が熱さ満点に歌い上げる・・・という独特のスタイルが“お家芸”レベルの円熟っぷりを見せつける一方で、作品全体からこれまで以上に破天荒なエネルギーをダダ漏れさせた快作。

ジャキジャキと鳴るギター・パートのワイルドなエッジの強さ、そして Nils Patrik Johansson の一皮剥けたハジケ方など、パワー・バンドを強靭に拡幅したバンドが一丸となって更なる前進を狙わんとする勢いの漲り方はカナリ刺激的。 特に Nils Patrik Johansson の従来より平均的な使用音域帯をやや高めに設定した印象の高テンションな絶唱は、これまでの彼のベスト・アクトと思える圧倒的な存在感が素敵だ。

そんな熱いプレイに引っ張られるように、各楽曲の叫びどころ/拳の振り上げどころ/ヘッドバングの誘発しどころを心得たキャッチーなフックの充実度も過去最高のものに。 強力な疾走チューンズはもちろんのこと、広島をテーマにした #2 “Black Rain” 先に EP として発表済みのリーダー・トラック #7 “Raiders of the Ark”、メロディックにギャロップするメタル・アンセム #12 “In Rock We Trust” らのミドル・テンポの楽曲群がここぞの適所で輝きを放つバランスの良さがポイント高いッス。

 (Apr. 04, 2006)

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ATARGATIS 70
Wasteland (2006)

現在 DARKWELL で看板を張る赤毛♀シンガー Stephanie Luzie タンの元鞘バンドであるドイツのミスティック・ゴシック・ダーク・メタル・バンド ATARGATIS が、この度デビュー・アルバムを Massacre からリリース。

Stephanie タンの可憐なエンジェリック・ヴォイスが乗るのはシンフォニックな正調ゴシック・メタルで、耽美なダーク・エキサイトメントをゴシカルに綴る一方で、疾走をもためらわない NIGHTWISH 的正統へヴィ・メタル風味の強さも特徴的。

全編でベース・パートを Martin Motnik (b/DARKSEED) が、男声パートを Stefan Hertrich (vo/DARKSEED) がそれぞれ担当し、DARKWELL, LEAVES’ EYES, ATROCITY でも客演するフルート奏者 Moritz Neuner もサポート・・・という“格”的にも万全の体制でのデビューなんだけど、肝心の内容的には「まだまだこれから」って感じッスな。。 底の浅い楽曲は平凡かつ無個性だし、各プレイヤーのヴァイヴも希薄、主役の Stephanie タン の歌唱も音程が甘い箇所が目立ったり・・・。

てか、Stephanie タンのプロモショットに DARKWELL の時のような「萌えオーラ」が皆無なのは何故? ってことで、オレ的には欧州ゴサー少女系鍵盤奏者 Satyria タンの方が萌え度高し。

 (Apr. 10, 2006)

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BAL-SAGOTH 85
The Chthonic Chronicles (2006)

True Kings of Bombastic Baroque Britannic Battle-Metal バンド(長い!/笑)BAL-SAGOTH が5年振りに放つ待望の 6th アルバム。

Wacken 2004 で体験した「あ~ぁ、観なけりゃよかったよ…」的な激ショボ・ショウの悪印象から、本来なら期待高まりまくりのハズだったこの久々の新譜にもイマイチ食指が伸び辛くなってたけど・・・こうしてスタジオ作では完成度高く仕上げてくるのはやっぱり流石だなぁ。

ド派手なオーケストレーションを伴ったシンフォニック・ブラックの上で、Byron 先生の朗読ヴォイスが古語を交えながら H.P. Lovecraft インフルエンスな文学的暗黒歌詞世界をミステリアスに綴る超ドラマティックな一大叙事詩は、これまでと全く不変の BAL-SAGOTH 以外の何者でもない出で立ち。 本作は初期に通じるアグレッシヴなブラック・メタル色を随分と取り戻しているようで、そのせいで前々作 “The Power Cosmic” ~前作 “Atlantis Ascendant” で強く感じられたマンネリ感がいくらか軽減された感じがするのが好印象だ。

最初、オーケストレーション/メタル・パート双方から感じたやや軽めのチープさに前述のライヴ時の悪夢が脳裏をよぎったりしたけれども、中盤 #4 “The Obsidian Crown Unbound” あたりから爆発的に盛り上がり始め、完ッ全に映画音楽な #9 “To Storm the Cyclopean Gates of Byzantium” を頂点としてラストのデビュー作への回帰を暗示する終曲 #12 “Return to Hatheg-Kla” まで一気に雪崩れ込む怒涛のスペクタクルは、結果的にスゲー楽しめたデス。 今後リピートするにつれ色々見えてきそうな奥深さアリな所も◎。

DRAGONFORCE に移籍した Dave Mackintosh (dr) の穴は、後任に就いた Dan Mullins (dr/THE AXIS OF PERDITION) の凄腕っぷりのおかげで全く影響ナッシング。

 (Apr. 10, 2006)

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BEYON-D-LUSION 84
Intuispection (2005)

フランスのメロディック・デス・メタル・バンド FURIA の鍵盤奏者 Mehdi Khadouj (key, g) と英国人女性シンガー Alexandra Bernard 嬢を中心とした、フレンチ・ゴシック・メタル・バンド BEYON-D-LUSION の 1st フルレンス・アルバム。

とにかく一聴して圧倒されるのが、Alexandra 嬢の超絶な歌の上手さ。 Anneke van Giersbergen タン (vo/THE GATHERING) のフォロワーであるのは明白ながら、そのしとやかな情感歌唱の抑揚に満ちた表現力は、本家以上とも思える程に素晴らしいものだ。

ちょいデジ風味のモダンな空気感を伴ってへヴィにグルーヴする乾いたへヴィ・リフに、Alexandra 嬢の極上歌唱が絡まるようにミステリアスに舞う・・・というスタイルの楽曲も、その THE GATHERING の90年代中期作や初期 LACUNA COIL に準じた色彩。 正直、最初聴いた時には没個性で地味な印象を受けたけど、Alexandra 嬢 の歌声の美しき魔力に誘われてリピートを重ねるうちに、各メンバーの高いミュージシャンシップから生み出されるマジカルなオーラが、この身にじわじわと沁みてきてマスよ。(継続中)

Mehdi と同じく FURIA にも籍を置くドラマー Julien Nicolas の有機的かつテクニカルなドラミングもカナーリ好みだし・・・コリャ FURIA のアルバムも買って聴かなくちゃだなぁ。

 (Apr. 07, 2006)

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DARK PRINCESS - OLGA ROMANOVA 85
Without You (2005)

ロシア連邦トゥーラに住まう美しき赤毛歌姫 Olga Romanova 嬢をフィーチュアしたメロディック・ゴシック・メタル・バンド DARK PRINCESS のデビュー・アルバム。

同郷のゴシック・メタル・バンド FORGIVE-ME-NOT のメンバー Mikhail Guz (g), Victor Kukoverov (♂vo) 両名の全面的なサポートを得て製作された本作、パッケージのイメージから来るクラシカルなメディヴァル耽美色は意外にも希薄で、デジ風味が仄かに漂うモダンな哀愁ハード・ロック調の楽曲は、EVANESCENCEEDENBRIDGELULLACRY÷3と喩えられよう佇まい。

Olga 嬢の歌声は、Sabine Edelsbacher 嬢 (EDENBRIDGE) の癒しヴォイスを少々太くしたようなしっかりとした存在感を持ったもの。 そんな彼女のお姫様コスなヴィジュアルの先入観が感じさせるのかもしれない歌声に漂うどこか格調高い気品と、全曲の作曲も手掛けた Mikhail Guz の実によく弾く様式派ギターが、楽曲にゴシックな重みを与えているのがイイ感じだね。

名曲レベルのサビメロを持った #2 “Living in Me”、王道フィメール・ゴシック・テイストに満ちた #5 “Reach the Sky”、欧風叙情をしっとりと湛えた #10 “My Fragile Winter Dream” をはじめ、ロシア産とは思えぬような高いクオリティのプロダクションで支えられた佳曲が詰まった好盤ッス。

ちなみに、オレ的には Olga 嬢 よりもバック・ヴォーカル担当(本作のレコーディングには不参加)の Titania こと Khayrullina Irina タン(参照:http://darkprincess.ru/Pic/f1132166915.jpg)の方が好みデス・・・と誰にともなく一応報告。

 (Apr. 26, 2006)

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DAYLIGHT DIES 82
Dismantling Devotion (2006)

米ノース・カロライナの5人組メランコリック・ドゥーム・メタル・バンド DAYLIGHT DIES が、レーベルを Relapse から Candlelight に移して放つ4年振りの 2nd アルバム。

ツイン・ギターの暗黒慕情がスピリチュアルに木霊する中でデス・ヴォイスがディープに激情を吐き出すへヴィな骨格に、クリーン・ヴォイスとアコースティック・ギターを絡めてゴシカルな暗黒美を描こうとする様子は、各方面で KATATONIA, OPETH というキーワードが用いられるのが納得のスタイル。

鬱気満載のダーク・メランコリアがデス・メタリックな攻撃性と共にスローに沈み込む見事な悲哀メタルっぷりは、“米国産”というネガティヴ・ポイントを十分にカヴァーする本場モノ以上に北欧系ド真ん中な絶望的感触が心地良いデス。

前作同様、楽曲群が非常にクオリティ高くもややメリハリに欠けるという惜しさを見せてはいるものの、のっけからの悲愴リフに速攻で降参させられる #1 “A Life Less Divided”、暗鬱ドライヴの中で泣きのギターが映える #7 “Lies that Bind” など、一聴して耳を惹く佳曲もしっかりと存在。 今後気長に聴きこんでいきたいと思える良盤ッスな。

 (Apr. 10, 2006)

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EVERGREY 74
Monday Morning Apocalypse (2006)

スウェディッシュ・メロディック謝罪メタル・バンド EVERGREY の 6th アルバム。

Tom S. Englund (vo,g) のエモーショナルな自閉的熱唱と、その TomHenrik Danhage (g) が弾き出すウェットなテクニカル・ギター・ワークが映える EVERGREY 独特のダーク・メタルの風合いこそ、確かにれまでの作品を継承するものなんだけど・・・なんか急激に小粒になっちゃってない?

本作では、楽曲の構造がシンプルになると同時にプログレッシヴな味わいがグッと薄まった印象で、これまでは3~4分台ながら旨みをコンパクトに凝縮して短さを感じさせなかったの楽曲が、今回は尺は同じでもアッという間に終わってしまうような物足りなさを感じてしまうんだよな。(寂) 特に #3 “Lost”, #6 “In Remembrance”, #10 “The Dark I Walk You Through”, #12 “Closure” あたりはイイ感じに謝罪テイスト(なんだそれw)が込められてるだけに、その淡白さが非常に惜しいッス。。

前作 “The Inner Circle” を傑作たらしめてた Rikard Zander (key) の活躍の場も少ないし、バンドのイメージとチョイと異なるジャケもイマイチ・・・。 もしかして、欧州で思いのほか人気出たせいで Tom が元気になっちゃって、鬱ならではの神通力が失せた?(苦笑)

 (Apr. 10, 2006)

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FOREVER SLAVE 83
Alice’s Inferno (2005)

女性シンガー&専任ヴァイオリニストを要するスペインの7人組ゴシック・メタル・バンド FOREVER SLAVE のデビュー・アルバム。

Lars Ratz (METALIUM) のプロデュースで Armageddon Music からリリース・・・ってディテールだけで絶対にダメっぽい気がして放置してたんだけど(失礼^o^;)、世間の好評に釣られて買ってみたら、これが意外にも高品質な「正しいゴシック・メタル」でビクーリ。

硬質なメタル・エナジーを仄かなデジ風味もある豊潤なシンフォニーで包み、素直な弱め系ソプラノとデス・グロウルが美醜を競わせるドラマティックなサウンドは、NIGHTWISHAFTER FOREVER の流れを汲んだもの。 メタル色の強い耳触り良い作風ながら、その中にゴシックならではの不穏な暗黒ムードをしっかりと漂わせる堂に入ったセンスの良さには、なかなかに唸らされるものがあるデスよ。

そんな内容云々はさて置き(置くな!笑)、注目すべきは Tarja の抜けた NIGHTWISH の後任候補と噂されているらしい Lady Angellyca 嬢 (♀vo) の存在ですよ野郎ども。 「こ、この歌でホンマに候補に挙がるんかいな?」(苦笑)的な淡々とした平坦歌唱についてはスルーするとして、自身のドS系美貌(激萌)を素材として Web 上でモデル/アーティスト活動を行う(http://www.ladyangellyca.com/)など、ゴシック・メタル史始まって以来かもしれない最強にナルシストなエロキャラは、今後に色んな期待を抱かせてくれますな。

 (Apr. 10, 2006)

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FREQUENCY 83
When Dream and Fate Collide (2006)

スウェディッシュ・メロディック・パワー・メタル・バンド FREQUENCY のデビュー・アルバム。

なんとこの FREQUENCY、5人のメンバー中 Linus Wikstrom (g), Tobias Birgersson (g), Daniel Hannedahl (dr) の3人が、1998年にかの傑作 “The Primal Event” 一枚を遺して消えた北欧美旋律デス・メタル・バンド LOTHLORIEN のメンバーだというのが凄いっちゅーか懐かしいっちゅーか。

彼らがこのバンドで演っているのは、デス・メタルではなく熱唱ヴォーカルを据えた正統派メロディック・パワー・メタル。 やはり耳を惹くのは LOTHLORIEN 譲りの慟哭ギター・パートで、テク的にはボチボチのレベルなりに丁寧に叙情を紡いで形成されるドラマティックな旋律美は魅力たっぷり。 特に、リフの端々に細やかに仕込まれたクラシカル・エッセンスには、しばしば身悶えさせられてしまうですよ。

惜しむらくは、シンガー Glenn Lauren による R.D. Liapakis (vo/MYSTIC PROPHECY) と 下山 武徳 (vo/DOUBLE DEALER) の中間あたりの質感のちょいガナリ系歌唱の粗さと、それで歌われるメロディが凡庸なこと。。 次作ではこのあたりがなんとかなってると嬉しいッスな。

ちなみに、結成当初にはアノ名手 Dick Lovgren (b/LAST TRIBE, ex-TIME REQUIEM, MESHUGGAH, ARMAGEDDON etc.) も在籍してたらしいデス。

 (Apr. 13, 2006)

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HUBI MEISEL 80
Kailash (2006)

ジャーマン男前シンガー Hubi Meisel (ex-DREAMSCAPE) の 3rd アルバムは、チベットの山岳を舞台に青年とライオンが仏教世界を巡る旅路を描くストーリー・アルバム。

前作 “EmOcean” は“海”がテーマで今度は“山”・・・と地理条件(笑)が変われど、聴こえてくるのは前作とほぼ同路線の、Hubi の穏やかなマイルド歌唱がマターリしたプロッグ・グルーヴを生み出す雄大なスケールを持った煌びやかなランドスケープ・プログレッシヴ・メタル。

・・・なんだけど、本作は前作での長閑な退屈さが嘘のような聴き応えに満ちているのが驚き。 楽曲自体は、シタールの音色などテーマに沿ったエスニック風味のフックも散見できつつも相変わらず比較的淡白なモノなんだけど、物語の起伏と同調するメタル・エッジの見せ場から漂う“バンド然”としたハードなヴァイヴが前作にない美味しさなんだよね。

その理由の一つがバック陣の充実かも。 センスフルな空間彩色を司る Vivien Lalu (key/LALU)、悶絶スーパー・プレイを繰り出す Marcel Coenen (g/SUN CAGED) の常連に加えて、本作では MAGO DE OZ の叙情ソロイスト Jorge Salan (g)、プレーヤとしてもやっぱ一流の Daniel Flores (dr/MIND’S EYE etc.)、フレットレスの妙技をも見せ付ける Johan Niemann (b/THERION, MIND’S EYE) がジョイント。 2曲のボーナス・トラックでは ARABESQUE, LALU の技巧派ギタリスト Joop Wolters も参加するという布陣は、ある意味最強とも思える贅沢っぷり。

そんなバック陣の充実に釣られるように、Hubi 自身のチョイ女々し系低体力歌唱にも自信&説得力漲るこれまでにないタフさが感じられる本作、紛れもなく彼のキャリアの代表作となるんだろうな。 面目躍如の好盤。

 (Apr. 13, 2006)

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JEREMY 71
The 2nd Advent (2006)

韓国のベテラン・クリスチャン・プログレッシヴ・メタル・バンド JEREMY の 6th アルバム。

恐るべき安定度を誇るワールド・クラスの超テクニシャン Cho Pil-Sung (g) をはじめハイ・レベルなプレイアビリティを持つプレーヤが揃っていながらも、シンガー Mo Jung-Gil (vo) の不安定なヒステリック・ハイトーンが時に耳障りだったり、型に囚われないプログレッシヴな発想から生まれた楽曲がそれ故にカナーリ散漫だったり・・・と、マイナス要因が目立つ。

しかし、美貌のOL系女性キーボーダー Jung Mi-Sun タンの存在のおかげで、それらは完ッ全に帳消しだ。 絶対オレに気がある!!と勘違い必至のゆるやかな微笑みから一転してキモスパーを蔑むドS視線へとなだれ込む究極の悶絶デレツン・パフォーマンスに「罵倒されたいなぁ」「ビンタ張られたいね」とうわ言の様に繰り返した昨秋の来日公演の様子を本作を聴きながら思い出すたび、我が頬には想像妊娠のように赤い手のひらの痕が浮き出てくるのだから・・・。(昇天)

 (Apr. 20, 2006)

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KORPIKLAANI 90
Tales Along This Road (2006)

フィニッシュ森メタラー KORPIKLAANI の、“世にもコルピな物語” という邦題もナイスな 3rd アルバム。

KORPIKLAANI といえば “Wooden Pints” の爆笑PVに端を発したコミカルなイメージが強く、ここでもオチャラケ路線の変な邦題を付けられちゃったりしているが(いや、俺は肯定派だよ!)、本作ではこれまでにないシリアスな統一感の存在が印象的。

民謡風味たっぷりに鳴りまくるアコギ、アコーディオン、ヴァイオリン、笛の音色が爆走へヴィ・メタルのフォーマットを侵食する独特のお祭り的サウンドは、本作をもってこの KORPIKLAANI をフォーク・メタル・シーンのトップの位置に置きたくなるような絶妙なバランス感に満ちた高い完成度が見事だ。

まさに痛快な爆裂オープニング・チューン #1 “Happy Little Boozer (痛快!飲んだくれオヤジ)”、極限の哀愁を撒き散らして疾走する #3 “Midsummer Night (呑めや、歌えや、夏休み)”、隠し味のアコギが泣けるメランコリック・ナンバー #6 “Under the Sun (森の木陰でクールビズ)”、勇壮なる激走フォーク・マインドに高速ヘドバン必至の #8 “Rise (漢(おとこ)の勲章~コルピクラーニ編~)”・・・と、無条件でグッと来ざるを得ない抜群の高揚感満載の楽曲群の出来は過去最高。

もうちょいしたらこれが Wacken で観れると思うと、居ても立ってもいられませんがな!! Hittavainen! Hittavainen!!

 (Apr. 26, 2006)

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LACUNA COIL 85
Karmacode (2006)

前作 “Comalies” リリースから3年の間に、ライヴや微乳歌姫 Cristina Scabbia 嬢のメディアへの露出展開等の精力的な活動で米国シーンでの足場をガッツリと固めたイタリアン・ゴシック・メタル・バンド LACUNA COIL が、満を持して放つ 4th アルバム。

ルート・キー近辺の狭いレンジでのたうつヘヴィネスのグルーヴ粒子を一気にソリッド&ドライにシェイプしてきた辺りにワールドワイド展開への色気が見え隠れするものの、オリエンタルな旋律美がエスニックに踊る LACUNA COIL 流アンビエント・メタルの骨子は些かも不変だ。

一聴した当初「ややスマート過ぎて薄味」な印象だったが、聴けば聴くほどにそれはどんどん解消。 大きな強化を感じさせるダイナミックなリズムの上で Cristina タン の艶声と今回またまた存在感を増した Andrea Ferro (♂vo) の濁声の交錯が描くミステリアスなメランコリーの独特の開放感はやっぱ魅力的なんだよな。 このあたりの即効性の低さは前作同様ッスな。

オレ的最高傑作 “Unleashed Memories” のレベルは当然望むべくもないけど、魔術的な中東風テーマ・メロディが耳から離れないリーダー・トラック #3 “Our Truth”“Underworld Evolution” のサントラで聴いた時は全然ピンと来なかったのになぁ… ^o^;)、キャッチーにドライヴする #9 “Closer”、メロウなユルさが美味しい #12 “Without Fear” あたりは結構イイ線行ってマス。

 (Apr. 20, 2006)

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LIV KRISTINE 89
Enter My Religion (2006)

THEATRE OF TRAGEDY ~現 LEAVES’ EYES のゴシック・メタル界を代表する歌姫 Liv Kristine 嬢が、8年前の1stソロとは完全に別人なジャケ写で迫る(笑)2作目のソロ・アルバム。

ここでのメインの作風は軽快なスカンジナヴィアン・ポップで、特に音楽が趣味というわけでもない浮動票層が好んで聴くような「フツーの女性ヴォーカル作品」としてのクオリティがバッチリと備わってるのが凄いわ。

そんなメジャー感覚に溢れるジェネラルな音像の中でも(だからこそ?)Liv 嬢のコケティッシュ歌唱は美しく響きまくり。 サズ、ウード、マンドリン、シタールなどの民族楽器を使ってのオリエンタルなアクセントを配しながら、低気温な淡い北欧の郷愁を発散したり低血圧なのに空元気的を出してみました的な気だるいドライヴ感を生んでみたり・・・と様々な表情を見せる予想以上に魅力的な楽曲群には、ググッと惹き込まれてしまう。

Peter Tagtgren (HYPOCRISY, PAIN) 作って嘘やろ~?って感じの明るく快活なオープニング・チューン #1 “Over the Moon”、これまた Timon Birkhofer & Alexander Krull (LEAVES’ EYES, ATROCITY) が書いたとは思えぬしっとりとしたメロウなシングル曲 #2 “Fake a Smile”、仄かな哀感がアコースティックに響く #5 “Coming Home”、優美な弦楽の音色が美味しいモダン・ポップ #8 “You are the Night” らのポップ・チューンに混じって、しっかりと出自を物語るハード・エッジなゴシック・ロック・チューン #4 “My Revelation”, #6 “Trapped in Your Labyrinth” の2曲が存在し、その双方が名曲クラスの出来の良さ・・・ってのも嬉しいのぅ。

 (Apr. 04, 2006)

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MISERY INC. 81
Random End (2006)

フィンランド産メロディック・エクストリーム・メタル・バンド MISERY INC. の 2nd アルバム。

スラッシュ・リフがクランチーに刻まれるアグレッションの上には妙に素直な明快ノーマル・ヴォイスが載り、そこから急転するキャッチーなサビではデスなグロウルが邪悪に響くという「逆メタルコア」(笑)な面白風味を発散しつつ、全体の印象は極めて正統派なパワー・メタルだったり。

スラッシュ・パートの風合いにジャーマン様式スラッシャー PARADOX っぽさを感じたりしながら、全体のレトロモダンな正統的エクストリーム・タッチは TRIVIUM っぽいかも?・・と、無理やり形容しようとしてもチョイと難しい独特のサウンドは、クセになりそうな新鮮さアリ。

メロディに封じ込められた北欧独特のメロウな憂いと、ドラマティックに展開する構築美系ギター・ソロの存在も大きな魅力で、それらが上手く結実した #9 “Truth” にはかなーりツヴォな感じでハマり中♪

 (Apr. 13, 2006)

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NARNIA 63
Enter the Gate (2006)

スウェーデン産メロディック・メタル・バンド NARNIA の 5th アルバム。

初期に顕著だった Yngwie Malmsteen Music への傾倒っぷりは過去の恥部・・・と言わんばかりに、本作で展開されているのはファンタジックでもネオ=クラシカルでもない「普通の」メロディックなへヴィ・メタル

うーん・・・楽曲&プレイの魅力もなくはないしプロダクションのクオリティも非常に高いしで、「うんうん、中々イイぢゃん?」って頷きながら聴けちゃうんだけど、とにもかくにも“地味”の一言。 感想まとめるのに一番困るタイプだ。。

さらに残念なのが、Carl Johan Grimmark (g,key) の大人しさ。 染み付いたネオクラ・センスを端々に滲ませてはいるものの、楽曲優先の奥ゆかしい姿は聴いてて歯痒さ満点だ。 Christian Rivel (vo) のヴォーカルも、表現力豊かでフツーに上手い部類に入るんだろうけど、DIVINEFIRE 来日時に判明した無駄に熱苦しい面白キャラが変に印象付いちゃって脳内で変なバイアスがかかっちゃうし。(^o^;

一番耳を惹かれたのが、Carl 自身がコントロールするキーボード・パートの意外なセンスの良さ・・・なぁんてバンドの本質とあまり関係のない部分だっちゅーのが泣けますな。

 (Apr. 04, 2006)

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QUEENSRYCHE 59
Operation: Mindcrime II (2006)

「プログレッシヴ・メタルの祖」QUEENSRYCHE の 9th アルバムは、コンセプト・アルバムの大々傑作としてヘヴィ・メタル史上3番目に輝く “Operation: Mindcrime” の続編。(言うまでも無く頂点は “Abigail” by KING DIAMOND で、次が同じく “Them” ね)

ま、完全に終了済みのバンド風情が今更そんな大風呂敷を広げてきたところで、ソレで期待が高まるってワケもでなく・・・実際に接してみた結果も、やっぱ順当にツマンなかったなぁ。(苦笑)

確かに、ツイン・リードをはじめとするギター・パートのハードな鳴り方や、改めて巧者であることを再認識させられる Geoff Tate (vo) の声の張り、そして散りばめられた18年前の前編へのオマージュに、近作には無かった「往年の QUEENSRYCHE っぽい雰囲気」(つっても “Promised Land”“Hear in the Now Frontier” の中間って程度かな)は感じ取れる。 が、これが歴史的名盤 “Operation: Mindcrime” の続編かどうか、もっと言えば QUEENSRYCHE の作品であるかどうかさえをも抜きに、フラットな視点でロックとして and|or 音楽として眺めてみても、楽曲そのもののこの退屈さはどう考えても致命的だ。

ただし #10 “The Chase” だけは神曲。 なぜなら Ronnie James Dio (vo/DIO) が Dr. X 役を演じているのだから!

 (Apr. 07, 2006)

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SCAR SYMMETRY 88
Pitch Black Progress (2006)

スウェーデンのメロディック・エクストリーム・メタル・バンド SCAR SYMMETRY の 2nd アルバム。

デビュー作から約1年と比較的短いスパンでのリリースとなったが、モダンな先鋭アグレッションの中でデス・グロウル/ノーマル・ヴォイスとテクニカル・ギターが秩序良く鬩ぎ合う「進化系 SOILWORK」なサウンドは、この短期間でさらに劇的な進化を遂げた。

なんといっても、Christian Alvestam (vo/UNMOORED, INCAPACITY, TORCHBEARER) の歌唱の冒険が凄い。 前作でも大きくフィーチュアされていたスマートなクリーン・ヴォイスを、本作ではその倍量以上に大胆に配置。 「熱唱」と呼べるほどに歌い上げちゃうトコでは少々無理を感じる場面もアリ~の(苦笑)、その歌唱が生むメロハー(あえて略称)的ですらあるアンバランスなポップ・フィールは、この SCAR SYMMETRY 独自のモノともいえる新たな魅力だ。

オープニング・チューン #1 “The Illusionist” のいきなりキラーなカッコヨサが以降の前半の印象を薄めてしまっている感はあるが、スケール感に満ちたドラマティック大作 #8 “The Kaleidoscopic God”、ライヴ映え必至のアグレッシヴ・ナンバー #9 “Retaliator”、哀愁メロディック・ハード風味満載の #10 “Oscillation Point”、ボーナス・トラックを超越した出来のキャッチーな #12 “Carved in Stone”・・・と、終盤の充実度は文句ナシ。

もちろん Jonas Kjellgren (g/CENTINEX, ex-CARNAL FORGE), Per Nilsson (g/ALTERED AEON) コンビによる、構築美バリバリの泣きの悶絶テクニカル・プレイも全編で炸裂。 いや~、ホンマええバンドや。

 (Apr. 20, 2006)

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SPHERIC UNIVERSE EXPERIENCE 86
Mental Torments (2005)

フランスの5人組プログレッシヴ・メタル・バンド SPHERIC UNIVERSE EXPERIENCE のデビュー・アルバム。

超絶技巧が激しいメタリック・バトルを繰り広げるスタイルの「初期 DREAM THEATER タイプ」に分類されよう楽曲群は、各メンバーの卓越した円熟技量がほぼ同じ割合で主張しあう密度の濃いスリルをシンガー Franck Garcia によるマイルドな明快歌唱がメロディックな歌モノとしてフィルタリングする、耳馴染みの良いクオリティの高さが魅力的。

15分超の組曲となったタイトル・トラック #7 “Mental Torments” を含む大作志向の作風も嬉しく、「技巧派プログレ・メタル、かくあるべし」的なテクニカルなカタルシスと歌メロを含む旋律美がもたらす高揚感の絶妙なバランスは、ANDROMEDA の奇跡のデビュー作 “Extension of the Wish” を初めて聴いた時の感触に近いかも。

達者揃いの楽器陣の中で一際この耳が惹かれたのが、Influences Musicales として Nobuo Uematsu の名を挙げる鍵盤奏者 Fred Colombo のプレイから溢れ出す良質のエゴ。 メタル以外の素養も深そうなナイス・センスで楽曲の彩色をリードする様は、今後の動向に注目させるに十分な凛々しさッスわ。

ま、冷静に聴くと端々でまだまだ整理が必要に思える箇所はあったりするんだけど、ファースト・インパクトの強烈さが、ややベタ褒め気味にさせてしまうってことで。。

 (Apr. 10, 2006)

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THE GATHERING 87
Home (2006)

オランダのプログレッシヴ・ゴシック/トリップ・ロック・バンド THE GATHERING の 8th アルバム。

既にメタル・テイストは皆無に近いスタイリッシュなアンビエント・トリップ・ポップ/ロックな音像だが、アヴァンギャルドなノイズのエキセントリックなグルーヴを掻き分けて表層に浮き出る薄日の下でまどろみを誘われる清静な北欧慕情は、間違いなく「ゴシック」そのものだ。

つかね・・・Anneke Van Giersbergen タン・・・ホント改めてなんちゅー魅力的な声なんだろうと思わされるわ。 穏やかな柔和さの中に芯の強い激情を忍ばせたクリアな艶声が、小雨まじりの曇り空に吸い込まれていく様は、不思議なほどに自然体。 ふと気が付くと、彼女の歌声に没頭してる自分がいるデスよ。

あ、この味わい、ANEKDOTEN, PAATOS, WHITE WILLOW らの“鬱系”と同列のものじゃん。(今更)

 (Apr. 22, 2006)

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THEATRE OF TRAGEDY 81
Storm (2006)

ノルウェーのゴシック・メタル・バンド THEATRE OF TRAGEDY の4年振りの 6th アルバムは、脱退した Liv Kristine 嬢 (vo/LEAVES’ EYES) の後任に Nell Sigland タン (vo/THE CREST) を迎えた転機の一枚。

デジ・ポップなライトさを推し出していた前々作 “Musique” ~前作 “Assembly” ではあえて距離を置いていたと思える「ゴシック・メタル」のフィールドに、なんと本作はいきなり再突入。 初期に通じるヘヴィなメタル・エッジと前述の2作を経たことで得たクリアなモダン・エッセンスが融合したプチ・ダークな美世界は、方向性としては嬉しいことこの上ないものだ。

普段は女教師(!!)っつー Nell タンの歌声は、Liv 嬢を意識した酷似歌唱を心がけながらもやや甘めなコケティッシュ・ヴォイスが魅力的で、ヴォーカル・パート的には Liv 脱退の痛手は特に感じないかな。

ただ、全編で耳を捉えるメロディーがたっぷりと配されているんだけど、コンパクトな個々の楽曲の味わいはイマイチ薄く、聴いてて「おぉ~イイやん!?」と雰囲気に惹かれつつ、一枚聴き終わってみると実はあんまり印象に残っていないタイプ。 ま、これまでの作品もどっちかっちゅーとソレ系だったから、それは特に問題ないか~。(苦笑)
 (Apr. 26, 2006)

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VALENTINE 80
The Most Beautiful Pain (2006)

2004年の最初のアナウンス以来長らくリリースが見送られていた和蘭のナル系ハード・ポップ貴公子 Robby Valentine 様の 7th アルバムが、この度ようやく Frontiers からリリース。

QUEEN をはじめ ELO, David Bowie, Tori Amos, LED ZEPPELIN, Prince, Roy Orbison らの ‘70~’80s から果ては BACKSTREET BOYS, Britney Spears に至るまで、ポップ・ミュージックへのオマージュをカミング・アウトするドラマティックなパクリッシュ・ポップは、今回も安心の Robby 様ワールド。

今回、妙に寄せ集め感が強いのと、一部で見せるヘヴィでモダンなアプローチが「超上っ面舐めただけタイプ」なのがやや気になりつつも、ZINATRA の名曲 “Love Never Dies” を彷彿させるドラマティックなピアノ・バラード #5 “The Cold and Lonely Lie”、ティピカル AOR ハードの佳曲と言うに相応しい #11 “How Many Times” の2曲がカナーリの素晴らしさだったので、万事オーケー。

ちなみに、新作となる 8th album “Falling Down in Misanthropolis” も、Frontiers より初秋に発売予定・・・らしいよ。(全然信じてない/笑)

 (Apr. 22, 2006)

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ZEELION 86
Steel Attack (2006)

スウェーデンの様式派ハード・ロック・バンド ZEELION が8年振りに復活して 2nd アルバムをリリース。

テクニカル・ギタリスト Sudden (a.k.a. Magnus Soderman g/ex-ROSICRUCIAN) のネオ=クラシカル・プレイを主軸としながら、バリバリのテクニカル系ではなくキャッチーな歌メロを配した柔らかな北欧系B級王道ハード・ロックな味わいは、世紀を超えても健在だ。(嬉)

まさに GLORY meets NATION な(ってのはちょいと誇大表現だけど/汗)強力なオープニング疾走チューン #1 “I Burn” に激しく悶絶しつつ、その後は終盤までチョイ地味めの展開が続くではあるんだけど、北欧様式美の中に忍ばせた VANDENBERG を思わせる ’80s 欧州メタル風味の妙味は、この手の音にはノスタル爺と化してしまうオレを大きく満足させてくれるのデス。 よくぞ復活してくれた!!

 (Apr. 26, 2006)

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