12月2006
WINTERBORN 81
Cold Reality (2006)

自称「The Coldest Finnish Heavy Metal Band」WINTERBORN のデビュー・アルバム。

シンガーの堂々たる歌唱が映えるキャッチー&コンパクトな正統派へヴィ・メタルは、往年の「北欧メタル」風味を大胆に封じ込めた SUPREME MAJESTYTWILIGHTNING に類するスタイル。 ギター・リックが80’s USメタル的なフラッシーなエッジを演出すると同時に、北欧らしいクリアな清涼感にも包まれた高品質な楽曲は、なかなかに魅力的。

惜しむらくは、非常にテクニカルながらも抑揚に欠けるギター・プレイ。 なんかさ、フィンランドのコレ系のバンドのギタリストってどうして皆 Jani Liimatainen (g/SONATA ARCTICA)みたいなトーンなんだろ?

 (Dec, 29, 2006)

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WINTERDOME 79
Weltendammerung (2006)

ドイツ産7人組エピック・ゴシック・メタル・バンド WINTERDOME の1stフルレンス・アルバム。

指輪物語を題材にしたコンセプト・アルバムらしく、曲間にドイツ語ナレーションを挿入しながら展開するドラマティックな楽曲は、デス/クリーンの両ヴォイスとヴァイオリニスト兼シンガー Lisa Hinnersmann 嬢(美女)が絡み合う、メロディックなリッター・ロック風味のもの。

ミドル・テンポ中心でやや地味な印象だけど、没頭して聴き込めばジワジワ良くなってきそう。 クオリティはカナーリ高いデス。

 (Dec, 26, 2006)

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WINTERHORDE 85
Nebula (2006)

中東イスラエルのメロディック・ブラック・メタル・バンド WINTERHORDE の1stフルレンス・アルバム。

いやーコレ、マジでよく出来てるわ。 正直、音質も微妙にチープだし演奏もやや拙かったりするんだけど、悲壮なる哀切感満点のブラック疾走とともにイ゛ヤ゛ァ゛ーーーーーーーッ!!とデス・シャウトをカマす場面がちゃんと様になってる格好良さは出色モノ。

適所でシンフォニー&女声による味付けを施しつつも、基本的にはギター・パートのフレージングをベースにドラマティックに構築された楽曲がもたらす高揚感はなかなか見事で、その悶絶感は ILLNATH を初めて聴いた時のそれに通じるモノあり。

祖国の波乱の歴史から流れ出す悲哀が、音の端々から漏れ出してくるのもタマランです。(たぶん先入観/汗)

 (Dec, 03, 2006)

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XIV DARK CENTURIES 85
Skithingi (2006)

ジャーマン・ペイガン/ヴァイキング・メタル・バンド XIV DARK CENTURIES の2ndアルバム。

フォーキーな叙情旋律をフィーチュアした、正統パワー・メタル色も忘れないシケシケな辺境風味たっぷりのペイガン・メタルは、ロシアの PAGAN REIGN にも通じる超本格派。 土着フォーク、ジャーマン疾走、北欧ポルカなど全部入りな最強レベルの #4 “Things” をはじめ、本気度の高さと聴き易さを両立した楽曲群からは、寒々としたバトル・ランドスケープがしっかりと目に浮かぶ。

欲を言えば、それぞれの曲が3~4分台とやや短めなせいでチョイと物足りなかったりする部分もあるんで、今後はもうちょい長尺な曲も演ってくれると嬉しいかな。

ま、メンバーがヴァイキング装束(with 毛皮)を纏って雪の中に佇んでるだけで、全てがOKなんだけど。(馬鹿)
 (Dec, 03, 2006)

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