UFO 81
The Visitor (2009)

今年でなんと結成40周年(スゲー)を迎えた英国の大ベテラン・ハード・ロッカー UFO の20th(かな?)アルバム。

リラックスした空気の中に枯れたブリティッシュ・ブルーズ・ロックが流れるここ数作同様の激渋路線ながら、Vinnie Moore (g) が加入して3作目、そして Andy Parker (dr) が復帰して2作目という時の経過が生んだ「呼吸」の心地良さ、そして今年念願叶ってWackenで観ることができたこの体制でのショウの素晴らしさの記憶による脳内補完によって、各曲から貫禄とともに極上グルーヴがビンビン伝わってくる。

そしてやはり Vinnie Moore。 ジャジー/ブルージーなエモーションと超絶技巧派ならではのファストなスリルのバランスを上手く取りながら、アダルトな落ち着きを放つ楽曲に自らの主張を自然に溶け込ませつつ劇的な見せ場を形成する手腕はホント凄い。 ナイスなナチュラル・トーンな音色の中で全ての音素を完璧にコントロールする様はまさに「ニュアンスの神」だ。

あ、また Vinnie Moore のことしか書いてない。(汗) えーと、Phil Mogg (vo) の英国ヴォイスもメチャクチャ渋くてタマランですよー。

(Nov. 3, 2009)

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