ASPERA 75
Ripples (2010)

ノルウェーのプログレッシヴ・メタル・バンド ASPERA のデビュー・アルバム。

初期 DREAM THEATER をメロディック&テクニカルなフォーカスで正しく継承する、CIRCUS MAXIMUS, SEVENTH WONDER らと同系の北欧メロディック・プロッグ・サウンドが身上。 高い技巧が映えるテクニカルなスリルと北欧産らしいクリアな旋律美をモダンなシェイプでパッケージした音像は、美しいアートワークともリンクするデビュー作らしからぬ品質の高さに唸らされる。

とはいえ、Robin Ognedal (g), Nickolas Main Henriksen (key) という上物陣の派手なフレージングをキーにして緩急豊かにドラマを紡ぐその絶妙な構築センスの高さとは裏腹に、楽曲/メロディそのものの印象はかなり薄め。 その主因はやっぱ、全編に“軽さ”を塗布してしまっているシンガー Atle Pettersen の粗く細い声かと。 もし Nils K. Rue (vo/PAGAN’S MIND) あたりが歌ってたらカナーリ悶えそうなんだが・・・。

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