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	<title>Castle of Pagan</title>
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	<description>Metal, Metal, Metal</description>
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		<title>EVENOIRE - Vitriol - 90%</title>
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		<pubDate>Wed, 25 Apr 2012 12:20:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
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		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[イタリア産ゴシック・メタル・バンド EVENOIRE の1stフルレンス・アルバム。
モノクロームの中にブルーのアクセントが印象的に映える、往年のプログレ・ジャケの巨匠 Marcus Keef の作品に似たタッチのアート [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>イタリア産ゴシック・メタル・バンド <em>EVENOIRE</em> の1stフルレンス・アルバム。</p>
<p>モノクロームの中にブルーのアクセントが印象的に映える、往年のプログレ・ジャケの巨匠 <em>Marcus Keef</em> の作品に似たタッチのアートワークを目にした時点でなんとなくビビっと来てたんだけど、実際に聴いてみたら内容的にもその直感がビンゴってな素晴らしさでドニンマリですよ。</p>
<p>一聴して耳を捉えるのは、紅一点のフロント・ウーマン <em>Elisa &#8220;Lisy&#8221; Stefanoni 嬢</em>(美女)が操るフルートの音色。クラシカルなイタリアン・プログレに通じる味わいを放つその優美な旋律が、ゴシック・メタルがまだ“暗黒メタル”だった時代のミステリアスな暗さを孕んだムーディーな楽曲の中で響き踊る様は、言いようもなく心地好い。それらの「前時代的な」両要素を主幹としつつも、ヘヴィ＆アグレッシヴなギター・パートやシンフォ/デジタルな今風アレンジを最低限かつ効果的に配し、決してノスタルジーに陥ることなく2010年代の作品らしいシャープな鼓動を生み出していることにも恐れ入るばかり。レトロとモダンのバランス感覚の取り方が巧いんだよね。</p>
<p>旅の始まりを告げるイントロダクション <em>#1 &#8220;Vitriol&#8221;</em> に導かれるいきなりのキラー・チューン <em>#2 &#8220;Days of the Blackbird&#8221;</em>、そして続くまさに70年代イタリアン・プログレのイディオムを投影させたかの <em>#3 &#8220;Misleading Paradise&#8221;</em> らに代表される、明快な美しさとドゥーミーな暗度が動静巧みにコントロールされた絶妙なダイナミクスを噴出する荒涼たる心象世界を聴き進むひと時は、まさに自らの想像力を試される魔法の旅。<em>Lisy 嬢</em>(美女)、フルートのみならず、柔らかさと力強さの両面を備えた魅惑の歌声もまたタマランのだよなぁ。うーむ、逸材です！</p>
<p>実は今回、本作の日本盤ライナーノーツを書かせて頂いたのですよ。基本的にライナー書いた作品はレビューしないんだけど、コレに関してはマジ気に入ってしまったので（ほ、他のは気に入ってないってわけじゃないんだからねッ！/汗笑）ちょいと書いとこうかな、と。もちろん↑で書いた内容は、提灯的なヨイショ一切抜きッス！(^_^;</p>
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		<title>H.E.A.T - Address the Nation - 87%</title>
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		<pubDate>Wed, 04 Apr 2012 15:38:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[H]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[シンガー Kenny &#8216;チューバッカ(笑)&#8217; Leckremo が脱退、後任に人気オーディション番組 Swedish Idol の&#8217;09年優勝者で現在ソロ・シンガーとしても活躍する E [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>シンガー <em>Kenny &#8216;チューバッカ(笑)&#8217; Leckremo</em> が脱退、後任に人気オーディション番組 Swedish Idol の&#8217;09年優勝者で現在ソロ・シンガーとしても活躍する <em>Erik Grönwall</em> を迎えての3rdアルバム。</p>
<p>その新フロントマン <em>Erik</em> の自信に満ち溢れた極上ハイトーンは流石の説得力を誇り、&#8217;80〜&#8217;90年代風味満点のメロディアス・ハードを覆うアリーナ・ロック的ビッグ・スケール感の創出に大きく貢献。透明感たっぷりに煌めくサウンドの堂々たる洗練味から漂うまるでベテランのような風格は、バンドが新たなステージへと突入したことを確信させるに十分なものだ。</p>
<p>ほぼ同時期のリリースとなった <em>DYNAZTY</em> の新作での成長がバンド自体のプレイアビリティを真摯に高めた結果という印象なのに対し、この <em>H.E.A.T</em> の本作での成長は、バンドが持ってる高いポテンシャルが周りを取り巻く要因に共鳴して全体の質を引き上げた・・・という印象。そのアプローチの違いもなんだか興味深い。</p>
<p>楽曲的にも、今回も多くの外部ライター陣のサポートを得て非常に粒が揃った出来栄えになっている・・・のは確かなんだけど、<em>#2 &#8220;Living on the Run&#8221;</em>, <em>#3 &#8220;Falling Down&#8221;</em> という北欧ハード・ポップの理想形とも言える突出した2曲の他が少々ツボから外れる感じなのがちょいとだけ惜しい。多くの曲で聴かれるA.O.R.タッチのアーバンなメロウネスも心地好いではあるんだけど、俺はそれより <em>Dave Dalone</em> &#038; <em>Eric Rivers</em> のギター・チームが紡ぐ往年の北欧メタルを思わせるスリリングなギター・ワークがもっともっと聴きたいんだ！（^-^;</p>
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		<title>DYNAZTY - Sultans of Sin - 91%</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Apr 2012 16:28:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[D]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[スウェーデンの若きメロディアス・ハード・ロッカー DYNAZTY の3ndアルバム。
スリージーなドライヴ感と骨太メロディアス・ハードのヘヴィ・エッジを融合させた SKID ROW あたりにも通じる&#8217;80年代 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>スウェーデンの若きメロディアス・ハード・ロッカー <em>DYNAZTY</em> の3ndアルバム。</p>
<p>スリージーなドライヴ感と骨太メロディアス・ハードのヘヴィ・エッジを融合させた <em>SKID ROW</em> あたりにも通じる&#8217;80年代後半〜&#8217;90年代初頭の米産メインストリーム・スタイルのフレッシュな質高さは、1st〜2ndで既に証明されてきたとおり。そのうえで、更にバンドの地力を桁外れに高め一皮も二皮も剥けた感バリバリの本作の充実っぷりに震えが止まらない。</p>
<p>とにもかくにも、今回はホンット曲がいいね。狂おしく高揚する冒頭の骨太キラー疾走ハード <em>#1 &#8220;Come Alive&#8221;</em>、そして北欧叙情ハード・ポップの魅力を満載した <em>#3 &#8220;Land of Broken Dreams&#8221;</em> をはじめ、順次挙げていったらキリがないほどにそれぞれの曲が個性を放っている。敢えて言えば、いいな！と思った曲が概ね外部ライター陣の仕事だってところに若干の引っ掛かりを感じたりもするんだけど、それも各曲を包む完全にA級バンドの極上アトモスフィアの前には些細なこと。王道ハード・ロック、ヘヴィ・メタル、そしてメロハー（あえて略称）のトライアングルの中心を貫くバランス感覚（<em>GOTTHARD</em>, <em>SHAKRA</em>, <em>SKANSIS</em> あたりのスイス勢にも通じる味わいも）を極限まで磨き上げた中から生まれる高いエネルギーに翻弄される心地良さと言ったらもう・・・ね。</p>
<p>そんなキャッチーな楽曲群がフロントマン <em>Nils Molin</em> (vo) の堂々たる溌溂熱唱にリードされているのは間違いないところだけど、やはりビビッと来まくるのは全編でフィーチュアされている <em>Rob Love Magnusson</em> (g) による悶絶ギター・プレイ。同じ北欧でもフィンランドのギタリスト群とは全くアプローチの異なるいかにも「スウェーデンのギタリスト」らしいネオ=クラシカル素地のタッチには、聴く度に溜飲が下がる思いデス。</p>
<p>ライヴ観てみたいなぁ。<em>H.E.A.T</em> と <em>KISSIN&#8217; DYNAMITE</em> と3バンドで来日公演やってくれんかな〜？(笑)</p>
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		<title>ATTICK DEMONS - Atlantis - 90%</title>
		<link>http://www.castleofpagan.com/2012/03/atlantis-2/</link>
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		<pubDate>Thu, 01 Mar 2012 15:14:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
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		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[ポルトガル出身の正統派ヘヴィ・メタル・バンド ATTICK DEMONS の1stフルレンス・アルバム。
John Arch (FATES WARNING), Eric Hawk (ARTCH), Toni &#8220 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ポルトガル出身の正統派ヘヴィ・メタル・バンド <em>ATTICK DEMONS</em> の1stフルレンス・アルバム。</p>
<p><em>John Arch</em> (<em>FATES WARNING</em>), <em>Eric Hawk</em> (<em>ARTCH</em>), <em>Toni &#8220;Antony&#8221; Parviainen</em> (<em>MACHINE MEN</em>), <em>Brian Rich</em> (<em>NARITA</em>, <em>JACKAL</em>), <em>Tony &#8220;Thunder&#8221; Johannessen</em> (<em>THUNDERBOLT</em>), <em>Rick Mythiasin</em> (<em>STEEL PROPHET</em>), <em>Mike Lee</em> (<em>BARREN CROSS</em>), そして <em>Koh Nishino</em> (<em>BELLFAST</em>・笑)・・・ら、これまで数多くのシンガー達が <em>Bruce Dickinson</em> を敬愛し、「ディッキンソン・愛」のスローガンの下で（←嘘です）彼独特の歌唱スタイルを自らの個性の一助として採り入れてきた。この <em>ATTICK DEMONS</em> のシンガー <em>Artur Almeida</em> はその一族(笑)の新たな一員であり、さらには前出の誰をも超越する恐るべき <em>Bruce</em> 度の高さを誇っているのだからたまらない。</p>
<p>いやもうオープニングのスピード・チューン <em>#1 &#8220;Back in Time&#8221;</em> から微笑が止まらないですよ。モノマネに終わるだけではなく幅広い表現に長けた <em>Artur</em> の歌唱の魅力はもちろん、当然のように <em>IRON MAIDEN</em> タイプではあるんだけど、どちらかと言えばそれに影響を受けた <em>HELSTAR</em> や <em>LIZZY BORDEN</em> あたりの&#8217;80年代U.S.メタル勢の雰囲気を持つ楽曲も意外と(失礼w)粒揃い。</p>
<p><em>Paul Di&#8217;Anno</em> (vo/ex-<em>IRON MAIDEN</em>) &#038; <em>Ross the Boss</em> (g/<em>ex-MANOWAR</em>) という大物ゲストを迎えたタイトル・トラック <em>#2 &#8220;Atlantis&#8221;</em> や高揚を禁じ得ない名曲 <em>#4 &#8220;The Flame of Eternal Knowledge&#8221;</em> に代表される正調スタイルが並ぶ中で、女性シンガー <em>Beatriz Teixeira 嬢</em>をゲストに迎えて劇的なメランコリーを描く <em>#7 &#8220;Meeting the Queen&#8221;</em> のような曲も擁するなど、直球メタルなイメージに似合わぬ懐深さを持ち併せているのも面白い。</p>
<p>ドラマーのオカズやリズムの危うさ(苦笑)も何気に <em>IRON MAIDEN</em> 的だったりするのもツボ。いやー面白いバンド出てきたな。</p>
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		<title>SHEAR - Breaking the Stillness - 86%</title>
		<link>http://www.castleofpagan.com/2012/02/breaking-the-stillness/</link>
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		<pubDate>Tue, 28 Feb 2012 13:28:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
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		<category><![CDATA[S]]></category>

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		<description><![CDATA[“嬢メタル”が嫌い。いや、正確に言うと「“嬢メタル・ムーヴメント”が嫌い」、だな。
女性であることを武器として有効に利用しつつ、音楽面でも本気で追求しているバンドやアーティストも多く存在するだろうし、その結果良いアウトプ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>“嬢メタル”が嫌い。いや、正確に言うと「“嬢メタル・ムーヴメント”が嫌い」、だな。</p>
<p>女性であることを武器として有効に利用しつつ、音楽面でも本気で追求しているバンドやアーティストも多く存在するだろうし、その結果良いアウトプットが出てこればもちろんそれに対してのリスペクトは沸き起こってきますよ。<br />
ただ、音源やイベントを供給する側の「とりあえず女性ミュージシャンをフィーチュアしとけばオマエら喜ぶんだろ〜ホレホレ〜」的な舐めた（ように見える）姿勢と、聴く側の「女子なんだからまぁこの程度できれば十分OK！健気に頑張ってるし！」ってな設定レベルの低さ・・・つまりは、肝心の音楽が“キャラクター商品”として副次的に扱われてる感に、どうにもこうにも違和感＆嫌悪感を募らせてしまうんですわ。<br />
「まずはそこが入り口になればいい」なんて意見もあるけど、そんな入り口から入ってきたところで、所詮どうしようもないバンドや作品に飛び付くどうしようもない層が増えるだけ（もちろん全部とは言わない）と考えてるし・・・あ、ビジネス的見地からすればそれで万々歳なのか？ そいつは失礼しました。</p>
<p>さて、このフィンランド出身のフィメール・フロンテッド・メタラー <em>SHEAR</em> の1stフルにレーベルが乗せてきたキャッチコピーは・・・“とびきりキュートで、はちゃめちゃにパワフル！ 時代が求めるニュー・アイコン「シアー」が魅せるゴスロリック・ワールド”。</p>
<p>・・・確かに女性シンガー <em>Alexa Leroux 嬢</em>はゴスロリ風ファッションが似合うキュートなアピアランスだし、今風のデジタルなアレンジを絡めたサウンドのモダンな切り口も新たなファン層を開拓しやすそうなポテンシャルを感じさせるんだけど、ちょっとその安っぽいキャッチはないなぁ〜、と。</p>
<p>現 <em>AMORAL</em> のドラマー、元 <em>OMNIUM GATHERUM</em> のベーシスト、元 <em>IMPERANON</em> のギタリストら強力なバック陣のテクニカル＆スリリングな演奏、そして紅一点 <em>Alexa 嬢</em>の <em>Lee Aaron</em> や <em>Doro</em> をも思わせる強靭な本格派歌唱がメロディアスなヘヴィ・エッジを刻む楽曲は、イメージの甘さ/軽さからはかけ離れた硬派な手触り。いやほんと「カッコイイHeavy Metal」なんだわコレ。<em>#2 &#8220;In Solitude&#8221;</em> とか文句無しに名曲レベルだし。それを「そういう売り方」しちゃうせいで、本来これを主食として美味しく頂けるだろう層に届きにくくなるってのは、なんだか・・・ね。</p>
<p>何故か、そんなど〜でもいいことを考えさせられた1枚でした。</p>
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		<item>
		<title>STEPHAN FORTÉ - The Shadows Compendium - 91%</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Jan 2012 16:04:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[Impressions]]></category>
		<category><![CDATA[S]]></category>

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		<description><![CDATA[フレンチ・ネオ=クラシカル/プログレッシヴ・メタル・バンド ADAGIO を率いる技巧派ギタリスト Stephan Forté の初のソロ・アルバムは、シーン随一のテクニックを誇る 彼の超絶技巧を全編で炸裂させた渾身のイ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>フレンチ・ネオ=クラシカル/プログレッシヴ・メタル・バンド <em>ADAGIO</em> を率いる技巧派ギタリスト <em>Stephan Forté</em> の初のソロ・アルバムは、シーン随一のテクニックを誇る 彼の超絶技巧を全編で炸裂させた渾身のインストゥルメンタル作。</p>
<p><em>ADAGIO</em> の近作でも強調されているダーク＆アグレッシヴなヘヴィ・エッジを基盤に、華麗な美しさを放つ気高いクラシカル・ムードで全編を包み込んだ本作の作風は、ADAGIO 初期からのファン的には <em>Stephan</em> の全てが詰め込まれていると確信できるほどに至福。やや難解気味にプログレスさせていく中に <em>Marty Friedman</em> 風味の東洋的アプローチを織り交ぜなる様が <em>CACOPHONY</em> の名を想わせたりも。</p>
<p>繊細に構築された美麗なアンサンブルの妙に唸り、変幻自在なメロディの高揚感に酔い痴れ、マジカルなタッチのスリルに拳を握る、ネオ=クラシカル・ギター・インストの新たな名盤と言い切ってしまいたい！</p>
<p><em>Jeff Loomis</em> (<em>NEVERMORE</em>), <em>Mattias IA Eklundh</em> (<em>FREAK KITCHEN</em>), <em>Glen Drover</em> (<em>MEGADETH</em>), <em>Derek Taylor</em>, <em>Daniele Gottardo</em> ら凄腕ゲスト・ギタリスト陣の客演も聴きどころ。</p>
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		<item>
		<title>OZ - Burning Leather - 85%</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Jan 2012 16:02:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
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		<category><![CDATA[O]]></category>

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		<description><![CDATA[北欧メタル黎明期にその名を馳せたフィンランド正統派メタラー OZ の、約20年ぶりの復活作となる通算6作目。
当時からその荒々しいマイナー臭さが“ダサメタル”的な扱いを余儀なくさせていたB級バンドだったが、初期に在籍した [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>北欧メタル黎明期にその名を馳せたフィンランド正統派メタラー <em>OZ</em> の、約20年ぶりの復活作となる通算6作目。</p>
<p>当時からその荒々しいマイナー臭さが“ダサメタル”的な扱いを余儀なくさせていたB級バンドだったが、初期に在籍したメンバー3名(vo, g, b)に新加入のギター・コンビを加えた新編成で今の時代に蘇らせた本作のサウンドは、当時のその「ダサさ」「マイナーさ」「パワフルだけど不安定なヴォーカル(笑)」というB級要素がいい具合にピュア・メタルの格好良さに転化された、なんとも心地好いものに。</p>
<p>本作は過去の楽曲の新録バージョンと新曲をほぼ半数ずつ並べた構成なんだけど、生まれ変わった過去曲、フレッシュな勢いに満ちた新曲のどちらも「今の OZ」のカラーに統一され、時代の隔て無く良質ピュア・メタルとして楽しめるのが凄い。</p>
<p><em>#1 &#8220;Dominator&#8221;</em> がダサカッコよくて超燃えるわ！</p>
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		<item>
		<title>HELLHOUND - Let Metal Rule the World - 86%</title>
		<link>http://www.castleofpagan.com/2012/01/let-metal-rule-the-world/</link>
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		<pubDate>Tue, 03 Jan 2012 16:01:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[H]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[我が国が誇るトゥルー・メタラー、地獄の番犬こと HELLHOUND の3rdアルバム。新たにベース・パートに Blackwind を迎えた新体制となっている。
ヘヴィ・メタルのヘヴィ・メタルたる部分をとことん追求した愛す [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>我が国が誇るトゥルー・メタラー、地獄の番犬こと <em>HELLHOUND</em> の3rdアルバム。新たにベース・パートに <em>Blackwind</em> を迎えた新体制となっている。</p>
<p>ヘヴィ・メタルのヘヴィ・メタルたる部分をとことん追求した愛すべき“馬鹿メタル”っぷりは一切不変だけど、追求し過ぎてファニーささえ生まれていた前2作と比べて、今回は「ギリギリで踏み留まったシリアスさ」が強く感じられるマジさが印象的。</p>
<p>その象徴が3部構成の大作(つっても6分台だけどw) <em>#8 &#8220;Legend of Warriors&#8221;</em> の存在だろう。その <em>MANOWAR</em> 的ともいえる重厚な図太さはこれまでの彼らにはなかった感触だ。クレイジーな疾走曲を効果的に配しつつ、その #8 やタイトル・トラック <em>#1 &#8220;Let Metal Rule the World&#8221;</em> といった重心の低い曲でジワジワと攻めるその老獪な手口からは、前作リリース後に海外でのライヴを成功させた自信が漏れ出している。</p>
<p>実はワタクシも“The Choir Of Hell”の一員として全編でコーラスに参加してたりしますが（笑）、それによる贔屓目抜きにしても世界に誇れる素ン晴らしい国産アルバムになったと思うよん。</p>
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		<title>ARCH / MATHEOS - Sympathetic Resonance - 88%</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Jan 2012 16:00:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[A]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[初期 FATES WARNING の神シンガー John Arch が、FATES WARNING 時代の盟友 Jim Matheos (g/OSI, ex-GORDIAN KNOT) と結成したプログレッシヴ・メタル・ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>初期 <em>FATES WARNING</em> の神シンガー <em>John Arch</em> が、<em>FATES WARNING</em> 時代の盟友 <em>Jim Matheos</em> (g/<em>OSI</em>, ex-<em>GORDIAN KNOT</em>) と結成したプログレッシヴ・メタル・プロジェクト ARCH / MATHEOS でシーンに戻ってきたッ！ってだけで、もう俺歓喜ですよ。</p>
<p>流石に初期 <em>FATES WARNING</em> のスタイルに回帰とはいかないけど、彼の独特の歌いまわしと <em>Jim</em> の一筋縄ではいかない深遠なプログレッシヴ魂が結実した <em>John</em> の2003年リリースのEP <em>&#8220;A Twist of Fate&#8221;</em> の発展型と言えるサウンドは、聴く度に新たな発見が得られる濃密な喜びでいっぱい。ダークに浮遊する難解な鬱気が、<em>John</em> の歌う妖しくもメランコリックなメロディで紐解かれてゆく様はチョー快感ですわ。</p>
<p>主役2名の好プレイの脇を固めるリズム隊、<em>Joey Vera</em> (b/<em>ARMORED SAINT</em>, <em>FATES WARNING</em>) と <em>Bobby Jarzombek</em> (<em>RIOT</em>, <em>HALFORD</em>, <em>SPASTIC INK</em>, etc.) の活躍にも耳を奪われる。特に Bobby の怒涛の手足技には終始悶えされまくり！</p>
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		<title>KRUX - III &#8211; He Who Sleeps Amongst the Stars - 89%</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Jan 2012 15:58:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
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		<category><![CDATA[K]]></category>

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		<description><![CDATA[Leif Edling (b/CANDLEMASS) を中心に、Fredrik Åkesson (g/OPETH, ex-TALISMAN), Mats Levén (vo/ex-THERION, YNGWIE MALM [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><em>Leif Edling</em> (b/<em>CANDLEMASS</em>) を中心に、<em>Fredrik Åkesson</em> (g/<em>OPETH</em>, ex-<em>TALISMAN</em>), <em>Mats Levén</em> (vo/ex-<em>THERION</em>, <em>YNGWIE MALMSTEEN</em> etc.) を要するメロディック・ドゥーム・メタル・バンド <em>KRUX</em> の約5年ぶりの3rdアルバム。</p>
<p><em>CANDLEMASS</em> をはじめ <em>MEMENTO MORI</em>, <em>ABSTRAKT ALGEBRA</em> など <em>Leif</em> がこれまで関連してきたバンドと同系の、重苦しいヘヴィさを打ち出しながら整合性と構築美にも長けた聴きやすいサウンドは、本作でもバッチリ健在。</p>
<p>今回はキーボードに名手 <em>Per Wiberg</em> (<em>SPIRITUAL BEGGARS</em>, ex-<em>OPETH</em>) を迎え、大きくフィーチュアされた彼のオルガンの音色がプログレッシヴなレトロ感を運んできているのが印象的であると共に、<em>Fredrik</em> の強力な弾きまくりと <em>Mats</em> の歌いっぷりも前2作と比較にならぬほどの充実を見せ、それらが各楽曲に付与する攻撃的かつキャッチーなフックが狂おしく迫り来る最高傑作に仕上がっていると言えるだろう。</p>
<p>もうちょいザックリ言うと「<em>ABSTRAKT ALGEBRA</em> っぽさ強ぇ！」って感じで。<em>&#8220;Shadowplay&#8221;</em> 級の超名曲レベルはちょいと見当たらないけど…。(それは無理無理w)</p>
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		<title>ANCIENT BARDS - Soulless Child - 90%</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Jan 2012 15:57:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[A]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[イタリア産エピック/シンフォニック・パワー・メタル・バンド ANCIENT BARDS の2ndアルバム。
XaMetal再興の息吹を強く感じさせた傑作デビュー作 &#8220;The Alliance of the K [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>イタリア産エピック/シンフォニック・パワー・メタル・バンド <em>ANCIENT BARDS</em> の2ndアルバム。</p>
<p>XaMetal再興の息吹を強く感じさせた傑作デビュー作 <em>&#8220;The Alliance of the King&#8221;</em> から約1年半という決して長くはない期間に、彼らは更なる成長を遂げていた。劇的さを極める楽曲群が、オーケストレーションやクワイヤ等の装飾だけに頼ることなく骨格から鍛え直されていると共に、プレイ面でも各メンバーのスキルがググッと向上しているのがなんとも嬉しいじゃありませんか！</p>
<p>特に、紅一点の女性シンガー <em>Sara Squadrani 嬢</em>の技法的には高いレベルにありながら声質は素人っぽいという良質なアンバランスさ、そして前作では単なるピロピロに陥りがちだったリード・ギタリスト <em>Claudio Pietronik</em> に備わってきた思慮深い旨みは、本作に風格めいたものをもたらすほどに大きな魅力を放ち出している。</p>
<p>ついに肩パッドを装着しちゃった的なヴィジュアル面の痛さUPや、前作に続きファイナル・ファンタジー関連からカヴァー曲（<em>#11 &#8220;The Skies Above&#8221;</em>）を引っ張ってくるというそのセンスの「真・厨二病」っぷりにもゾクゾクされられますな〜。（惚）</p>
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		<title>SHY - Shy - 96%</title>
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		<pubDate>Tue, 01 Nov 2011 15:03:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[Impressions]]></category>
		<category><![CDATA[S]]></category>

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		<description><![CDATA[SHY は自分にとって特別なバンドだ。劇的なハードネスとキャッチーなポップ・フィールを英国らしい憂いで包み込んだ &#8220;Brave the Storm&#8221;(2nd:1985), &#8220;Exces [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><em>SHY</em> は自分にとって特別なバンドだ。劇的なハードネスとキャッチーなポップ・フィールを英国らしい憂いで包み込んだ <em>&#8220;Brave the Storm&#8221;</em>(2nd:1985), <em>&#8220;Excess All Areas&#8221;</em>(3rd:1987) という2枚の名盤で実践されてた「究極の哀愁ハード路線」は、当時やってたバンドで目指していたスタイルそのものだったりして、その思い入れの強さはハンパないレベル。</p>
<p>その後、他の多くのバンド同様に「90年代の洗礼」を受けて迷走後に解散。1999年に再結成されるも、その後の作品は端々に過去の遺産を見つけてはそこを注視することでわずかな喜びを見出すという、自分の中では「終わったバンド」的な立ち位置に堕ちてしまっていたのだが・・・この7年ぶりの9thアルバムを聴いて我が耳を疑った。バンドの顔でもあった極上ハイトーン・シンガー <em>Tony Mills</em> (vo/<em>TNT</em>) が脱退し、<em>Lee Small</em> (<em>PHENOMENA</em>, <em>SURVEILLANCE</em>) なる輩をその後任に迎えたというどちらかと言うとあまり食指の動かないベクトルの情報と共に、何の期待感もなくプレイボタンを押してスピーカーから流れ出てきたのは・・・なんと、まさに往年の <em>SHY</em> の魅力を現代にアップデートさせたかの珠玉の哀愁ハードだったのだ。</p>
<p>近作で聴かせたマイルドな感触とは意を異にする重厚なブリティシュ・ハード色、そして新任シンガー <em>Lee Small</em> による <em>Danny Vaughn</em> (vo/<em>TYKETTO</em>) にも似たブルージー風味のエモーションを湛えたガッツィーな強力歌唱が、初期の <em>SHY</em> に漲っていた劇的な魅力を注入された極上の楽曲群と混ざり合う様は、これまでの <em>Tony Mills</em> の大きな功績を忘却の彼方に葬り去る勢いで(<em>Tony</em>、スマン…)己の「<em>SHY</em> 愛」を刺激する。<em>#1 &#8220;Land of a Thousand Lies&#8221;</em>, <em>#2 &#8220;So Many Tears&#8221;</em> という超強力な冒頭2曲に代表される、これまでになく壮麗なシンフォニックアレンジとメタリックな硬度を纏いながらもメロディアス・ハードのフィールドに生きてきたバンドらしいキャッチーな哀感を溢れさす一級品の哀愁ハード・チューンズは、思わず眉に皺が寄るメランコリックなマイナーキー攻撃の合間にふと見せる安堵の瞬間がMY琴線を揺さぶりまくる。</p>
<p>そして本作で特筆すべきはやはり、ブレイン <em>Steve Harris</em> (g) の構築美＆様式美に満ちたギター・ワークの有り得ない充実だろう。病魔と戦う中で死力を振り絞ったかの彼の渾身のプレイは、過去作とは比較にならぬほど鬼気迫るエモーションを放っている・・・とか思ってたところに・・・ちょうど届いたのが・・・彼の訃報・・・。(涙)</p>
<p>・・・なんか、妙に納得してしまった。本作から感じ取ることのできるこれまでにない情念はやはり、自らに残された時間を知っていたからこその物なのだろう。そう考えると、悲しいが本作を今更ながらにセルフタイトルにした意図も見えてくる。がしかし、こうして自分が世を去った後も語り継がれる痕跡を遺せるのはミュージシャンの特権であり、<em>Steve</em> はそれを見事に全うした。もし俺にも死期を悟らなければならない時が訪れるのであれば、こういう作品を遺してこの世を去りたい。本作は、そこまで思わせる傑作だと思う。(しんみり)</p>
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		<title>DRACONIAN - A Rose for the Apocalypse - 82%</title>
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		<pubDate>Wed, 26 Oct 2011 08:32:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[D]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[スウェーデン産ゴシック・ドゥーム・メタル・バンド DRACONIAN の4thアルバム
重厚かつ壮麗な暗黒サウンドの根幹は変わらずも、女性シンガー Lisa Johansson 嬢のフィーチュア度を高め、さらには1stで [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>スウェーデン産ゴシック・ドゥーム・メタル・バンド <em>DRACONIAN</em> の4thアルバム</p>
<p>重厚かつ壮麗な暗黒サウンドの根幹は変わらずも、女性シンガー <em>Lisa Johansson 嬢</em>のフィーチュア度を高め、さらには1stで聴かせていたメタリックな躍動ダイナミクスを強く発するパートも増やして、随分と聴きやすい音に挑戦してきた。</p>
<p>その反面、前作で感じた悲愴な絶望感の減退については、順当に下降方向にその延長線を描いている感じ。近年にない取っ付き易さを備えた <em>#1 &#8220;The Drowning Age&#8221;</em> が名曲らしいオーラに満たされる一方で、これまでのお家芸的とも言えた陰鬱スタイルの大作 <em>#9 &#8220;The Death of Hours&#8221;</em> あたりが、バンドらしさを湛えたクオリティはキープしつつもイマイチ「沈みきれてない」のがややもどかしい・・・。</p>
<p>あと、<em>Seth Siro Anton</em> (a.k.a. <em>Spiros Antoniou</em>: vo,b/<em>SEPTIC FLESH</em>) の手によるアートワークは非常に魅力的なんだけど、彼の作品って構図とか雰囲気とかけっこうワンパターンなので、これだけ採用作品が多くなってくると差別化に問題でてくるな・・・なーんてことも思ったり。</p>
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		<title>RIOT - Immortal Soul - 85%</title>
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		<pubDate>Tue, 25 Oct 2011 02:01:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[Impressions]]></category>
		<category><![CDATA[R]]></category>

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		<description><![CDATA[復帰した Tony Moore (vo) を含む &#8220;Thundersteel&#8221; 〜 &#8220;The Privilege of Power&#8221; 当時のメンツに Mike Flyntz [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>復帰した <em>Tony Moore</em> (vo) を含む <em>&#8220;Thundersteel&#8221;</em> 〜 <em>&#8220;The Privilege of Power&#8221;</em> 当時のメンツに <em>Mike Flyntz</em> (g) を加えたラインナップで制作された14thアルバム。</p>
<p>個人的には <em>Tony Moore</em> のハイトーンも彼の在籍していた時期の作品もちょっと苦手なので本作にもさほど興味を惹かれていなかったんだけど、蓋を開けてみたら安易に“<em>Thundersteel</em> パート2”に走ることなく本来の <em>RIOT</em> らしさを追求したかの意外な良さにびっくり。</p>
<p>掴みはバッチリの <em>#1 &#8220;Riot&#8221;</em> はじめスピード・チューンも決して少なくないんだけど、 <em>Tony</em> のハイトーンに生まれた経年変化による微妙なマイルドさとそれだからこその中庸メロディの連続が、図らずも全編に「永遠の中堅米産バンド」的な味わいを再臨させている印象なのだ。そして、ミドルテンポの曲が捨て曲と佳曲の狭間を行き来しながら、心地好い中弛み(苦笑)を呼び込む妙な魅力を発しているのも極めて初期的っしょ。</p>
<p>というように、むしろ「本来の <em>RIOT</em> らしさ」という意味では、90年代終盤以降の作品の中では本作が一番かも。彼らのスピード・メタル・サイドにおける「無理してる感」が全て払拭されているわけではないけど、アメリカン・メタル・バンド <em>RIOT</em> としての魅力がバランスよく楽しめる作品になっている。</p>
<p>ただ、<em>Mark Reale</em> (g) のプレイだけは何故かちょっと覇気が足りないような？？？</p>
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		<item>
		<title>ISSA - The Storm - 78%</title>
		<link>http://www.castleofpagan.com/2011/10/the-storm-2/</link>
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		<pubDate>Wed, 19 Oct 2011 11:02:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[I]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[ノルウェーの女性シンガー Issa こと Isabell Øversveen 嬢の2ndアルバム。
充実のデビュー作 &#8220;Sign of Angels&#8221; でも確認できた可憐なルックスと声質に似合わぬ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ノルウェーの女性シンガー <em>Issa</em> こと <em>Isabell Øversveen 嬢</em>の2ndアルバム。</p>
<p>充実のデビュー作 <em>&#8220;Sign of Angels&#8221;</em> でも確認できた可憐なルックスと声質に似合わぬ実力派歌唱力はさらに旨みを増し、その力強くも瑞々しい歌声には驚きさえ覚えさせられる。</p>
<p>が、今回はそのデビュー作とは打って変わって各曲が印象に残らない。<em>Daniel Flores</em> をプロデューサに据え、<em>Martin brothers</em> (<em>VEGA</em>, <em>HOUSE OF LORDS</em>, <em>KHYMERA</em>, <em>SUNSTORM</em>), <em>Robert Sall</em> (<em>WORK OF ART</em>, <em>W.E.T.</em>), <em>Randy Goodrum</em> (<em>STEVE LUKATHER</em>, <em>TOTO</em>, <em>STEVE PERRY</em>), <em>Daniel Palmqvist</em> (<em>XORIGIN</em>, ex-<em>THE MURDER OF MY SWEET</em>), <em>Johannes Stole</em> (<em>XORIGIN</em>, ex-<em>SLAVES TO FASHION</em>), <em>Sören Kronqvist</em> (<em>CRASH THE SYSTEM</em>, <em>SUNSTORM</em>), <em>Chris Laney</em>, <em>Magnus Karlsson</em> (<em>PRIMAL FEAR</em>, <em>PLACE VENDOME</em>, ex-<em>LAST TRIBE</em>, <em>MIDNIGHT SUN</em>, etc.) らFrontiers Recordsの総力を結集したかの錚々たる外部ライター陣を揃えてみたものの、出来上がってきたのものは愛情も思い入れも希薄なソツの無い商業製品・・・といった塩梅。。。</p>
<p>ただ、ジャケだけはネ申！！ 我が同志の方々は是非<a href="http://www.castleofpagan.com/WP/../wp-content/uploads/issa-the_storm_high.jpg" target="_blank">ハイレゾ版</a>でお楽しみください。(笑)</p>
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		<item>
		<title>ARKAN - Salam - 87%</title>
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		<pubDate>Wed, 19 Oct 2011 10:58:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[A]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[フランスのプログレッシヴ・デス/ゴシック・メタル・バンド ARKAN の2ndアルバム。
メンバー全員が現在フランス在住ながら、中心人物でもある元 THE OLD DEAD TREE の Foued Moukid (dr [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>フランスのプログレッシヴ・デス/ゴシック・メタル・バンド <em>ARKAN</em> の2ndアルバム。</p>
<p>メンバー全員が現在フランス在住ながら、中心人物でもある元 <em>THE OLD DEAD TREE</em> の <em>Foued Moukid</em> (dr,perc.) がモロッコ家系なほか、他のメンバーもアルジェリア出身だったりと北アフリカ地域に密接な人員で構成されてるだけあって、その音楽性は非常にエスニックな方向に特化。</p>
<p>多種多様な民俗打楽器/弦楽器がムーディー＆パーカッシヴに描くアラビック慕情とヘヴィな独創的メタル・リフの双方がお互いの文化を確かめ合うように絡まるオリエンタルなエクストリーム・メタルは、タイプとしては <em>ORPHANED LAND</em> に非常に類似していると言えるけど、この <em>ARKAN</em> の方がややモダンなデス・メタルのエッジが強めかな。</p>
<p>そして、男女ツイン・ヴォーカルの片翼を担う紅一点のエキゾチック美女シンガー <em>Sarah Layssac 嬢</em> (<em>THE OUTBURST</em>) の存在も、この <em>ARKAN</em> の大きな特色。幻惑の紫煙が立ちこめる異文化の味わいの中、彼女のエモーショナルな美声が呼び寄せるゴシカルな「泣きの美しさ」が際立つ <em>#4 &#8220;Blind Devotion&#8221;</em>, <em>#6 &#8220;Beyond Sacred Rules&#8221;</em> あたりはマヂ名曲クラスの仕上がり！ いや〜マヂ痺れるわ。</p>
<p>あ、本家（でもないか/笑）<em>ORPHANED LAND</em> から <em>Kobi Farhi</em> (vo) が <em>#3 &#8220;Deus Vult&#8221;</em> にゲスト参加してます。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>PAATOS - Breathing - 89%</title>
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		<pubDate>Wed, 19 Oct 2011 10:57:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[Impressions]]></category>
		<category><![CDATA[P]]></category>

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		<description><![CDATA[スウェーデン産ネオ=プログレッシヴ・ロック・バンド PAATOS の4thアルバム。
前作から約5年ぶりというスパンの長さと、これまでのバンド・サウンドにおいて重要な鍵を握っていた Stefan Dimle (b), J [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>スウェーデン産ネオ=プログレッシヴ・ロック・バンド <em>PAATOS</em> の4thアルバム。</p>
<p>前作から約5年ぶりというスパンの長さと、これまでのバンド・サウンドにおいて重要な鍵を握っていた <em>Stefan Dimle</em> (b), <em>Johan Wallén</em> (key) のオリジナル・メンバー二人の脱退というニュースに身構えていたが、本作もまた以前と変わらぬ素晴らしい内容でホッと安堵。（結局メンバーの補充はベース奏者1名のみで、鍵盤パートは <em>Peter Nylander</em> (g) と <em>Ricard Huxflux Nettermalm</em> (dr) が分担）</p>
<p>もしIKEAのBGMに使われても何の違和感もないだろうシャレヲツなスタイリッシュ風味の中で、看板女性シンガー <em>Petronella Nettermalm</em> が浮遊させるアンニュイな朴訥クリア・ヴォイスと楽器陣の圧倒的なプレイアビリティが描き出す楽曲群は、今回 <em>KING CRIMSON</em> 色をやや後退させた代わりに輪郭のハッキリしたモダン・ロック色を少々強めた印象。</p>
<p>がしかし、薄暮の地平でたおやかにまどろむ幽玄な北欧メランコリーの妙味は一切不変・・・どころか、その魅力をさらに増してないかコレ？ 随所にグッド・タイミングで配されたメロトロンやチェロの威力も然ることながら、歌メロ自体の煽情力が強化されたようにも感じる。</p>
<p>各楽器の音色は特にヘヴィでないにもかかわらず、極上のグルーヴを幾層にも重ね合わせて作り上げられた一音のゴースト・ノートたりとも聴き逃せない濃密なスリルが、精神的にずっしりヘヴィに響いてくるのもたまらない。聴いているうち、身体を左右に揺らしながら自然に涙が零れてしまうですよ。</p>
<p>そうそう、ゲストのチェロ奏者として元 <em>Yngwie Malmsteen</em> バンドのベーシストだった <em>Svante Henryson</em> が参加。こういう部分にもオッ!?となりますな。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
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		<title>GALNERYUS - Phoenix Rising - 86%</title>
		<link>http://www.castleofpagan.com/2011/10/phoenix-rising-2/</link>
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		<pubDate>Thu, 06 Oct 2011 06:29:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[G]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[ジャパニーズ・メロディック・テクニカル・メタル・バンド GALNERYUS の7thアルバム。
先行配信されていた #3 &#8220;Future Never Dies&#8221; を聴いてそのアニソン度の高さにちょ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ジャパニーズ・メロディック・テクニカル・メタル・バンド <em>GALNERYUS</em> の7thアルバム。</p>
<p>先行配信されていた <em>#3 &#8220;Future Never Dies&#8221;</em> を聴いてそのアニソン度の高さにちょっとした不安が脳裏を過ぎったものの、届いた本作の蓋を開けてみたら前作とほぼ変わらぬ路線をキープしてて、まずは一安心。</p>
<p>劇的な疾走チューンから独特のキャッチーさを発するジャパメタ・チューンまで、英詞・日本語詞を織り混ぜて展開される楽曲群のヴァラエティ溢れる節操のなさを、<em>小野&#8221;SHO&#8221;正利</em> (vo) の天空を突くクリア・ハイトーンと演奏陣の自慢の超絶技巧を鍵に見事に統一感＆安定感に満ちたバンド・サウンドに仕上げるその力量は流石の一言。</p>
<p>ただ、ファンとして待ちに待った <em>GALNERYUS</em> の新作を心から楽しみつつも、個人的にはこれまでのどのアルバムよりも新鮮味を感じ取れないのもまた事実。意外性があったのは <em>TURISAS</em> 風味のイントロ <em>#1 &#8220;The Rising&#8221;</em> くらい？ 円熟味すら感じさせるマジック・タッチに終始唸らされる <em>Syu</em> (g) のクライング・ギターは、頻出する高速アルペジオとユニゾン・フレーズがどこを取っても既視感たっぷりだし、楽曲にしても前作も含めてテンポの似た曲の各ブロックをシャッフルしても問題なく成立しそうな「その曲である必然性の薄さ」が非常に気にかかる。・・・とか言いながら、今日も激しく悶絶しながらひたすらリピートです。ええ、信者ですから。(ｷﾘｯ</p>
<p>にしても、<em>#2 &#8220;Tear Off Your Chain&#8221;</em> のメイン・テーマ、<em>OPERA MAGNA</em> の <em>&#8220;El Pozo Y El Pendulo&#8221;</em> によう似とるな・・。</p>
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		<title>CROWN OF AUTUMN - Splendours from the Dark - 72%</title>
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		<pubDate>Tue, 04 Oct 2011 10:22:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
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		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[イタリア産エピック・ブラック/デス・メタル・バンド CROWN OF AUTUMN の約14年ぶり(!)の2ndアルバム。
1997年の1st &#8220;The Treasures Arcane&#8221; はチー [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>イタリア産エピック・ブラック/デス・メタル・バンド <em>CROWN OF AUTUMN</em> の約14年ぶり(!)の2ndアルバム。</p>
<p>1997年の1st <em>&#8220;The Treasures Arcane&#8221;</em> はチープなサウンドの中に優美に漂うトラディショナルなルネッサンス風味が非常に印象的な作品だったので、まさかの2ndリリースの一報に大きな期待が押し寄せていたんだが、実際にGETして聴いてみたら・・・うーん、マァマァかなコレ。。。</p>
<p>ゲスト女性シンガー <em>Milena Saracino 嬢</em> をフィーチュアしたり悶々とアコースティックに攻めたりしてメランコリックな美しさを演出するメロウ・パートの威力の高さは1stを想い起こさせるものの、主となるメタル・パートがメロディック・デス風味の明快なリフ/リズム・ワークと男性ノーマル・ヴォイスを大胆に強調してきたことで、元来のダークな魅力が感じ取り難くなってしまったような・・・前作で全編を覆っていた靄がすっかり晴れちゃった感じというか。うん、残念。</p>
<p>ちなみに。ドラマーは元 <em>LABYRINTH</em>, <em>VISION DIVINE</em> の達人 <em>Matt Stancioiu</em> デス。</p>
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		<title>CHTHONIC - Takasago Army - 93%</title>
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		<pubDate>Mon, 26 Sep 2011 17:47:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[C]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[台湾のメロディック・ブラック・メタル・バンド CHTHONIC の6th。
タイトルの &#8220;高砂軍&#8221; は、太平洋戦争末期に日本統治下だった台湾の原住民志願兵によって編成された日本軍の部隊「高砂義勇隊 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>台湾のメロディック・ブラック・メタル・バンド <em>CHTHONIC</em> の6th。</p>
<p>タイトルの &#8220;高砂軍&#8221; は、太平洋戦争末期に日本統治下だった台湾の原住民志願兵によって編成された日本軍の部隊「高砂義勇隊」の事。本作は、「日本人として」軍兵以上に勇敢かつ献身的に戦いつつも、終戦後は補償対象から除外されるなど歴史の狭間に幽閉されてしまった彼らの哀しい史実を描いたコンセプト作だ。</p>
<p>シンフォニック＆エクストリームな装いの上質オリエンタル・ヘヴィ・メタルという前作までのスタンスを踏襲しつつ、元来のブラック・メタル色を解かりやすい形に咀嚼すると共に二胡/尺八/琴を駆使してアジア圏以外のリスナーにとって非常に魅力的と思えるだろうグローバル視点のエキゾチシズムを創出したサウンドは、前作で到達したワールド・クラスのレベルを更に突き詰めたかの「完全進化」の様相。</p>
<p>フォーク/ヴァイキング系にも通じる悲壮なる雄々しさを湛えた <em>#3 &#8220;Takao&#8221;</em>、そして背後に鳴り響く玉音放送のS.E.に身が凍る圧巻の劇的チューン <em>#7 &#8220;Broken Jade&#8221;</em> らに代表されるアジア民族のアイデンティとヘヴィ・メタルへの愛情とを真摯に封じ込めた濃厚な楽曲群は、我々日本人にとってあまりにも重いテーマを背景にして極限なまでのドラマティックな慟哭を放射しながら襲いかかって来る。</p>
<p>特筆すべきはシンガー <em>Freddy Lim</em> (vo) の表現力の圧倒的な向上。ブラックな喚きから説得力あるノーマル・ヴォイスまで様々な技法を駆使しながら、シアトリカルと言える程のテンションの高さで、今回の深いテーマを見事に語りきっている。もちろん、美貌のベーシスト <em>Doris Yeh タン</em> (b, vo) による拙さが儚さに繋がってるコーラス・パートも良いアクセント。</p>
<p>学校では習わなかった高砂義勇隊のことを今更ながらにアレコレとググりながら本作を聴いてると、ホンマ泣けてきますよ・・・。(TwT)　彼ら <em>CHTHONIC</em> を「アジアの誇り！」と胸を張って讃えたくなる、そんな大傑作。<br />
<iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/heF_NPJbv8Y" frameborder="0" allowfullscreen style="margin: 12px 0pt 8px;"></iframe></p>
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		<title>BLOOD CEREMONY - Living with the Ancients - 88%</title>
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		<pubDate>Wed, 21 Sep 2011 17:43:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[B]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[フルートやオルガンも操る妖しい女性シンガー Alia O&#8217;Brien 嬢をフィーチュアするカナダのドゥーム・メタル・バンド BLOOD CEREMONY の2ndアルバム。
BLACK SABBATH のサイ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>フルートやオルガンも操る妖しい女性シンガー <em>Alia O&#8217;Brien 嬢</em>をフィーチュアするカナダのドゥーム・メタル・バンド <em>BLOOD CEREMONY</em> の2ndアルバム。</p>
<p><em>BLACK SABBATH</em> のサイケデリック＆プログレッシヴ・サイドのゲインをMAXまで上げたかのアナログ感満載のレトロ・サウンドが発する怪電波は、深夜独特の背徳の空気そして安酒と結合してMY脳幹を容赦無く揺らしまくり。</p>
<p>フルート＆オルガンがヴィンテージに鳴り響くメロウなテイストに痺れると同時に、素直な朴訥さが却って呪術性を呼びこむ <em>Alia 嬢</em>のヘタウマ（あ、「ウマ」な要素は少ないなwww）な歌声の明度の高い質感のせいもあって、暗く沈み込んだり重く引き摺ったりするパートでもあっけらかんとした軽快さが存在する独特の風合いが心地好いんだよなぁ。</p>
<p>混沌の中にバンドの美学をギューっと詰め込んだオープニング・チューン <em>#1 &#8220;The Great God Pan&#8221;</em> から、幻想的なアトモスフィアから疾走感溢れる美麗ケイオスまでをスリリングにまとめ上げた10分越えの終曲 <em>#9 &#8220;Daughter of the Sun&#8221;</em> まで、オカルト文学の妙味をダークな音塊に載せた楽曲の数々は、ドゥーミーな閉塞感とプログレッシヴな開放感が交錯する様子を存分に楽しませてくれる。</p>
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		<title>HOLY MARTYR - Invincible - 89%</title>
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		<pubDate>Wed, 21 Sep 2011 06:34:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[H]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[イタリアはミラノ出身のウォー・エピック・メタル・バンド HOLY MARTYR の3rdアルバム。
明らかに 勝 新太郎 (笑) なジャケ絵の変な主張の強さに思わず脊椎がピクピクっと震えたが、トラックリストを見てさらに目 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>イタリアはミラノ出身のウォー・エピック・メタル・バンド <em>HOLY MARTYR</em> の3rdアルバム。</p>
<p>明らかに <em>勝 新太郎</em> (笑) なジャケ絵の変な主張の強さに思わず脊椎がピクピクっと震えたが、トラックリストを見てさらに目を剥いた。イントロダクションの <em>#1 &#8220;Iwo Jima&#8221; (硫黄島)</em> に始まり、<em>#5 &#8220;The Soul of My Katana&#8221;</em>、<em>#6 &#8220;Shichinin No Samurai&#8221; (7人の侍)</em>、<em>#7 &#8220;Takeda Shingen&#8221; (武田信玄)</em>、<em>#8 &#8220;Kagemusha&#8221; (影武者)</em>、<em>#9 &#8220;Sekigahara&#8221; (関ヶ原)</em>、そして <em>#10 &#8220;Zatoichi&#8221; (座頭市)</em>・・・ってなんじゃコリャwww</p>
<p>この <em>HOLY MARTYR</em>、毎作それぞれ戦史をテーマに据えているようで、前作で映画 &#8220;300&#8243; に登場していたようなスパルタ戦士を描いていたのに続き、本作では我が国の「サムライ」の世界を採り上げた・・・と。どうやらメンバーが <em>黒澤 明</em> 監督やその周辺の時代劇映画に心酔しているらしい。</p>
<p>最初は、その設定と実際に曲中で「ハガクレー！ハガクレー！」「セキーガハーラー！」「ザトイーチー！」とガイジン訛りの日本語が連呼される様に半笑いを誘われまくりだったけど、<em>MANOWAR</em> 由来のガッツ溢れるエピックな剛健さとキャッチー＆スピーディな欧州型メロディック・メタルを上手くミックスしたスタイルの楽曲自体がかなりしっかりした造りであることも奏功して、聴き続けてるうち、すっかりこの“血沸き肉踊るイタリアン・ジャパニーズ・メタル”(苦笑)の中毒に。</p>
<p>いやこれは是非ここ日本でライヴを観てみたいですな。俺ら、完璧なコーラス・パートでサポート可能なので！(^_^)b<br />
<img style="margin:12px 0 8px 0;" src="http://www.castleofpagan.com/WP/../wp-content/uploads/holymartyr_m.jpg" alt="holymartyr_m" title="holymartyr_m" width="500" height="349" class="alignnone size-full wp-image-7933" /></p>
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		<title>FLESHGOD APOCALYPSE - Agony - 92%</title>
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		<pubDate>Mon, 19 Sep 2011 18:08:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[F]]></category>
		<category><![CDATA[Impressions]]></category>

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		<description><![CDATA[イタリア産シンフォニック・プログレッシヴ/ブルータル・デス・メタル・バンド FLESHGOD APOCALYPSE の2ndアルバム。
いやはやコリャ凄まじいインパクト！ ブルータリティ満点の怒涛の猛速ブラストと気高い欧 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>イタリア産シンフォニック・プログレッシヴ/ブルータル・デス・メタル・バンド <em>FLESHGOD APOCALYPSE</em> の2ndアルバム。</p>
<p>いやはやコリャ凄まじいインパクト！ ブルータリティ満点の怒涛の猛速ブラストと気高い欧州浪漫に満ちた荘厳オーケストレーションが濃密に高速回転する“<em>BIOMECHANICAL</em> meets <em>DIMMU BORGIR</em>”とも喩えたくなる極上の混沌世界は、無慈悲な暴虐風味と壮麗な美しさが神バランスで鬩ぎ合う圧巻の完成度を誇っている。</p>
<p>暴虐なアグレッションを終始噴出させつつ、専任ピアノ奏者を大きくフィーチュアしてまさに「イタリアらしい！」と思えるアーティスティックな優美さを演出していくその手腕は実に見事で、さらにはギター・パートの評価にやや偏重気味な当サイト的には(笑)ギタリスト <em>Cristiano Trionfera</em> による超絶ネオ=クラシカル・プレイの悶絶度の高さも特筆に値するという、あまりにも濃すぎる一枚ッスわ。</p>
<p>冷静に聴けば楽曲のパターンは少なめだし、最初から最後までとにかく超ハイテンションでややメリハリに欠けるし、ベーシストが歌うノーマル声パートもライヴでは絶対再現できなさそうだし(苦笑)・・・というネガティヴ・ポイントも目に付くっちゃあ付くけど、それらを帳消しにする只ならぬ独特の魅力が容赦無く迫り来る感じ。</p>
<p>ま、百聞は一見に如かず。超弩級の衝撃を受けた名曲レベルな <em>#5 &#8220;The Violation&#8221;</em> のPVをご覧あれ・・・ってことで。</p>
<p><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/xjKyzwqIT7s" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p>前記の悶絶ネオ=クラシカル・ギターとシンフォニーのバランスが本作よりもずっと良好・・・との噂も高い2009年リリースの1st <em>&#8220;Oracles&#8221;</em> も早急に入手せねばなるまいて！</p>
]]></content:encoded>
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		<title>OPETH - Heritage - 88%</title>
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		<pubDate>Sun, 18 Sep 2011 18:19:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
				<category><![CDATA[Impressions]]></category>
		<category><![CDATA[O]]></category>

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		<description><![CDATA[スウェディッシュ幽玄エクストリーマー OPETH の10thアルバム。・・・って、デス・ヴォイス完全排除＆ヴィンテージなプログレッシヴ・マインド全開となった今回の作風では「エクストリーマー」って冠はちょい違和感あるね。
 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>スウェディッシュ幽玄エクストリーマー <em>OPETH</em> の10thアルバム。・・・って、デス・ヴォイス完全排除＆ヴィンテージなプログレッシヴ・マインド全開となった今回の作風では「エクストリーマー」って冠はちょい違和感あるね。</p>
<p>前記のようにノスタルジックな懐古主義的方面に極端にシフトした本作を一聴しての第一印象は、第一期 <em>DEEP PURPLE</em> の何にも縛られないアート・ロックな奔放さをドゥーミー/ゴシカルに解釈してみた・・・的な。確かにこれは間違いなく問題作だろうけど、<em>OPETH</em> に求めていた深遠かつ静謐な魅力は見事なまでに保持・・・というか今まで以上にその部分を強く推し出してきた印象で、意外なほどにすんなりと耳に入ってきて憎々しいまでに“My <em>OPETH</em> 欲”を満たしていく。</p>
<p>けれど、やっぱいくら何でもコリャちょっと枯れ過ぎだよなぁ。モダンな（と言ってもいいよね？）テクニカル暗黒メタルとしての側面にも大きな魅力を感じてた身としては、この変化は痛し痒し的な。。。 更には、この路線が心の奥底から自然に湧き出てきたというよりは、過去に彼ら（というより <em>Michael</em> 自身）が影響を受けてきた音楽を意図的に「こういう感じで」と机上でトレースしたようなあざとい計算高さもちょっと気になる。</p>
<p>と、頭では解っていても、プログレ方面への憧憬を最高の形で詰め込んだ <em>#2 &#8220;The Devil&#8217;s Orchard&#8221;</em>, <em>#8 &#8220;The Lines in My Hand&#8221;</em>、そして <em>Ritchie Blackmore</em> 風味全開のナイスな疾走ハード <em>#4 &#8220;Slither&#8221;</em> あたりは、クラクラするほどに魅力的だったり。</p>
<p>はい、OPETHの勝ち〜。(笑)</p>
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		<title>SERENITY IN MURDER - The First Frisson of the World - 85%</title>
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		<pubDate>Thu, 15 Sep 2011 11:58:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Koh</dc:creator>
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		<category><![CDATA[S]]></category>

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		<description><![CDATA[女性デス・ヴォイス・シンガー＋ツイン・ギター＋鍵盤を擁する6人編成の国産メロディック・デス・メタル・バンド SERENITY IN MURDER のデビュー作。
昨年1月に川崎CLUB CITTA&#8217;で行われた [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>女性デス・ヴォイス・シンガー＋ツイン・ギター＋鍵盤を擁する6人編成の国産メロディック・デス・メタル・バンド <em>SERENITY IN MURDER</em> のデビュー作。</p>
<p>昨年1月に川崎CLUB CITTA&#8217;で行われたイベント“FAR EAST RAMPAGE”で彼らのライヴを観て、当時まだ未完成ながら国産バンドには本当に珍しい「世界を見据えたオーラ」がバンド全体から吹き出す様に大きな魅力と共感を覚えてはいた。が、まさかそこから2年も経たずにここまでのアルバムを作り、更にはメジャー流通に乗せてくるとは!?</p>
<p>テクニカルなギター・ワークとタイトなリズムが生む先鋭的ブルータリティを壮麗なシンフォニック・アレンジでスマートに包み込んだサウンドは、<em>MORS PRINCIPIUM EST</em> や <em>OMNIUM GATHERUM</em> に通じるメロディの強いタイプで、叙情味とアグレッションのバランスの良さは前述の2バンドに勝るとも劣らぬハイレベル。　いや〜メッチャ驚くと同時に、「俺の眼は間違っていなかった！」的な密かな優越感が込み上がってきたり。(笑)</p>
<p>常に技巧的に攻めるギター・パートが、国産若手バンドにありがちな「単なるピロピロ」に陥っていないのも非常にGood♪ ・・・なのだが、そのせっかくの美味しいギター・フレーズの数々が一枚の薄いべールの向こうから聞こえてくるようなモヤっとした感じだったりドラムがやや音圧に欠けるなど、端々でミックス的なもどかしさが感じられるのがやや惜しいところ。</p>
<p>次作では是非「本場」での作業を実現させて、そのあたりをスカッとクリアして欲しい！</p>
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