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7:30 起床。
車外に出ると、空気がひんやりと涼しくて気持ちイイ。なかなか日本ではこういう空気にはお目にかかれないなぁ。 |
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やっぱ、起床してまずはウンコだろ(笑)ってことで、簡易トイレを探して歩く。 すれ違うメタル・ヘッズのほとんどが「おはよう」と挨拶を交わしてくるのが非常に清清しい。うーん、相当な挨拶フェチ(笑)のオレ的にはたまらぬ嬉しさだね。 トイレは程なく見つかったが、入ってみて唖然とした。き、汚ぁ〜いっ!! マジで「溢れそう」なのである。当然のようにウルトラ臭いし。沢山あるドアをチェックし、なんとか我慢できそうなところを確保したが、こりゃしんどいわ。 |
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とりあえずスッキリした後は、これもそのあたりにあるはずのシャワー施設を探す・・・探す・・・探す。 迷いながら彷徨っていると、女の子が一人迷っていた。自分の戻る場所をロストしてしまったらしい。話かけてきたが、「あー、オレらも今自分がどこにいてどう行けばいいのかわからんくなってるんだ。ゴメーン。」と。。。申し訳ない。 そのうち、シャワー・ブースと思しき建造物が見えてきた。ビンゴ! 5DM 払って中に入ると、そこは個室ではなく、広いスペースにシャワーヘッドが沢山ある「共同シャワー場」だ。 脱いだ服をロッカーに入れ、他の大勢の外人とともにシャワる。このシャワー、ボタンを押すと一定の時間お湯が出てくるのだが、その「一定の時間」が約10秒〜15秒と短いので頻繁にボタンを押さねばならん。ところがそのボタンったら上方のシャワーヘッドのところにあるので、ジャパニーズ・チビとしては押すたびにジャンプするハメに。(苦笑) ちなみに、この日は周りの外人がおおむねご立派なユーロ・キャノンをお持ちだったので、オレってばちょいと萎縮気味。(笑) |
とかなんとかいいつつも、ゆっくりとシャワってメッチャすっきりした我々は、朝一の NOSTRADAMEUS を見逃さないために、早々にステージの方に向かう。
9時前にはフェスティバル・エリアに到着したが、エントランスはまだ開いておらず、人もまばらだ。まずは朝の儀式であるコーヒーを、サンドイッチとともに買ってその場で立ち食い。美味いなぁ。何でこんなに何でも美味いんだろう。。。 そして、偶然にも昨日列車内で変態トークを交わした連中と再会したり、多くのメタル・ヘッズに話し掛けられたりしながら、開場までエントランスの最前列あたりでしばらく待つ。さな☆でんの来ていた三重の SABBAT のTシャツに「おぅ!サバーチ」と反応を示したマニアックな奴もいたな。 |
9時に後わずかとなると、メタル・ガードがセキュリティ・チェックの準備を始め、それぞれのゲートに配置につき、ほぼ定刻どおりに開場。昨日と違って既に先頭のほうにいたので、すぐ入場できた。
しかしこのセキュリティ・チェック、今後幾度となく受けることになるのだが、それぞれのメタル・ガードによって随分厳しさが違う。ある人はじっと目を見つめるだけで「OK、行っていいぞ」って感じだし、ある人はポケット・ティッシュの中まで調べるし・・・。ま、ヤバイもの持ってないからビビリはしないがね。 |
真っ先に入場はしたのはいいが、中央のTシャツ屋を除いてまだまだショップとかは営業していないので、広ーい場内をとりあえずうろうろする。 すると、日本で懇意にさせていただいているO村氏と同行の方を発見。異国での再会を祝って漢の握手を交わし、チョイだべり。彼らが朝飯を買いに行くというので、オレらは Party Stage の前で NOSTRADAMEUS の開始を待つことにする。
昨夜の大雨にもかかわらず、地面は一部を除いてほぼ乾いている。みごとな水捌けのよさだ。 |
そして唐突に荘厳な S.E. が鳴り響き NOSTRADAMEUS の面々が登場。ステージの前にも大勢の人が集まってきた。そしてWacken Open Air 本編の幕開けを飾るいきなりのクッサイ疾走がスタート。
全開の北欧クサメタルは、なかなかの初々しさ・・・言い換えれヴァ、カナリ素人臭い。(苦笑) しかし、それはそれ。実際にはそこそこ楽しめた。卒倒しそうなクサメロ疾走の魅力は堪能できたしね。 |
途中、同時に演奏している DECEASED を観に、ダブル・メガ・ステージの方まで走る。 その U.S. ピュア・スラッシュは、がっちりと固まった強力な演奏とステージ馴れしたオーラを感じたものの、曲はイマイチピンと来なくてすぐ NOSTRADAMEUS に戻ってしまった。
別ステージで同時に演奏されている音は、会場全体ではミックスされて響き渡っているものの、それぞれのバンドをステージ前で見ているときには、曲間とかブレイク以外ではさほど気にならない。 |
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NOSTRADAMEUS が終ると、最前列に3人の日本人の若者を発見。 こりゃきっとスペインのモンコファで「ロック・マキーナ」を観てからドイツ入りしたと聞いている PV 君たちに違いないと確信し、一応英語で話し掛ける・・・と、やはりビンゴで、それは PV、稲船、U-suke の3人の若きクサメタラーズだった。 挨拶をかわし、このフェスを楽しむよう称えあう。 |
そうするうちに、ダブル・メガ・ステージで STIGMA IV が始まった。
テクニカルでプログレッシヴなフレーヴァーをほんのりと感じさせるパワーメタル。しかしコイツら、メンバー全員異常に上手い! 説得力のあるシンガーとややネオ=クラシカルに弾きまくるギターのコンビネーションは非常にアピールするものがあって、今までまともに彼らのアルバムを聴いた事がないことを大いに反省させられた。機会があったら是非チェックしてみたい・・・と思わせる良いプレイだ。 |
STIGMATA IV を途中まで観て、さな☆でんと別れて今度は NIGHTFALL のために再びパーティ・ステージへ。
NIGHTFALL はいい意味で「いかにもロック・バンド」という感じの、普遍的な魅力を振りまいていた。メンバーの立ち姿がカッコイイ。"Lesbian" の曲を演奏すると客が一段と盛り上がる。それに、実際こうやって聴くとそれらはダントツに曲もいい。帰ったら久々に聴いてみよう。 |
NIGHTFALL を全部見終ると、ダブル・メガ・ステージでは CARNAL FORGE が始まった。
このスウェーデンの重爆撃デスラッシュ軍団、とにかくその音圧が並じゃない。身体の芯が震えるほどの重低音に翻弄されながらしばらく観ていたが・・・うーん、あまり好みではないかもね。 |
パーティ・ステージで SOIL WORK の準備が進む間、引き続き CARNAL FORGE を遠巻きに観ながらスパニッシュ・メタルヘッズと雑談。
こいつらは SONATA ARCTICA のような「BABY METAL」は嫌いだそうな。(苦笑) スペインでもメタルはあまり隆盛ではないと嘆きながら、ここドイツですべてを発散するんだと息巻いていた。 |
SOIL WORK の準備が整い、驚異的なショウが始まった。2度の来日公演はどちらも見ていないので、これが初 SOIL WORK だ。メロディ、そしてアグレッション・・・完璧ジャン! ギタリストの Ola は、その厳つい職人親父的ルックスとテクニカルで流麗なフレーズとの間に、世界一のギャップを感じるギタリストだな。(笑)そして元 EMBRACED の鍵盤奏者 Sven を見て、EMBRACED にまた一歩近づいた気に。(バカ)
しっかしほんと気持ちいいわ。クリーンヴォイスでのコーラス・パートでは合唱も起こり、アルバム以上の高揚感を感じることが出来た。エネルギッシュに動き回るステージングも◎。収穫でした。 |
しかし、そんな SOIL WORK の凄まじいショウだが、残念ながら途中で抜けなければならない・・・そう、ダブル・メガ・ステージで LACUNA COIL がショウを開始するのだ。 黒のノー・スリーブのドレスを身に纏った Cristina 嬢が登場しただけで、会場は割れんばかりの大歓声だ。やっぱ人気あるんだな。
Cristina 嬢、生で聴いても相当に上手い。意外にも、男性シンガー Andrea もアルバム以上の表現力&存在感で、最新作 "Unleashed Memories" のキャッチーな楽曲が生き生きと演奏される空気に、ついつい飲み込まれてしまう。Cristina 嬢のヘッドバンギングもメッチャそそられたしねー。ふふふ。(汗) |
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ここで、ちょいと腹が減ったんで何かを食すことにする。チョイスしたのは、昨日のステーキ・サンドと同じ店にあったソーセージ・サンド。(ドイツ的には「ヴルスト」っていうらしい) こいつも、パンにそのパンの倍ぐらいの長さの巨大ソーセージが挟まったという代物。ステーキ・サンドに比べると衝撃はカナリ低いが、それでも充分に美味いし満腹になった。 |
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ちょっと休憩ということで、横目で HOLY MOSES を観ながら、同じ SENTENCED のTシャツを着てることから話し掛けてきたオーストラリアンとビールを飲みながら(ってずーーーーーっと飲んでるんだけど/汗)オーストラリアに旅行する日本人について(苦笑)しょーもないヨタ話をかましていると、横からドイツ人が割り込んできた。
・・・そ、それがどうした・・・と思ったが、自分が日本人絡みの接点があるもんだから話し掛けたかったのねー・・・と寛大に理解して、彼とその仲間としばらく話し込む。仲間のうちの一人は酔い潰れてゲロまみれで寝ていて(15才なのに/汗)、最後まで顔を合わすことはなかったが。 「このためだけに来たのか?」「日本ってどれくらい遠いんだ?」と、外国人から話し掛けてくる際にほぼ全員がする質問に始まり、話題はドイツの雇用問題を経て(苦笑)薬物関連に。
日本での薬物に対する処罰の厳しさを話すと、信じられない様子。ドイツでは事実上黙認のような形だそうな。彼が「ここではみんなやってるし、日本じゃないからいいじゃん、ハイになろうぜ!」とか言いながらしきりにマリファナを勧めるので、「いやー、オレ、タバコすら吸えないからイランわ」と丁重にお断りした。 そいつらの内の一人が「あそこにいる日本人もお前の友達か?」と指差す方向に目をやると、男×1、女×3の4人組が立っている。知らない人だったが、一応同胞のよしみでちょいと近寄っていって軽く挨拶&世間話。どうやら日本から来た人とドイツ在住の日本人との混成チームらしい。 |
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ドイツ労働メタル軍団(笑)のところに戻ったところで、そろそろ KAMELOT の時間だということに気がついた。おごってもらったビールのお礼を言い、パーティ・ステージの前の方へズリズリと進む。キーボード・プレーヤの Miro が KAMELOT の作品中のフレーズを織り交ぜて機材の確認&音合わせをしており、変に喝采を浴びている。 間もなく、ショウは新作 "Karma" 通りに、イントロ〜 "Forever" で幕を開けた。が、ステージのセンター・フロントに飛び出てきたのは予想もしなかったマッチョな男! こ、これが Roy なのか! 黒のタンクトップから突き出るムキムキの腕、黒サングラス、頭にはバンダナ・・・カッコいいじゃん! Roy! てっきりナヨナヨ君が出てくるものだとばっかり思ってた。(爆) |
やはり Roy のしなやかに濡れた歌唱は、生で聴くとさらに魅力的だ。パワフルですらある。バックの演奏も惚れ惚れするほど完璧。Glenn Barry & Casey Grillo のリズム隊のパワー・グルーヴは失禁必至で、特にベーシストの Glenn Barry のそのアグレッシヴなステージングは、メロディック・メタルバンド KAMELOT に「ごっつい漢のメタル・バンド」としての貫禄を与える役割を見事に担っていると思った。
いやー、ほんとに観れて良かった! 最高! |
パーティ・ステージでの KAMELOT が終了すると、同時にダブル・メガ・ステージで PRIMAL FEAR がスタート。 TRAIL OF TEARS を観にウェット・ステージに移動する間に、道すがらチョットだけ観ることにした。
うーん!JUDAS だ!(笑) オールド・テイストを適度に封じ込めた「ヘヴィ・メタルそのもの」はスッゲー屋外の大舞台向け。Ralph の天まで突き抜けんハイ・トーンも凄まじい。Mat Sinner も貫禄のカッコよさだし。 |
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・・・と、ちょいと観ただけなのに意外にもかなり満足しながら、ウェット・ステージに向かう。 ウェット・ステージは、エントランスの外側にある小さな屋根つきのテントにあるステージで、そこへ行くには一度退場する必要がある。ゲートから退場し、ウェット・ステージにはいると、ステージ上で TRAIL OF TEARS のメンバー自身がこれから始まるショウの準備をしていた。ここはイイ感じに狭い。渋谷のクワトロを一回り小型にした雰囲気だ。明日ここで LOST HORIZON を見るんだなーと想像すると、武者震いがこの身を襲う。 |
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ここで小さな悦びなのは、ビールのカウンターが、サッカーゲームや必要以上にケバいネーチャン店員 (^^) の存在も手伝って、まるで言わば場末のバーのような風情を醸し出しているのだ。おー、こりゃいいね。
ステージ前には、黒のロングコートに身を包んだゴス・カップルがやたら目に付く。 |
待望の TRAIL OF TEARS のショウは、すぐに始まった。 やはり最初に目が行くのはちょいと太めながら充分にキュートな Cathrine 嬢。可憐なソプラノと可愛らしいダンスが黒猫@陰陽座を髣髴させ、さらに胸キュンだ。(苦笑) 壮麗なオーケストレーションとその Cathrine 嬢の歌声から受ける女声ゴシックの耽美な怪しさより、ゴリゴリのリフと男性シンガー Ronny のブラック・メタル的立ち姿から受けるデス・メタルのアグレッションの方が強いインパクトを持って迫ってくる。
名盤であるデビュー盤 "Disclosure in Red" の曲はサスガにカッコよく、思わず我を忘れて乗りまくっちゃったよ。 |
TRAIL OF TEARS が終ると、同じウェット・ステージで行われる次の WIZARD の間に30分時間があるので、エントランスから再入場して PAUL DI ANNO をちらっと観る。 なんだかんだいいつつ、彼は IRON MAIDEN 時代の曲を歌って一生食っていけるわ。
Bruce Dickinson 命のオレだけど、IRON MAIDEN を最初に聞いたときの声で歌われる名曲群は、理由などなしに胸が熱くなるもの。うむ、チョットだけだが観れて良かった。
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PAUL DI ANNO が終るかどうかくらいに、エントランスの外のウェット・ステージに向かうが、途中でサイン会をする RHAPSODY のメンバーを発見。おー、カッチョイイなぁ。Fabio ってばやっぱ彫刻みたい。 |
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と、寄り道をしながらドイツが誇る疾走クサメタル WIZARD を観るために再度ウェット・ステージ入り。 さな☆でんとステージ前で落ち合いつつ、モンコファ帰りのクサメタラー3人組にも再会。当然のように NEVERMORE よりも WIZARD の方にプライオリティを置くという、完全に間違いきった価値観を持つお前ら、最高だ!(笑)
ところが、次は WIZARD のはずのステージ上では、SILENT FORCE のギタリスト Alex がセッティングをしている。不思議に思っていると、WIZARD のシンガーがステージ上に登場。どうやらメンバーの家族に不幸があって、今日のショウはキャンセルになるらしい。。。残念! そして同じく続く BEHEMOTH もキャンセルとのことで、SILENT FORCE が2バンド繰り上がって演奏するとのことだ。
WIZARD のために集まったクサメタラー、そして BEHEMOTH を期待するブラック・メタラー軍団を前に演奏する SILENT FORCE・・・。厳しいことになりそうだ。 |
が、そんな心配は一切無用だった。SILENT FORCE のショウは、コアなメタル・ヘッズを見事に攻略したようだ。そのスマートなイメージからは想像もつかぬような、ヘヴィで疾走でテクニカルでブルータルですらあった楽曲とプレイは本当に煽情的で、アルバムの数万倍のよさを感じたわ。エンディングの JUDAS PRIEST のカヴァー "All Guns Blazing" でのステージ前の狂乱状態も凄かった。
このショウでのエネルギーを、是非次のアルバムには上手く封入して欲しいなぁ。そしてあとは D.C. の 振る舞い&衣装、そして Alex の前髪だけ何とかすれば(大汗)。 |
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SILENT FORCE の嵐のようなショウを見終えると、ステージ脇で今回いろいろと世話になった HMF ドイツ特派員 Masa と初めての対面。漢の握手をし、7,000マイルを越えて逢えたことを喜び合う。 そして、彼とともに大急ぎで次の SONATA ARCTICA のためにパーティ・ステージへダッシュ。
再度エントランスを通過せねばならんので、意外と混んでいるセキュリティ・チェックをまた通るが、なぜかこの時「カメラはダメだ!」と言われる。
押し問答の末、殴られそうな気がしたので(苦笑)指示された場所で「カメラだめって言われたんだけど・・・」っていうと「え? 問題ないですよ。通っていいですよ。」だって。はぁー、キチンと教育しとけよな!(怒) |
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パーティ・ステージに着くと、既に SONATA ARCTICA 目当てのファンが黒山の人だかり。しかも、傘がいるほどではないが雨が落ちてきた! 気温も一気に下がり、とてもじゃないが半袖が辛くなってきたので、近くのTシャツ屋で METALIUM のロングスリーヴを買って即着る。まだまだ寒いが、これでチョットは大丈夫だ。
そうしていると、おもむろに赤いTシャツの野暮ったいひげ男がステージ上に登場。突然アカペラでなんだか国歌のようなものを歌いだす。あ、シンガーの Tony だ。
歌が終るとチョット間があって、いきなり最初の曲が超絶な疾走を始める。が、皆堂々と振舞い、実際歌も演奏も相当に上手いのだが、なぜだか音が心に伝わってこない。曲間の「間」も悪いし、選曲もイマイチ("Wolf & Raven" も "San Sebastian" もやらず)挙句の果てには5分以上残して終了し、後は CD を流す始末・・・。ちょっとがっかりだったな。 |
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このあたりで、朝からハードに動いてきたためと、急激な寒さによって、疲労が身体を蝕むスピードが徐々に増し始めた。 地面に腰をおろして夕食のケバブ食いながらビールを飲んでいても、目の前のダブル・メガ・ステージで演奏する OVER KILL に何の興味も起こらないほど・・・疲れた。。。 毎度の事ながら、ケバブは超美味かったんで、救われたけどね。メシは大事だよ、ほんと。 |
ケバブの力も借りつつ、気合を入れて隣のダブル・メガ・ステージに THERION を見に行くが、サスガにもう前まで出て行く体力は全く残っていないので、後方からステージ全体を楽しむ。 ちょうど演奏中に日が暮れるというなかなかロマンティックなシチュエーションの中、途中で隣で飲んでいたオヤジが一言も会話なぞしてないのになぜかビールをおごってくれたりしながら、ド迫力の THERION のステージを堪能する。
アルバムでチープに感じた部分がすっかり解消され、このロケーションも含めて素晴らしく感動的なショウを見せてもらった。SAXON、HELLOWEEN に次ぐヘッドライナー近くのこの位置にいるのが超納得の素晴らしいショウだった。 |
そして同様にダブル・メガ・ステージでの HELLOWEEN もかなーーり後方から観戦。国民的バンドだけあって、代表曲なんぞは会場の端から端まで、ほとんどの人が歌っているといっても過言ではない人気ぶりだ。
ただ、オレはやっぱり Andi の歌はダメだわ。百万歩譲って彼の持ち歌はいいとして、"How Many Tears" の原曲ぶち壊しの適当な歌いまわしには、怒りすら感じたよ。マジで。歌えない曲をやるな!
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HELOWEEN が終って SAXON までの間、THE HAUNTED をチラッと観たが、相変わらず切れ味の鋭い爆裂スラッシュで、とにかくスッゲーカッコイイ。リフを口ずさむ奴が多くて、メタルの魅力の一つであるリフを口ずさまれるバンドっていいなーとなんだか妙に嬉しくなった。 |
そして SAXON が始まったが、体力的に限界が来ていたのでエントランス近くまで下がって座って観る。火柱が物凄いな。客も大盛り上がりだ。 しかし、こっちは寒さとだるさでもう死にそう。(汗) とうとう他のクズ・メタラー同様に、地面に寝てしまった。(笑) しかし、たまに歩いてる人に蹴っ飛ばされそうになるので(当たり前だわな/苦笑)死力を振り絞って起きあがり、安全なところを探して移動する。
と、ちょうど向かって左側のダブル・メガ・ステージの脇のビア・スタンドの周りにビア樽が椅子代わりに置いてあったので、そいつに座ってぐったりとうなだれていると偶然にも Masa がやってきた。 |
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とりあえず乾杯して色々話しながら飲んでいると、ちょっと回復してきたようだ。こりゃ、ビール飲むのが手っ取り早いな・・・という間違った解釈を元に(苦笑)さらに話し込みながらドンドン飲んでいると、女の子が「日本からきたの?」と話し掛けてきた。その子はリタって名前でスイスから来たらしい・・・が、チョ、チョット待った! スッゲー可愛いじゃんかよ!(嬉) その後 Masa と話してたのが良く聞き取れなかったんで、「いま何つったの?」と訊くと「彼女が、彼は(オレね)今日は一人なの?つってるぜ!?」くー。痺れるね。一気に疲れが吹っ飛ぶね。(苦笑) だが、オレには最愛のさな☆でんが。(爆泣) 「あー、残念。今 SAXON 観に行ってる友達がいるんよー。」と涙目で説明しつつ、「でも彼はたぶん前の方で死んでるから大丈夫。」とか一杯一杯のジョークを言うも(苦笑)、EXUMER を観に行く彼女を笑顔で見送った。 その後、Masa と「惜しかったねー」「うん、スッゲー惜しかったねー」と永遠に言いつづけたのは、言うまでもあるまい。いやー、でも可愛かった。(しつこい/苦笑) 写真撮ってないのが、死ぬまで悔やまれるなぁ。。。 |
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相変わらず SAXON は演奏している。もうそろそろ30分オーバーなんじゃないか? というくらいで、Masa もあまりの寒さにたまらずロングスリーヴを買うことにし、いっしょにTシャツ売り場へ。 そして買い物を終えてそこから戻る途中、SAXON を途中離脱したさな☆でんと合流。もう車に戻ろうかとも思ったが、大舞台で DIMMU BORGIR を是非見ておきたくて、もう少しだけ頑張る事にした。 |
そして待ちに待った DIMMU BORGIR。音は驚異的に悪いが(汗)、このあまりにも広い空間が荘厳かつ邪悪な空気に満たされていく様は、まさに圧巻。Vortex のクリーン・ヴォイスが数万人の前に響き渡るのにしっかりと心地よさを感じながら、「続きは来週日本で観ればイイや」ということで、会場を後にした。 |
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2晩めということで、今夜は夜道に迷うこともなく順調に車にたどり着いた。 極限の疲労を癒すために早々に寝ることにする・・・のはいいが、とにもかくにもあまりに寒すぎて全然眠れない! しばらく震えながら、悶々と寒気に睡魔が勝つその時を待っていたが、結局睡魔の完敗。さな☆でんは・・・ぎゃー! 爆睡やんけ!(笑) で、ちょいと洋服を着込むことにする。Tシャツ2枚にロングスリーヴ2枚、靴下3枚、そして買ったTシャツを数枚身体に巻きつけて、寝ようと試みる。。。結局明け方まで起きてて、知らぬ間に眠りに落ちた。。。 |


























