August 1 (Fri) - The First Day -
見事に快晴〜♪

目を覚まして時計を見ると7時過ぎ。昨夜は確か1時くらいに寝たハズだから、タップリ6時間程は寝た計算だ。身体の調子も、その睡眠時間が納得できるほどにスッキリなイイ感じ。

今日も天気は快晴! ドアを開けると、涼しい空気が車内に流れ込んでとても心地良い。 予報が予報だっただけに、この青空は嬉しい誤算だわ♪

ふと後部座席を見ると、オレが寝た時にはまだ戻ってなかった Masa がTシャツを何枚も身体に巻きつけて横になっている。どうやらスゲー寒かったらしい。オレは全然快適な温度だったんだけどなぁ・・・あ、毛布に包まってたせいか。(^o^;


深夜までノリノリだったらしいお疲れ Masa はもうチョイ寝てるってんで、先にシャワーを浴びに行くことに。駐車場からバック・ステージに入るゲートのすぐ手前にあるシャワー・ブース・エリアには、中に個室シャワーが6つあるコンテナが男女それぞれ用に一台ずつ設置されている。窓口で2.5ユーロ払ってそのエリアに入るとまだ早朝ということで3人ほどの野郎が順番を待っているのみで、そいつらに続いてそれほど待つ程なくサクっとシャワーを浴びることが出来た。今回は水圧充分な温水がタップリと出て、サッパリとリフレッシュ完了だ。


車に戻り、車外でセルフ・ドライヤー(って、単なる高速扇風機ヘドバンなんだけど/笑)で頭を乾かしたりしながらのんびりとしてると、一人の男が声を掛けてきた。

男「おはよぅッス。調子はどうだい?」
Koh「オハーヨ。プリティ・グッドだよ。お前はどう?楽しんでる?」
男「もちろん!いい天気だしな。 オレさ、スウェーデンから来たんだ。お前らはどっから来たん?」
Koh「日本だよ。スッゲー遠いっちゅーねん。」
男「おー、日本か! そりゃご苦労なこった。で、お前、DISMEMBER ってバンド知ってるか?」
Koh「あぁ、知ってるよ。 デス・メタルだろ?」
男「そう。えっとね、漏れ、DISMEMBER のヴォーカルなんだYO。」
Koh「マジで!? わっははは。 DISMEMBER って日本でもけっこう人気あるよ。」
男「そう、ちょっと前に日本でショウをやったんだけど・・・お前、見た?」
Koh「え?来てたの?ゴメーン、知らんかったわ。。。スマソスマソ。」
男「わはは、いいんだよ。気にすんな気にすんな。。。(鬱氏)」
Koh「あ、そうだ。アイツは見に行ったンじゃないかな? おーい、おっくーん! コイツ、DISMEMBER のヴォーカルらしいで。」
お「はぁ? マジデ〜?!」

コーヒー飲みたくて死にそうだったDEATH

・・・ってことで、この男 Matti@DISMEMBER(当然、名前は後で調べたんよ/汗) としばらくヨタった後、コーヒーが飲みたいってことでまだまだ時間は早いがフェスティヴァル・エリアへ向かう。しかし、時間が早すぎてまだどのテントも店を開けてない・・・あぁ、こうなってくると余計に今すぐコーヒー飲みてーッ!(>w<)


人がいるほうがもっと広く感じるんだけどね

…とジタバタしても天からコーヒーが降ってくるわけではないので(苦笑)、仕方なくまだ開場前の閑散とした会場内を散策。ま、これはこれで気持ちイイからアリだな。

ニホンノミナサン、オハトウゴザイマース!メタール!

カメラ向けたら、運転しながらメロイックしてくれました。

まだ観客は入場してはいないが、ステージ上では既にオープニング・バンド用の準備が始っているし、他にも地面の整備や各テント/ビールスタンドへの具材の搬入など、スタッフはなかなか慌しく動き回っている。


半分開店状態で強引にコーヒー売ってもらってご機嫌デス

そんな様子に頼もしさを覚えながらしばらく散策していると、遠くに見えるコーヒーのテントに人が集っているのを発見! 猛ダッシュでそのテントに走り、やっとのことで待望のコーヒー GET! ・・・んー、美味い! 正直いつも飲んでるのに比べるとチョー薄いけど、この状況下では贅沢は言えんわな。

開場!今日もメタルな一日が始まる!

そして程なく開場。タダっ広かったグラウンドがみるみるうちにメタル・ヘッズで埋め尽くされてゆく様を眺めながら暖かいコーヒーを堪能しているうちに時計は11時を指し、DEW SCENTED が Black Metal Stage で、THE QUILL が Party Stage でそれぞれ本編初日のトップ・バッターとして役割を果たすべくショウを開始した!


「朝イチDEATH」なのに意外とお客さん入ってマス

朝イチなのにテンション高けぇ〜(^o^;

まずは Black Metal Stage で DEW-SCENTED を観る。「サウンドホリック所属バンド」ってこともあって前日も今朝もカミーンが推してたんだけど、確かにこりゃ悪くないわ。テンションの高いヴォーカルが暴れる切れのよい爆走デスラッシュだけど、テクニカルなフレーズをしっかりと弾きこなすギターのアクセントが My 好みっぽいかも。うむ。


DEW-SCENTED の朝イチ爆撃にそろそろ満足感を得てきた頃、THE QUILL を観に Party Stage へと移動。

シンガーのMagnus、エモーショナルなイイ声してました

Roger、いいベース弾きまっせー。

うーん、ブルージーなストーナーなんだけど、シンガー Magnus Ekwall が堂々とエモーショナルに歌い上げるメロディ自体はメロディック・ハードって言ってもいいほどキャッチーで聴き応えがあるわ。先日 SPIRITUAL BEGGERS で来日したばっかの Roger Nilsson (b) も相変わらずカッコイイ・・・けど、ちょっと(いや、だいぶ)太った?(汗)

残念ながらウケはイマイチだったかな〜・・・

でも、さすがにこの酒飲みながら身体揺らしたら気持ち良さそうな音楽は、午前中には全然似合わないなぁ。そのせいか、オーディエンスの数も全然少なかったし。


本編初日最初のメタル・シャワーを満喫し終えたところでの朝メシは、ホット・ドッグをチョイス。ピクルスとビーフ・チップ満載&サワー・ソースたっぷりのここのホット・ドッグは、ホンマいつ食っても絶品だ。でっかい口で齧りついてビールで流し込めば、もう言うことナシっすわ。ってゆーか午前中からのビールってホント最高〜。(^o^)


味/量ともに大きな満足を得たところで、今回の W:O:A のハイライトの一つ、THE CROWN が早くも 登場! 彼らを楽しみにしていたのはオレだけではないらしく(当たり前や ^o^;)、13:00というまだまだ早い時間にも関わらず、Black Metal Stage 前には大勢のオーディエンスが詰め掛けている。
いきなり S.E.が轟く。"Crowned in Terror" の冒頭のイントロダクションだ。そして続く "House of Hades" が大疾走!

キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

うを゛ーーーーーーーーーーッ! すげーーーーーーーーーーーッ!

曲はアルバム通り "Crowned in Terror" に進んだあと・・・早くも "Deathexplosion"!

キタキタキタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!

Johan、かっこいいときとキモヲタっぽく見えるときの落差が凄いのよ(笑)

いやいやいやいや、今度ばかりはマヂで自分のクビがモゲるかと思ったッスわ。(笑) もしくはその前に失神するか。ラストの "Executioner - Slayer of the Light" まで、狂喜&感涙の45分間・・・最高だった!

Marcus!Marcus!Marcus!めっちゃ上手いネオクラなのに関わらずフェロモン系・・・珍しいわ。

キモヲタ風ルックスながら(苦笑)鬼気迫る歌唱を聴かせるシンガー Johan Lindstrand のインパクトも然る事ながら、テクニカルなネオ=クラシカル・フレーズを整然と弾きまくるリード・ギタリスト Marcus Sunesson がマジでメチャクチャカコヨカタ! 惚れるっちゅーねんなぁ。


THE CROWN が終わると唯一の屋内ステージ W.E.T. Stage に出向いて、セットの終盤を迎えようとしている OBSCENITY をチェック。

この写真一枚撮っただけで、ろくに聴かずに退出・・・

しかし W.E.T. Stage に一歩入ると・・・メッチャ暑い! しかも体臭系のニホイが充満してて超クサい!(泣) こりゃ長時間いるのは無理だってことで、一曲の半分くらいで即退散。OBSCENITY・・・オーソドックスなデス・メタルってことしかわかんなかったッス。(汗)


地獄のような W.E.T. Stage から飛び出たものの、外も気温はぐんぐん上がっていて日差しも超強烈。すでに顔がチリチリと音を立てているような気がするほど焼けてる感じ。まぁ、雨よりはマシだよな〜と自分に言い聞かせながら、ひたすらビールをお替り。ビール代がかさんでタマランわ。(汗)

こんなビール・スタンドが会場内に7〜8箇所。一日のうちに何度行くことか。(汗)マジ楽しい所っすよ♪ Wacken。(*^o^*)

True Metal Stage では DIAMOND HEAD が始まったが、N.W.O.B.H.M. 勢の中でも特に興味のないバンドだというのと、聴こえてくる元 TYGERS OF PANTANG のシンガー Jess Cox の歌唱がイマサンだったので、プレス・ポイントに戻って涼む。つっても扇風機しかないけどね。

DIAMOND OF PAN TANG。(笑)・・・スルーでした・・・。

プレス・ポイント内に置いてあるコンセント。牛テーブル、欲しくない?

メールし過ぎでバッテリの消耗が烈しい(汗)携帯を充電しながら椅子に腰を下ろしてマターリしつつ「お次はなんだろ?」とランニング・オーダーをチェックすると・・・DISMEMBER!? アレ? で、出るんだっけ!?(激汗)・・・オレってば、朝話してた時はてっきり遊びに来てるもんだと思ってたわ。(失礼 f^o^;)


ってことで、後でまた彼らに会ったらチョー気まずそうなんで(笑)一応ショウを見とこうとショウの開始のタイミングを見計らって Black Metal Stage に向かうと、ちょうど演奏が始まった。

DISMEMBER、意外と良かったな。人気あったし。

漏れ、DISMEMBER のヴォーカルなんだYO!
(c) metaltix.com

あ゛〜ッ!朝話してた奴がホントに歌ってるぢゃん!(笑) 実は DISMEMBER ってこれまで全く未聴だったんだけど、ブルータルでありながら意外なまでにメロディックなサウンドは、暴虐なトゲトゲしさに包まれていながらスッゲー聴きやすいのね。演奏は相当に上手いし、堂々としたパフォーマンスも Good・・・って、オレが知らなかっただけだよね?(恥)

「ヘドバン上手」って得だと思うわ。ステージングにおいて。

やっぱねぇ、長髪軍団による集団扇風機ヘドバンって、それだけでグッと来るものがあるんだわ。いや、動機は不純だったけど(汗)観といてよかったな。


初めて観る DISMEMBER に感心している最中、Party Stage から風に乗って聴こえてくる ゴシックっぽさもある哀愁のメロディック・デス・サウンドの主は・・・DARK AGE。その音が非常に魅力的だったのでダッシュで Party Stage に行くと、大勢のファンの素晴らしい応援に支えられながら DARK AGE が熱演中。

思わぬめっけもの、DARK AGE。ホントね、かっこいいんだわ。

長身の長髪の美形が3人でヘドバンですよ・・・いかがですか?そこの貴女。(笑)

この DARK AGE、これまでアルバムも買って聴いてはいたんだけど、そこそこのクオリティなのにイマイチ印象薄かったのね。どうしても DARK TRANQUILLITY や IN FLAMES のフォロワー的なイメージが強かったっていうか。
でも・・・今目の前で展開されているこのメランコリック・メタル・ショウは、実に新鮮にこの身体に響いてくるじゃん!? キーボードが壮麗なシンフォニーを加えつつ硬派な暗黒色を損なっていないのがポイント高いなぁ。

このクラスのバンドでこういう仕草まで様になるのって珍しいんよ。カコヨカタ〜。

ルックスを含む見た目のカッコ良さにもビックリで、堂々とした煽りの一つ一つがちゃんと様になってたのも◎。彼らが安定感とフレッシュさを兼ね備えたホントしっかりしたバンドだと判ったのは、マジで大きな収穫だったね。


エントランスの外側からパシャリ。チケット無くてもここで十分楽しめるんだけど(汗)

15分のインターヴァルを挟んで、True Metal Stage に FREEDOM CALL が登場。最初は後ろの方で観てたんだけど、自国が誇るコテコテなジャーマン系ドラマティック・メトゥ・バンドのステージってことでオーディエンスもスゲー盛り上がるんじゃないか?・・・って思ってたら・・・あれ?それほどでもない?

うーん、皆けっこう醒めてみてたナァ

安定してるのかヘナチョコなのか微妙なところにいるんだよね・・・

それでも、ショウ自体は序盤で早くも聴けた新作のハイライト・チューン "The Eyes of the World", "Flyng High" などでも軽い悶絶感を得られたように、けっこう良い感じ。全体的には Chris Bay の Andre Matos 調の線の細い歌唱(周りで拒否反応示す人多かったなー)や、アルバムと比べての音の薄さが気になったりしたけど、Dan Zimmermann の超強力なドラミングが気持ちよかったのでヨシっすわ。

本気でノリノリなのも楽しいけど、こうしてマターリと語らったりするのも同じくらい楽しいのよ

さて、お次は何だ? ・・・おぉ! ORATORY! 生 Ana Lara 嬢を見るためなら、暑い臭い遠いと3拍子揃った W.E.T. Stage へ出向くのも全然苦にならんわっ!

・・・と意気込んで W.E.T. Stage に着いたものの、やっぱ辛いよ、コレ。幸いにも集まっている人数が少なめなので、暑いには暑いけど「人から立ち上る熱気」の辛さはないが、充満している匂いは・・・キツいわ。

それでも生 Ana Lara 嬢のためなら(馬鹿)・・・とスカスカのフロアをステージ前まで進むと、タイミングよく ORATORY 登場! おぉ! お・・わ・・あれれ?

・・・ま、ある意味予想どおりだったっつーか・・・。

Ana たん?

ヽ(´Д`;)ノアゥア...

あ、Ana・・・たん・・・かな?

。・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ヨチヨチ

Ana たぁーーーーんッ!。・゚・(ノД`)

えー、音の方はですね・・・アルバム通りの印象デシタ・・・。しかも、冴えないパフォーマンスが目に見えるせいで、一層素人臭さを増した感じで・・・。(合掌)


そんな軽い衝撃を受けたこの身を引き摺って、SENTENCED の開演を待つ Black Metal Stage へ急ぐ。流石の人気で、ステージのかなり後方まで密度高くメタル・ヘッズが集結している。

だんだん混んできました。

その中をずずずいと前方に向かって進攻していくと、露出度高い系のおねいさんが2人並んで爆睡しているちょうど手前に適当な空間があったので(苦笑)そこで目の保養をしつつショウの開始を待つが、途中どっかのアホ野郎が調子に乗ってその子たちの上にまたがって立ちションの要領で上からビールを引っ掛けたら、(〃▽〃)キャー♪とか言いながらどっか行っちゃったぢゃねーかよ! Fuck! オレ様の上質な大人の娯楽タイムを奪いやがって!(笑)

周りの連中と「それにしてもあのネーチャン達、スッゲぇパンツ穿いてたよな〜」「歯で噛み千切りたいね」「いや待て、舐めて溶かすのがよくねぇ?」とかアホアホ全開で盛り上がっていると、突然 S.E. が鳴り響いてメンバーがぞろぞろと登場してきた。が、その S.E. が何かの不具合で?途中で止まっちゃったような感じで一瞬メンバーが当惑を露わにした直後、仕切り直しっぽくドラムのカウントから曲がスタート。(どの曲で始まったか全然覚えてナイッス/汗)

めちゃんこエネルギッシュで、自殺を考えてても思いとどまりそう(笑)

Ville様〜。オフステージでもオーラ出てたな。

しかしこの SENTENCED のショウ、「自殺メトゥ」のカケラもない驚くほどにノリノリロケンローな空気に包まれててビックリ。歌も演奏も適度に粗くて、特に新作からの "Cross My Heart and Hope to Die", "Excuse Me while I Kill Myself" などのキャッチーな楽曲ではオーディエンスも歌うはヘドバンするわで大盛り上がり。あ、オレもね。ラストも IRON MAIDEN のカヴァー "The Trooper" で超メタルに締め括るし。

青空の広がる炎天下ってシチュエーションも手伝って悲愴感めいたものは皆無・・・ってな、事前の勝手な予想とあまりにもかけ離れた雰囲気にちょっと戸惑いはしたけど、まぁ楽しいショウだったデス。


余談だけど、SENTENCED のショウを一緒にダベりながら観てた中にカタリナって子がいたんだけど、そのカタリナたん、ショウの最中ずっと近くにいたあるキモヲタ野郎にちょっかい出されてたんだわさ。赤毛で真っ白のホントおとなしぃーい感じの子だったんだけど、その野郎が絡んでくる度に烈火の如く「うるさい!向こう行ってよ!」って大声で怒鳴るそのギャップが超面白くて。(笑) カタリナたん、しまいには怒鳴り過ぎで声枯れてデス声っぽくなっちゃったんで「Angela の替わりに ARCH ENEMY 入ったら?」って言ったら「無理無理!Michael Amott とは付き合えないもん。全然タイプじゃないから。」だと。(汗)

飛行機使ったNUCLEAR BLASTの宣伝。地上では「あれ、いくらかかるんだろう?」って。

ここらでマジで顔の日焼けがヒリヒリと痛くなってきた。一旦車に戻って鏡を見ると、ホントに笑えるほどに真っ赤っ赤。赤いのはどうせ日焼けしてなくても飲み過ぎでそうなるだろうから別にイイんだけど、痛いのはけっこうツライ。(泣) ミネラル・ヲーターをタップリ使って顔を流したら幾分痛みが和らいだからよかったけどさ・・・ってほとんど火傷の処置やな、こりゃ。(苦笑)


髪の毛とともに「照れ」も捨て去ったみたいで、この歳にしてフロントマンとして急成長してマシタ
(c) metaltix.com

フェスティヴァル・エリアに戻ると、ちょうど True Metal Stage で PRIMAL FEAR がショウをスタートさせたところ。 Ralf Scheepers のスキン・ヘッドもやっと見慣れてきた感じ。あの変な所で結んだりしてた中途半端な長髪よりは、今の方が全然いいもんね。

オソロの迷彩ズボンがちょっと痛い?(苦笑)

このコンビは明日の SINNER でもお楽しみいただけます。(笑)

2001年にここで観た時も思ったけど、PRIMAL FEAR って、ほんとにアルバムよりライヴの方が断然魅力的なバンドの一つだな。曲の作りが単純明快なおかげで曲知らなくてもあわせて歌えるし、リズムの強さが理屈抜きに体がを動すし。Ralf の超絶ハイ・トーンの尋常じゃない強力さも、ツイン・リードの妙が冴えるメロディックな味わいも、ライヴだと一層グッと迫ってくる感じでね。

ただ、やっぱこのタイプには飽きを感じるのも早いわ、オレは。(苦笑)


なので、途中で W.E.T. Stage に移動し、Masa オススメの RAISE HELL を観る。

RAISE HELL は VIDEO で何年か前の W:O:A のライヴ映像を観たことあって、それのあまりの酷さに全然期待してかったんだけど・・・コレ、同じバンド!? メッチャいいライヴなんだけど! シャープなリズムが印象的な漢系メロディック・デス・メタルなんだけど、音だけじゃなくパフォーマンスもキッチリとアグレッシヴなアピールを忘れていない姿勢が何とも頼もしい。

ブレブレでわかんないけど、Vocal氏、超カッコイイのよ〜♪

この日歌っていたシンガーは最新アルバムをリリース後に加入した奴らしいんだけど、長髪をぶん回しながらテンションの高い絶叫をキメるその姿は Jens Ryden (NAGLFAR) を想わせるカッコよさ。 これまで RAISE HELL のアルバムにはさほど興味をそそられて来なかったけど、彼が歌うだろう次のアルバムはメッチャ楽しみだわ。


時刻は19時を回ったが、まだまだ全然明るいし二言目には「暑ちぃ〜」って言葉が思わず口をついて出るほどに気温は高い。それでも、日中の炎天下から比べると幾分落ち着いた気候になってはきたけどね。

次に控えているのはこれまた本日のハイライトの一つ TESTAMENT なのだが、同時にスタートする DIE APOKALYPTISCHEN REITER も「変態メタラー」と言われてるだけあって、どんなライヴをするのか大いに気になる。悩んだ末に、まずは Party Stage で DIE APOKALYPTISCHEN REITER をサクっと体験してから、速攻で Black Metal Stage に移動して TESTAMENT を観ることに決定。

変態アバンギャルドデス騎士メトゥ。めちゃウケっす。

拘束プレイを強制されながらのステージですか?(笑)
(c) metaltix.com

DIE APOKALYPTISCHEN REITER が登場するとメチャクチャ大きな声援が沸き起こる。おーー、やっぱ人気あるのね。弁髪のシンガーが反応のよいオーディエンスを妙な動きで煽る姿は、確かに普通のメタル・バンドとは一味違うなぁ。うわ!よーく見るたらキーボードの奴ってばレザーに棘生えた覆面被ってるし!(笑)

オープニングを飾るアルバム "Have a Nice Trip" の1曲め "Vier Reiter Stehen Bereit" の哀愁の漢クワイアを聴けただけで「とりあえずこれで満足!」と自分に言い聞かせ、(ホントはもうちょい観ていたかったけど)TESTAMENT が既に始ってる Black Metal Stage へ急ぐ。


ラッキーにも TESTAMENT はまだ始まったばかりで、曲はオープニング・チューン "Eerie Inhabitants" なのだが・・・いや、こりゃ、す、凄過ぎるッ!!

TESTAMENTマジ最強!!!!

最後に TESTAMENT を観たのはもう余裕で10年以上前だし、正直 Alex Skolnick が抜けた以降は個人的には「終った感」を感じていたんだけど・・・今目の前で凄まじいプレイを展開しているバンドは、確かに当時とは多少メンバーは替わっているけれども紛れもなく「まさに TESTAMENT の音」を出すことが可能な進化形 TESTAMENT!

以前よりさらにヘヴィに、そしてさらにテクニカルな表現力をアップさせた地力が、何かに呪われたような禍々しさをも身に付けたのには驚かされるばかりだ。

Steve Smyth、現時点ではオレにとってもっとも理想的なプレイヤーかも

Chuck Billy は「ダミ声のスラッシュ・シンガー」ではなく「メロディックに歌えるデス・メタル・シンガー」として時流をも引き寄せんとする邪悪な咆哮を轟かせ、昨年 DRAGONLORD でのプレイに度肝を抜かれた Steve Smyth (g) はここでも現世屈指のエモーショナルなテクニックを惜しげもなく披露。それに触発されるように Eric Peterson も Alex Skolnick が弾いていたギター・ソロをいとも簡単に再現するという意外なテクニシャン振りを見せる。

初 Digiorgio! プレイのみならずパフォーマンスもイケテルって凄いな

そして初めて見る待望の生 Steve Digiorgio がこれまたスッゲーインパクト。フレットレスな指板に蜘蛛のように指を這わせながら凄まじいヘッドバンギングとともにオーディエンスを的確に煽りまくる様には、マジ恐怖すら覚えたね。(笑)

もはや「人」ではない感じデス。(畏)

それにしても Chuck Billy・・・いくら回復したとはいえ、「癌患者」だったんじゃないの!? 見たこともないような高速扇風機ヘドバンといい、地を揺るがすデス・ヴォイスといい・・・なんなんだこのパワフルな生命体は!? 常人とは基礎体力が染色体レベルで違いすぎるとしか言いようがないわ。

リフ野郎のイメージあるけど、テクニカルプレイも何気に激ウマっすよ、Ericってば。
(c) metaltix.com

セットも "Eerie Inhabitants", "Practice What You Preach", "Sins of Omission", "True Believer", "Burnt Offerings", "Into the Pit", "D.N.R.", "The Haunting", "Over the Wall", "Alone in the Dark", "Electric Crown", "Low", "Disciples of the Watch"・・・と悶絶!悶絶!また悶絶! でも、いつか "Dog Faced Gods" も演って欲しいな♪


TESTAMENT に悶絶しながら身を捩っている時、隣にデッカいハゲがいるのに気付いてふと見ると、そこには Bjorn@SOILWORK が。(笑) お互いビックリしながら再会を喜んでたんだけど、「元気だったか!?」っつーから「元気だけどさぁ、スッゲー日焼けしちゃって顔がチョー痛いンだよね〜。」と答えたら、改めてオレの顔見て崩れ落ちるほど笑い転げやがった。チェっ。(^-^;

完全燃焼してお腹が空いたので、フード系テント群に出向いて何を食おうかと物色した結果、今日の夕食はポテトとベーコンを炒めたものをチョイス。この手の炒め物系の大半がそうであるようにトレイからこぼれるほどに山盛りなんだけど、これがまた大当たり。メチャクチャ美味いわ・・・ってゆーかビールとベスト・マッチング。( ゚Д゚)ウマー。


お腹も満足ってことで、次は久々に観ることになる GAMMA RAY。確か Ralf 脱退直前の94年の3度目の来日公演以来だから・・・9年ぶりかぁ。
Kai Hansen が歌いだしてからしばらくはこの GAMMA RAY に対する興味は極端に薄まっちゃってたけど、このところ Kai の歌う近作を聴き直してそれなりの良さを見出してみたり、ファンクラブ関係者にまつわる目糞鼻糞的な醜い争いっぷりの爆笑ものの面白さに噴飯してみたりしてるうちに(汗)、俄然興味が沸いてきたんでそれなりに楽しみだったんだよね。

そろそろ21時になるってことで辺りがちょっと暗くなりかけてきた中、True Metal Stage とそこに集まったオーディエンス全体を見渡せるあたりで GAMMA RAY のショウが始まるのをビールを飲みながらマターリと待っていると、イントロダクション "Welcome" が場内に響く。

この時はまだそんなにヨパラテなかった・・・ハズ

おぉ!なんだかんだ言いつつ、このイントロには嫌でも高揚させられるぜ! さぁ、続く一曲目はなんだ!? 狂ったようにヘドバンする準備は出来ている!


・・・と、身構えていると、PA から大音量で流れる荘厳なイントロダクションを押しのけて、聞き覚えがあるようなないような言葉を我が耳が鋭く捉えた。

・・・チンチン、タッチャッタ、

・・・チンチン、タッチャッタ!

・・・チンチン、タッチャッタ!!

ふとその声の方を振り向くと、一人の男が物凄い笑顔でオレに向かってビールの入った Wacken カップを掲げ、乾杯を誘っている。ま、いっか!

(^O^)/▽▽\(^O^)

チンチン、タッチャッターーーーーーーーーーッ!!!!!


左から Frank, Jens, Markus。愛すべき三馬鹿だ。この夜、何回「Muschi」って叫んだかな〜(アホ)

この脳内春満開中の男は Frank。ってゆーかこの男・・・TERROR SQUAD のTシャツを着ている!? そこへもう2人のドイツ人もやってきた。彼らは Markus と Jens。

話しを聞くと Markus は Frank の弟で超 Godzilla メイニアにして SCORNAGE ってバンドのベーシスト。Jens はその SCORNAGE のマネージメントをやっているとのことで、TERROR SQUAD とは彼らがドイツ・ツアーを行った際に SCORNAGE が一緒に回ったって縁らしく、このアホアホ全開な日本語の発信者は・・・日本のデスラッシュ・バンドでした。(笑)

Dirk!! Dominator of Monsters and Beasts!!! 今夜のお相手はどの怪物?

知らないうちに GAMMA RAY はショウを盛況のうちに進めているが(汗)、チラチラとステージに目を遣りながらも4人のうちの誰かが追加のビールを買いに行きながら4人でガンガン飲んでアホのように盛り上がりまくってると、偶然にも Masa が通りがかり・・・アッという間に信じられない程に意気投合。(笑) しかし、スッゲー広い会場なのにこーゆータイミングで見事に出会っちゃうってのがブラザーたる所以だな、うむ。 Masa が加わってさらにテンションが高くなった5人は、とにかく飲んで飲んで飲みまくる。

なんだかんだ言いつつ立ち姿やポーズの一つ一つが様になるのは、やっぱ「神」だから?

途中、ふと我に帰ってステージを観ると、ちょうど Kai Hansen が "The Silence" を歌ってて、思わず「冒涜だ!」と叫んでみたり。(苦笑) ちなみに、この曲ではなんと Ralf Sheepers が飛び入りして一瞬デュエットしたらしいが、当然そんなことは覚えちゃいないし・・・。


ってゆーか、今夜のこれ以降のことって・・・ホント断片的にしか覚えてないんだよね。(汗) ふとステージを観た時に GAMMA RAY はもう終わってていつのまにか IN FLAMES が始まっていたし。

たぶん・・・IN FLAMES・・・で、あってると思う(汗)

Frank から「お前の名前は今日から Muschi Saubermacher だ! そして職業は Yokozuna of Pussy だ!」という栄誉ある称号/職位を頂き、感涙に咽びながらその授与式(馬鹿)を盛大に執り行っている合間に観た IN FLAMES から漂ってきてたのは、もはや「超ビッグ・バンド」な空気感。

スモーク焚き過ぎなんですけど

ステージ上に立ち込めたスモークに、逆光によって映し出された仁王立ちするメンバーのシルエットには、風格すら感じたっすわ。聴衆の反応も驚くほど大きく、その割れんばかりの歓声には、オレの「I was born to be .... Muschiiii Saubermacheeeeer!!」という聖なる雄叫びも掻き消されてしまうほどだったもんなぁ。(笑)

僅かな記憶によると、曲は意外にも初期のものが多めで、特に "Episode 666" と "Pinball Map" では狂ったように歌いながらヘドバンしてたような気がするわ。


オレら超酔っ払い軍団が騒いでいるステージから随分距離を置いたこの場所でも、さすがにこの時間帯になるとカナ〜リぎゅーぎゅーな混み具合。面白いのは、そんな混沌とした状態のなか何度も人ごみを掻き分けて遥か彼方のビール・スタンドに神の液体を仕入れに行ってくれる Markus が、毎回ちゃ〜んと戻ってくるんだよね。ビール5個持って。すげー犬の帰巣本能っぽいんだけど。(笑)

普通は戻って来れないと思うんだけどねー・・・
(c) metaltix.com

自分たちだけのみならず、酔っ払った周りの連中も巻き込んで下品度をさらに急上昇させながら楽しんでると、昨日からバック・ステージで仲良くなってた奴らがすぐ横にいたんで話してたら、Masa が「あ、Nils じゃん。NOCTURNAL RITES のベースの。」・・・って、全然そうとは知らずに昨日からずっと話してたっちゅーの。Nils、先に言えよなぁ、顔知らないんだから。(汗)


これまた気付かぬうちに IN FLAMES は終わっていて、True Metal Stage では本日のヘッド・ライナー TWISTED SISTER のショウが豪華絢爛に幕を開けた。TWISTED SISTER・・・舐めてましたわ。いくら今現在興味が失せてしまったバンドとはいえ、当時リアル・タイムで死ぬほど聴きまくってソラで歌える程に身に染みちゃってる楽曲は、こうして聴くと予想外のカッコよさにマジびっくり。

うひゃ〜〜〜〜!ワケワカンナイけど限界まで盛り上がるぜ!!!

キャッチーなパーティ・ロケンローな皮を被ってはいるけど、その中味にしっかりと息衝く「スピード、パワー&泣き」ってなヘヴィ・メタルの醍醐味が、大部分はその機能を一時停止してしまった反面ある一部分だけが異常なほど過敏になった我が脳を、見事にピンポイントで刺激してくるんだよね。

この男のベシャリは魔法がかかってるね。どんな高額商品でも買っちゃいそう。(笑)

そして、ヘヴィ・メタルの同胞達に真摯に語りかける Dee Snider の素晴らしい M.C. の一言一言に同調させられながら、グイグイと彼ら独特のエンターテインメント・メタルの世界に引き込まれてゆく快感は唯一無二のものだわ。いやはやホンマ凄いわ、Dee。

とりあえず、遠目には以前に見た写真と同じような感じに見えてました(汗)

ショウの最中は、周りのよく知らん酔っ払い連中と肩を組んだりしながら "Stay Hungry", "Burn In Hell" では一心不乱にヘドバンし、"We're Not Gonna Take It", "I wanna Rock", "S.M.F." では喉が枯れんばかりに歌いまくり、"The Price" では頬に涙の熱さを感じ・・・と、2001年の LOST HORIZON とはやや違う種類ながらも W:O:A ならではの恐るべきエクスタシーに身を任せて、マヂで言い様にないほど楽しいかったッス!! Masaと 目が合うたびに(って、お互いもう焦点合ってないんだけどね/笑)「タノシーーーーーーー!」って最低69回は叫んでたもんね。一番テンションの高かった Frank は、途中で地べたに座り込んで意識を失ってたけど。(笑)

正直、ICED EARTH のキャンセルの穴を埋めるバンドがこの再結成 TWISTED SISTER であると聞いた瞬間の気持ちは「落胆」の2文字が適当なものだったが・・・それがあまりにも大きな間違いだったのは、チョー嬉しすぎる誤算だったな。


本編初日のラストを締め括るのは、フィンランドのゾンビ・メタル・バンド LORDI。この日まで触れた彼らの音楽は Web サイト聴いたサンプルだけだったが、彼らが提供してくれたエンターテインメントは、そんな状態でも(いや、たぶん全く事前情報ナシでも)120%問題なく楽しめた素晴らしいモノだったッス。

見た目はこんなですが、哀愁バリバリなんです

常時噴出したり燃えたり爆発したりしまくりー

地獄の情景のように焔が吹き上がりまくる Party Stage 上で醜悪なゾンビ・コスプレに身を包んだメンバーが奏でたのは、哀愁漂う80's MTV メタル路線の非常にキャッチーな楽曲群。ACCEPT の "Midnight Mover" や ALICE COOPER の "He's Back" などのカヴァー曲らが全く違和感無くハマるような、一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディの魅力はホント秀逸で、そのうえ視覚的にも見どころたっぷりなので文句なしの楽しさなんだわさ。

フィンランドに閉じ込めとくには勿体無いほどいいキャラしてまっせ〜

斧を振り回しながらメランコリックなマイナーメロディを哀愁ダミ声で切々と不器用に歌うカリスマティックなシンガー Lordi が、存在感たっぷりでカッコイイんだわ、これが。「異形の者」としての悲哀感の滲ませ方に天性のものを感じたな。ラスト・チューンである彼らのデビュー・アルバムのリーダー・トラックにして超名曲 "Would You Love a Monster Man ?" ではホントに泣きそうになるほどに響いてきたしね。


本編初日のショウはそんなマジ最高の状態で締め括られ、馬鹿馬鹿しいほどに楽しい一時を共に過ごした3人のアホ独逸メタラーと別れを告げ、ヘロヘロの身体に残る凄まじい余韻とともに心地良く歩きながらバック・ステージに戻ると、その入り口で Felix@EDGUY (dr) と遭遇。Masa に紹介されてチラッと話すが、コイツがめっちゃんこナイスガイでビックリ。いや〜、稀に見るいいヤツでした。

そして明日の最後の最後にショウを行う SONATA ARCTICA のメンバーも会場に到着して勢揃いしてたので、そこでも少しヨタ話。でも、Tony は相変わらず変な日本語で話し掛けてくるし(笑)Jani もノリは悪くないんだけど、他の3人は意外とシャイ?

非常に楽しかったではあるんだけど、Masa も含めて英語ではない様々な言語で盛り上がってて訳がワカランし(でも、確実にシモネタだってことは伝わってくる!/笑)、いい感じに疲れて気分良く酔っ払ってる状態でもう寝ちゃおうと、今夜も Masa を置いて車に戻り・・・例によって、アッという間に熟睡〜☆