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窓の外の明るさにショボショボと目を開いてみると・・・そこはドイツだった。(苦笑) 毎回来て最初の朝って、自分がどこにいるかよくワカランのだよね。 一足先に起きて既にシャワってたおっくんと入れ替わりでオレもサクっとシャワり、1Fのレストランに降りてヴュッフェ・スタイルの朝食をいただく。 ヴュッフェの内容はなかなか充実した品揃えで嬉しいのだが、いかんせんオレってば朝起きてすぐにはコーヒー以外の食物がのどを通らない人種なので、コーヒーをジックリ楽しみつつ、小さなバケットと卵一個、ベーコン一切れ、チーズ一枚で精一杯だったりするんだけど。。。(^o^; そんなオレの小食っぷりを尻目に、食欲も日本一のメタル・ジャーナリスト(笑)は相変わらず食う食う食う食う食うったら食う!って程に食いまくり。朝っぱらから山盛りのディッシュを何回お代わりした事か!(笑) |
食後、部屋で腹を休めながらの荷造りを終え、9時ちょい前にホテルをチェックアウトして目の前の中央駅へ。まず目指すのは、北の港町 Hamburg の中央駅。ここ Frankfurt 中央駅からは ICE で約3時間半の長旅だ。
売店でミネラル・ヲーターを買ってホームで列車を待っていると、予定の9時からチョイ遅れでお目当ての列車がやってきた。去年は反対方向に行く列車に乗っちゃって大変な目にあったので(恥)、今年は正しい列車かどうか慎重過ぎるほど慎重に確認して、その列車に飛び乗った。 |
予約されてた座席は、3人掛けの席が対面に配置された6人用個室のうちの2席。といっても他に乗客はおらず(途中、ちびっとだけ家族連れがいたりしたけど)、オレらハポーネ・ヲサーン・メタラー2人で超のびのびと個室を堪能できたので超楽チンだったわ。
ひたすら続くのどかな田園風景を眺めながらたまにウトウトしたりしてる状態での時間の進む速度は思いのほか早く、気がつけば時刻は12時半、列車は Hamburg 中央駅に滑り込んだ。 |
列車を降り、携帯で連絡を取り合って駅のコンコースで落ち合ったのは、デュッセルドルフから参戦の我がメタル・ブラザー Masa。 昨秋に楽器フェアで来日して以来約10ヶ月ぶりの再会と Team Wacken 2004 の完成をひとしきり喜びあうと、まずは DB の窓口で帰りの電車の座席をしっかりと予約。
サスガにこの時間帯の Hamburg は黒ずくめの Wackener の数も多く、アイ・コンタクト&メロイックでのメタル・エールの交換の頻度も徐々に高まってくる。今年は前夜祭のトリに BOHSE ONKELZ なる極右系激ヤヴァバンドが出演するということで、それ系のゴッツい&危ないヲヤヂが大量に目に付くのがいつもと少々雰囲気違う感じ。。。
予約完了後、昼飯を食いに駅の外へ出るが、メシの前に駅前の携帯ショップで昨日断念したおっくんの携帯へのチャージに再挑戦することに。もちろん、Masa のドイツ語でのヘルプあってこその行動だ。(汗) 結果、あっけなくチャージに成功し、めでたく会場内での連絡手段 GET♪ これでさらに一安心だわ。 |
さて、じゃあどこでメシを食おうか・・・と算段するも、ここ Hamburg 中央駅周辺には驚くほどに食い物屋が少ない・・・ってことで、観光も兼ねて(苦笑)うろうろした結果、結局去年も行った中華料理店で腹ごしらえ。無難に済ませた感はありながらも、まぁ美味しいから全然 OK っしょ。 |
空腹の虫も治まったところで、いよいよ聖地 Wacken に向かうべくレンタカー屋へ。例年お世話になってる Hertz は希望クラスの予約が取れなかったので、今年は AVIS に初挑戦。駅構内にある営業所で日本で Web 予約したバウチャーを渡し、鍵と借りる車の在処を記した案内図を受け取り、案内図に書かれた場所に向かうと、そこは毎年 Hertz のレンタカーをピックアップするのと同じかつて知ったる駅裏パーキング。 指定された地下二階に降りると、そこに待っていたのは・・・VOLVO V70。おぉぉ、今年も分不相応な高級車だなぁ。。。って、オートマが主流というわけではない国でオートマの車を指定しようとすると、必然的にそのクラスになっちゃうんだよね。 広ーい後部ラゲッジにメタル・バゲッジ群を積み込み、革張りシートに身を包んで各種スイッチ類の場所をサクッと確認すると、車は勢い良くパーキングを飛び出て Wacken に向けて Let's Go!! 車内に大音量で響き渡る TURISAS の勇壮なシンフォニーに釣られて急上昇するテンションに、ワケのわからんヴァイキングな雄叫びを上げまくりの状態での出発だ。 Battle! Battle! Metal! Battle!!! パパパパァーパパパァーパァーパァーパパパァー! |
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アウトバーンの入り口目指して、Hamburg 市街をいつもの道なりに快調に走る我らがメタル・ボルボだったが、途中、車線変更し損ねたついでに「ちょいとショートカットした近道でも大丈夫かな?」・・・と、いつもとは違う脇道へ入ってみたら・・・見事に道に迷っちゃいました。うはははは。(馬鹿) 地図を見ながら何とか路線の修復を試みるも、景色はこれまで見たことないものだわ標識も地図もドイツ語だわで、激しく焦りまくり。何度も何度もUターンを繰り返して、やっとこさ見覚えのある道に戻れた時の最上級の安堵感ったら、振り返ってみてもこの旅の中で一番だったかも。(苦笑) ま、旅の慣れが誘う判断力の甘さには要注意って教訓ですわ。 |
そうしてなんとか Stellingen からアウトバーンに乗ってしまうと、気分的にはもう着いたも同然。なんたって、ここから会場の駐車場に到達するまでに使用するだろうウインカーの回数ってば、どう多めに見積もっても10回未満だからね。
予めこの手のトラブルを見込んだ用意周到なスケジューリングのおかげで、随分長いこと迷っていたにしては時間的に余裕があったこともあり、さほど焦ることなく 150〜160km/h で巡航。途中 Itzehoe のあたりでここ何年も続いている工事が原因の慢性渋滞をのろのろ運転でパスしたりしながら、小一時間ほどで目的のインター Schenefeld に到着!
超盛り上がりまくる気分に、もし角笛があったら高らかにプォワァ〜〜〜!っと一発吹き鳴らしたいところだが、残念ながら手持ちの角笛がないので(笑)仕方なくヴァイキングな雄叫びを上げまくりながらインターを降りて一般道に合流すると・・・明らかに「全員 Wacken 行き」な超メタル大渋滞!? いつもはもうちょい先に進んでから渋滞が始まるのになぁ? と疑問に思いつつも、動かないものは仕方ないので前車に追随して停車と徐行の繰り返し・・・。
例年のように、道端の溝に脱輪してたりオーバーヒートしてたりと立ち往生してる車の数々を目にして「そういえば最近の日本ってあんまりオーバーヒートしてる光景を見ないよなぁ?」・・・とあらためて日本車の出来の良さに感服しながらしばらくノロノロと進むと、やっとこさスーパーマーケット HOT SPAR が見えてきたので、申し訳なくもちょっとだけ対向車線を飛ばし、そこの駐車場に素早く左折して入った。 そう、このスーパーの駐車場脇に設置された無機質な白色のプレハブ・コンテナこそが、Wacken Open Air 2005 のプレス/アーティスト/VIP向けの窓口なのだ。 |
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プレス関係者だけで1,000人以上も集まるという W:O:A らしく、既に窓口は長蛇の列、列、列。。。 去年よりは穏やかとはいえ、それでも十分に「炎天下」と形容できる暑さの中、我々も最後尾に並んで順番が来るのを待つ。ごった返す人の群れの中には毎年のように顔を合わせる知った顔もちらほら。遊びに来ていた Henka@骸骨剣士を Masa が見つけて話していると、その後方にこの炎天下にも関わらず革ジャンの上に気合入りまくりのパッチGジャンまでもを羽織った(狂)知った顔の東洋人が・・・。あ、Spiritual Beast の Mats@松本氏やんけ♪ やがて順番が来たので、予めメールで貰っていた承認用紙とパスポートを窓口のヲバチャンに手渡し、フォト/バックステージ・パスの交付を受ける。ただ、おっくん用のフォト・ピット入りの承認が今年は降りなかったので、事前にメールでネゴってあったとおりにその窓口で交付してもらえるよう頑張って交渉するが・・・結果はむなしくも NG。残念ね。 耐水特殊紙で出来たカラフルなパスを手首に巻き、ついに「聖地入り」の準備が整った我々は再びメタル・ボルボ乗り込み、未舗装の駐車場の砂埃を巻き上げながらいざ会場へ向かう。海外フェスの劣悪な環境をものともせずに裸一貫で飛び込むツワモノで今回ももちろん一人用テントでの参戦という漢 Mats ももちろん同乗だ。
通るたびに「あぁ、ここに住んでたら毎年メッチャ楽やなのになぁ〜」という思いが脳裏をよぎる閑静かつ素敵な住宅地を抜け、会場敷地の裏口からセキュリティの案内に従って会場に併設されたパッと見たとこ東京ドーム2個分くらい?の広さの見渡す限り一面緑の芝生で覆われたプレス用パーキング&キャンピング・エリアに進入! 既に停まっている多くの車&設営されているテントの間を徐行し、フェスティバル・エリアへの入り口があるバックステージ・エリアに近めの場所にメタル・ボルボを停める。ここがこれから三日間の根城だ。 |
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そして、車を降りて直立し、両手を広げて深呼吸・・・おぉ!懐かしきこの空気!!
感激を胸にさっそく身支度を整え、まだまだ人影もまばらなバックステージ・エリアを通り抜け、人々のざわめきとリハーサルの騒音が漏れ聴こえるフェスティバル・エリアへと向かう。 イカツいセキュリティに笑顔で挨拶しながらパーティ・ステージ裏の小さなゲートを通り抜けると・・・
キタキタキタキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━ッ!!!! ![]() コトシモマタキタ━━━━━━━━━━━\(☆∀☆)/━━━━━━━━━━━ ッ!! この一年待ち焦がれたメタルの大地がそこに! 帰ってきたぜ、Wacken!! 世界最大のメタル・フェスの幕開けを祝福するかの快適な晴天の下、なにはなくともまずはお約束のようにビール・スタンドに直行し、W:O:A 特製プラカップに注がれた(Mats は1㍑のジョッキだ/笑)ビールを天高く掲げて・・・メタルに乾杯!! そして飲む! 飲む!! 飲む!!! 飲む!!!! 一気に全部飲む!! プハーッ! 最高や! アーンド速攻お代わり!(笑) |
![]() 心地よい気候と前夜祭というリラックスした空気にややマターリ気味に過ごしている、世界各国から続々と集結しつつあるメタルヘッズたちの姿を眺めてまたも感慨に耽っていると、いつしか時刻は18時になり、同時に今年のトップ・バッター ZODIAC MINDWARP & THE LOVE REACTION の爆音が巨大な True Metal Stage から広大なエリア全体に響き渡り始めた。 ヲヲヲヲ! 今年もついに始まった!! と、その事実自体には興奮を露わにしつつも、まぁ ZODIAC MINDWARP は昔からさほど興味ないんで(汗)、まずはビール片手に会場探索やね。 |
3つのステージのうちもっとも小さく唯一テント内に設営されている W.E.T.ステージの場所が変更になった以外は、食い物系テントの数が去年よりやや増えた印象だというのを除いて、ほぼ昨年と同じレイアウトと言えるただっ広い会場を一周していると・・・わははは。今年もヤツがいた!
遠くから「Haaaiiii! Daaaave!」と声を掛けると、そのオーストラリア人も驚いている様子。そう、なぜか毎年出会ってしまうクサレ縁メタラー Dave と一年ぶりの再会だ。 再会を喜びつつしばらくのんびりと腰掛けてと談笑していると、お次の MOTORHEAD が始まったのであわてて前方にダッシュ。 |
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MOTORHEAD をここ Wacken で観るのももう何度目かだが、彼らのショウはやっぱり強力! ![]() いくら Lemmy が完全にやる気なさそうにダラダラしてても、その背後で鬼神の如く髪を振り乱して叩きまくる Mikkey Dee の超ラウド&超タイトなドラミングだけでアドレナリンは噴出しまくりだ。 |
そうして早くも W:O:A 2004 初ヘドバンに心地よく耽っていると、傍に来た Mats に一人のアブナそ〜な男を紹介された。聞くとその男は Spiritual Beast の所属バンドであるジャーマン・パワー・メタル・バンド DEADLY SIN のシンガー Ross。その目つきのヤヴァさとは裏腹に、連れてた彼女が超キュートなロリ系だったのがカナーリムカツクんだけど!(苦笑)
Ross がその彼女とイチャついてる間も、ドイツにも生息していたエア・ギター使い(笑)と騒ぎながら "Ace of Spades", "Overkill" で MOTORHEAD を存分に堪能し終えると、時刻は21時であたりはそろそろイイ感じに日暮れ時。 ![]() ビールばっか飲んでてあんまり腹は空いてないけど、屋台のいい香りに釣られて夕食を物色し、ビールのつまみにとポテト・フライをチョイス。信じ難いほどに山盛りのそれは、屋台のヲサーンに「塩たっぷりね!」お願いした甲斐のあるしょっぱさ全開な美味しさなんだけど、見るからに GI 値激高そう(汗涙) |
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そして、今夜のトリ、地元の極悪ヲヤジ軍団 BOHSE ONKELZ がスタート。 ![]() 髪を短く刈り込んだ…もしくはスキンヘッドで危険な香り発散しまくりの多数の ONKELZ ファンが、今日これまでこの会場内でも異常に目立っていたんだけど・・・なーんか前の方がもの凄い騒ぎになってるんですけど。(汗) まぁ後ろの方はマターリとした空気が漂ってるので、塩ポテト(笑)を頬張ってはビールで流し込みながら、しばらく観る。曲自体はアグレッシヴでパンキーながらキャッチーなロケンロー色もあって、意外にも聴きやすい感じ。 |
とはいえ、決して好みってわけでもないので(汗)、ショウを楽しむのはこれにて終了し、あとはバック・ステージに戻って Masa、Mats らとしばらく飲んだくれ。飲んでると、入れ替わり立ち代わりガイジン達に適当にイヂられては適当にイヂり返して楽しむ。手首のパスの色で出演アーティストだってのは判るんだけど、誰が誰だかワケわからんわ。(笑) 何人かは Masa に紹介してもらったような気がするんだけど・・・全部忘れた。(汗)酔っ払ってたしね。 ってな感じで、やっぱり猛烈に楽しい Wacken の初夜はアルコールと共に更け行き、メタル・ボルボの運転席にて、酔いに任せて6.9秒で爆睡。。。 |








