Aug.4(sat): W:O:A / The 2nd Day

本編2日目の朝は、快晴とまではいかないながらもまずまずのお天気。 ま、雨降ってないってだけで全然OKっしょ。

妙に早起きしたので、まだウトウト中のオクーンに先んじてシャワーに行ってみると、おお〜!無事に暖かいお湯が! なんたる幸運!!(笑)


この日は前日に Denis らと一緒に Wacken 村に出て朝食を食いに行く約束をしてたので、一般キャンプサイトの Denis のテントへ。

エントランスを出てすぐのエリアの、しかも入り口すぐそばという超好条件な場所にテントを構えていた Denis、ヴェポーさん、そしてその友達(スマヌ、名前忘れた…)の3人と合流し、会場外のエリアへとテクテク歩く。


途中、エントランス傍にこーんなナイスな屋台があったり、


キャンプサイト内の通路(?)にこーんな素敵な名前が付いてたりするのを面白く眺めながら・・・


・・・会場外の通りに到着。

ま、何の変哲もない田舎の街道沿いって感じスな。 歩いてる人のほとんどが黒Tシャツのメタラーってことを除けば・・・だけどwww


道すがらには、Wacken Open Air のオフィスが。 お〜、初めて来たわ。 会場から見えてた塔っぽいのはこれだったのね。

中は各種インフォメーションの窓口となるカウンターがあり、グッズを売ってたり、共用で使える PC が置いてあったり。


Denis らは Wacken 村が夏の3日間だけメタルに染まる様子を記録したドキュメンタリー映画 "Full Metal Village" のプレートを何故か持参してて、目的のレストランに向かいながら色々と寄り道し、映画に登場してた町の人々にサインをお願いしまくり。

あの〜、ワシ、超ハラペコなんですけど・・・。 てか早くコーヒー補給せんと死ぬし!


そうこうしながら、小奇麗なレストランに到着。 外見はカナーリ上品な感じだったんだけど・・・


・・・中に入ったら予想通り客は全員メタラーでワロタ!(笑)

てか、このベーコン&エッグが乗ったパン、超ウメェ。(驚) そしてコーヒーが染みるわ。 ヴェポーさんとその友達 (名前忘れた) は迷わずビールだったけどね。。

ちなみにこの日の Denis の服は、去年初めて会ったときと同じ、サッカー日本代表のユニフォーム。(謎)


くだらない下ネタで盛り上がりながらノンビリめに朝食を済ますと、時刻はもう13時 (この日は正午に開演…)てことで、そろそろとお店を出て会場へと戻り始める。

が、途中、皆でロトをやってみたり、街道沿いの民家が庭で即席でやってるオープン・バーに立ち寄って一杯呑んだりして、なかなか会場には辿り着けず。(汗)

あ、道端に Wacken ワッペンを売ってる可愛い黒レトリバーがいて、超いい子で萌え死にましたとも。




やっとこさ会場に到着すると、ちょうど TRUE-METAL Stage で SACRED REICH が終わったところ。

この日は正午からの一番手が SONIC SYNDICATE, DISILLUSION とメンツ的に少々ボチボチめなこともあってか(失礼)、会場はまだまだスッカスカ。 てか、いまだかつて、開演後約2時間経過してここまで閑散としてたことってあったっけ・・・?(汗)




ちゅーことで、この日はポルトガルのゴシック/デス・メタラー MOONSPELL から観戦開始。

午後イチ・・ってか気持ち的には「早朝」に近い時間帯での登場ながら、妖しい荘厳さを湛えたダークな世界観を噴出するステージ上の雰囲気は非常に良好だ。

嬉しかったのは、バックドロップこそ現時点での最新作 "Memorial" のものでありながら、実際のセットリストは大部分が 1st, 2nd からの選曲だったこと! 特にラストの "Alma Mater" 〜 "Full Moon Madness" という名曲連発の流れにはマジ死ぬかと思ったわ。


とにかく、フロントマン Fernando Ribeiro の堂々たるパフォーマンスが印象的だったな。

ベテランらしい貫禄を武器にオーディエンスを絶妙にコントロールするその手腕は見事で、彼のリードに因るところが大きいだろうバンド全体のステージングのクオリティの高さは、彼らがスタイルを微妙に変化させながらも長きに亘って重鎮として君臨し続けているのを納得させられるものだった。

いや〜朝からイイモノ観させてもらったな。(だからもう昼だってww)

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時刻が15時になろうとする頃には、朝ははまずまずだった天候がいつのまにやらカナーリ快晴の方向に。(嬉)

俺はといえば、お次の目当てである SWALLOW THE SUN が登場する18時までは特に予定もないので、気温がグングン上昇してイイ感じに夏フェスらしさ満点になってきた会場を、ビール飲みながらアチコチをぶらぶら。

毎度毎度、いろんなヤツに「Hi! 昨日会ったよな!」って話しかけられるんだけど、ほとんど覚えてなくてホントすいません。(汗)


会場にはこーんな超ヤング・メタラーズも。

この Wacken には世界中からいろんな年齢層のメタラーが集結してるんだけど、ここまであからさまに子供だけのグループってのはけっこう珍しいかも。




そのバンド名に惹かれ、ふらりと WET Stage に立ち寄って観てみた MYTHLORIAN ってオランダのバンドが思いのほか格好良かったのは、思わぬ収穫。

音的にはまぁ簡単に言っちゃうと BODOM 系なんだけど、若々しくも意欲的なパフォーマンスはなかなかに魅力的で、ステージ前に陣取ったメタルヘッズにもかなりウケが良かったデス。


中でも、イケメンな二人のギタリスト(片方はVo兼任)によるテクニカルなギター・ワークの絡みには、何度も拳をグッと握らされてみたり。

まだデモとEPしか出してないみたいだけど、今後の動向に密かに注目してみよかな。


とか言いつつ、この MYTHLORIAN のショウの間、最もこの目が釘付けになったのが、ステージ上でショウの様子を撮影していたカメラマンのタトゥーだらけの上半身なんだけど。(笑)

えっと、お前が脱いでる必要は・・・あるのか?(苦笑)




それまでやや空いてた感のあった会場も、Wacken の常連 STRATOVARIUS のショウの頃には、いつものように混雑し始めてきた。

STRATOVARIUS は、ホントもう安心のステージ。 この日は全体的な演奏はイマイチだったながら、Timo Kotipelto のライヴ映えする佇まいはやっぱ好きだし、Jens Johanson の彼独特の音にも本能的に反応しちゃう。 なにより、ふと口ずさんでる自分に思わず気付いちゃうような耳に馴染んだ曲が多いってのは強いやね。

つってもまぁ、この位の距離のところでほとんどステージに目を遣ることもなくダベってたんだけど。(汗) で、でもね、そんな完全にビアホールの余興的な音の聴こえ方でも、しっかりとその魅力や楽しさを感じ取れるてのは、非常に重要なポイントだと思うんですよ!(無駄な力説ww)

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我が国から参加した DIR EN GREY は、聞き及んでいる欧州での人気っぷりからしてかなりの騒乱になると思いきや、意外にもまぁソコソコの盛り上がりって感じ。

現地の奴らと色々話すと、Kyo の例の血塗れになるアレを含めた狂気じみたパフォーマンスとかからショック・ロック的な捉え方をされてることも少なくないみたい。

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DIR EN GREY、やっぱ知名度は相当高いみたいで、会場で色んな人と話す際にも、日本人相手ってことで彼らの話を振られる事が結構あったな。

そんな状況に辟易した友人は、自分の腕にこう宣言してたけどwww

俺はといえば、何度か「DIR EN GREY のメンバーか?」って訊かれて(笑)その度に「んなわけねーじゃんwww」とか否定してたんだけど、一回だけヴィジュ系の女子にそう訊かれたときに「そう、俺はギタープレーヤーだ」って適当なこと言ってみたwwww




そしてメタル・マーケットで最後の買い物をば。 昨日までに買えてなかったお土産をいくつかGETして一安心。 最終日は昨日より値引き幅もUPして◎ッス。

それにしても、エントランス外にあるビア・ガーデンが気になるんだよな。 いつも満員でまだ一度も入ったことないんだけど、次回来た時には試してみるかー。




フェスティヴァル・エリアに戻ると、これまた Wacken 常連の RAGE が熱演中。

この日はオーケストラを従えてのスペシャル・ショウということで、やたらシンフォニックな出音になってたけど、それを横目で眺めながら SWALLOW THE SUN 〜 TURISAS という今年の俺的ヘッドライナーの登場に備えるべく WET Stage へと向かう。

ちなみに、この時はドラムが Andre@SILENT FORCE だってことをまだ全然意識してなかったなぁ。(汗)

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WET Stage に着いた時、ステージ上には THE VISION BLEAK なるドイツのゴシック・メタル・バンドが。

ちょいモダン&ちょいシアトリカルなノリの良いサウンドのクオリティの高さに唸りながら徐々に前進し、ショウが終わる頃には無事に最前列あたりまで到達☆




そして約20分のセットチェンジを経て・・・SWALLOW THE SUN キターーーーーーーーーーー!!!

そのスローに沈み込む鎮痛ドゥーム・メタルは終始フューネラルな空気に包まれながらも、ライヴでさらに増加したロックのヴァイブが与える意外なほどのアグレッシヴなエネルギー感が心地好いったらありゃしない。

30分という短い持ち時間でたぶん4曲くらいしか演らなくて、しかもその中に聴きたかった神曲 "Hope" が含まれていなかったのは残念だったものの、彼らの魅力が十分に凝縮されたショウに大満足。

ただ、シンガーの Mikko が、ディープな煉獄グロウルからユートピアンなノーマル・ヴォイスまで器用にスイッチさせるその歌声の多彩さには目を見張ったものの、パフォーマンス的にはやや淡白さが表に出ていたのがちょっと勿体無かったかな。 ま、そのあたりはキーボードのヤツの「博士系」なルックスが面白かったのでプラマイゼロってことで〜。

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さてさてさてさて、次はとうとう待ちに待った TURISAS のショウタイムということで、セットチェンジの間からオーディエンスのヴォルテージもリミット突端な感じに急上昇。

テント内はいつの間にか後方までギッシリ。 そして熱い TURISAS コールが沸き起こる! やっぱり、皆の心のヘッドライナーは TURISAS なんだね。(妄想)


最前付近でスタンバイしつつも、既にカナーリ全方向から押され続けてる感じで体力を消耗気味なので、セキュリティからの水の補給は死ぬほど嬉しかったりするんだけど・・・この半笑いの男ってば、男は完全無視で女子メタラーにしか水を汲まなくて、マヂ殺したいとオモタ・・・(-_-メ)




が、そんな殺意も、My ヘッドライナー TURISAS の登場で瞬時に消滅!! オープニングの "To Holmgard and Beyond" で早くも即死状態なんデスケド!

ステージ前はこの時点から早くも戦争状態で、人が頭上から降ってきたり有り得ない圧力で押されまくったりで、まさにバトル・メタル体験真っ只中www




日常ではまず到達することのないような極限の興奮状態のまま、曲は "Fields of Gold" 〜 "One More" と進み、続く完全に TURISAS カラーに染まったカヴァー・ソング "Rasputin" に至っては、場内は狂騒のヴァイキング・ディスコ状態に!


Mathias "Warlord" Nygard 様 がイケメン過ぎて死ぬわホント。 年下なのに「様」って敬称付けたくなるほどに一挙手一投足がカリスマちっくで、マジでケツを貸したくなるくらいに男惚れしますな。


そしてもちろん、TURISAS といえば Lisko!! 常に変な顔(笑)と奇想天外な動きで、彼を目で追ってるだけでテンション上がるわwww


そんな ヴィジュアル・リーダー Lisko と対を成すように、このヴァイオリニスト Olli こそが実は音楽的な要だと改めて思わされたり。 要所でフィーチュアされる弦の調べと共にソロ的な見せ場もたっぷりで、その育ちの良さを感じさせるクラシカル・フィーリングは、TURISAS を支配する野性味の中で非常にいい味出してます。




とにかく、全員が一時も休むことなく全身全霊。 随所で織り込まれる5声シンガロングも激暑で超ヤヴァイ〜。




そしてショウは、紛うことなきハイライト "Battle Metal" に突入!! パパパパー!ってイントロだけでパンツが汚れますとも。 サビではもちろん、♪Battle!! Battle!! Metal!! と絶唱! 一様に必死モードな周りのアホどもとコラボるのが、これまた言葉も無いほど楽しいのですよ。




"Battle Metal" で最高潮な盛り上がりを見せて、ショウは大団円を迎えた・・・と思いきや、聴こえてきたのは "Miklagard Overture" のあの大仰極まりないイントロ! マヂで死んだ! お母さんごめんなさい! あなたの自慢の息子、幸一郎は遠く離れたドイツの地でこの人生を終えます!!

Konstantinopoliiiiiiiiiiiiiis!!!! ってもう喉がガラガラなんデスケド!!

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死んだ。 完全に死んだ。

そんなゾンビ状態でゼェゼェいいながらテントから這い出てくるも、同じように TURISAS を楽しんだ馬鹿軍団がいてイイ感じに和みまくり。




時刻は20時。 ヘッドライナー(笑)を満喫した心地好い達成感を胸に、例の定位置のところで夕景に染まる会場を眺めながらマターリと呑むビールが、激ウマで本当に幸せ。




BGM は、遠方の TRUE-METAL Stage から聴こえてくる TYPE O NEGATIVE。 非常に贅沢な BGM ですねwww

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TURISAS で火照った身体をのんびりとクール・ダウンして、MOONSORROW を観に WET Stage へと向かう道すがら、今年もロンドンからバイクに乗ってやってきた Ewan を遭遇!

2008年も会えるといいなぁ。




WET Stage に着くと、BENEDICTUM がアメリカン・パワー・メタラーの真髄をザクザクと発揮中。


なにはなくとも、Veronica 姐さんのダイナマイトな歌いっぷり(とボディ)に釘付けですとも。 何度も「やべー喰われそう」って呟いたし。(笑)




そして遂に・・・夢にまで見た MOONSORROW が目の前に!!

最近のライヴの様子を伝える画像&映像で、幻滅を誘う白シャツ姿を披露してたりしたもんだからどうなることかと心配したけど、この夜はちゃーんと赤く染まってて一安心。




セット的には、神盤 "Kivenkantaja" からは "Rauniolla" のみで、他は主に "Suden Uni", "Voimasta Ja Kunniasta" からという初期の曲メインの構成だったけど、ガッツリと勇壮なぶ厚い音の壁の前に、目前には Valhalla の殿中の様子が浮かびまくり。




テント内はハンパなく盛り上がる盛り上がる。 TYR といい、SUIDAKRA といい、ENSLAVED といい、TURISAS といい、この MOONSORROW といい、今年の Wacken には「ヴァイキング・メタル、マジ始まってるな!」とまざまざと確信させられたわ。


MOONSORROW を観終えると、大急ぎで Party Stage へと全速力ダーッシュ。 そう、ジャーマン・メタル・メサイア STORMWARRIOR による、Kai Hansen をリードヴォーカルに迎えてのスペシャル・ショウですよ!!



前半は STORMWARRIOR が自身の持ち曲を演ったらしいんだけど、Party Stage に到着すると同時にそのスペシャル・タイムに突入したようで、Kai の登場と共にいきなり "Ride the Sky" キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!!!

もちろん、そこからのセットは HELLOWEEN の曲ばかり。 "Phantoms of Death" 〜 "Victim of Fate" 〜 "I Want Out" 〜 "Murderer" 〜 "Judas" と来て、ラストは "Heavy Metal is the Law" で全員で「ホイ!」。


いや〜、この夜の Kai ってば、「アーライ!!」言いまくりでヤヴァいくらい神懸ってたわ。(笑)

やや手持ち無沙汰っぽくはあったけど、ギター持ってない方が弾けられるみたいね。

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そしてとうとう、2008年の Wacken は表向きのヘッドライナー(笑)IN FLAMES の時間に。

Anders が変なジャージを着ていようと(笑)、オーディエンスは広大な会場全体が揺れるほどに熱狂の坩堝に。 毎回思うけど、IN FLAMES の欧州での人気っぷりにはほんとビビるわ。

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既に日付が変わった IN FLAMES のショウの終わりには、この北ドイツの夜空に無数の花火が!

すげー綺麗なんだけど、この光景を見るといつも「あ〜今年の祭りもそろそろ終わりなんだなぁ・・・」と妙な寂しさが胸にこみ上げてくる。。。




そんな感傷的な気分を払拭するように、最後に完全燃焼すべく HAGGARD の待つ Party Stage へ。

今回もステージ上に何人いるのか数えられないような大所帯で、オーケストラルなゴシック・メタルをムードたっぷりにプレイ。 そのメタリックな音圧の上に舞う至上の優美さの前には、ただただ酔い痴れるばかり・・・。




それにしても、HAGGARD ってマジで大人気で、2002年に観た時と同様にこの日も終演後にアンコールを求める拍手が鳴り止まないほど。。。

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HAGGARD のショウの後、世界中から集まった Team THERION の面々が一同に介してグリーティング。 俺、ルーマニアまで観に行ったおかげでいつの間にかメンバーに入ってるんだけど・・・まぁいいかwww

そして、SUBWAY TO SALLY が本年度の祭りを締め括るという重責をこなしている TRUE-METAL Stage の様子 (>>>  Detailed report and photo by naniwametal) を遠目に見ながら、大きな満足感と一抹の寂しさを胸にバックステージ戻って・・・

・・・パーーーーーティーーーーーーーーー!!(馬鹿の一つ覚え)


終わった・・・。

Wacken・・・本当に最高の場所だ。(感涙)