Aug.2(Sat): WACKEN / The 2nd Day

モルゲソ〜!

早くも最終日となったこの日も、朝はイイ感じの晴れ模様。 テント+寝袋withエアマットでの超快適な睡眠のおかげでサクッと早起きし、のんびりとシャワってからコーヒー+サラミサンドの朝食でしばしマターリ。



この日の開演予定は正午12:00。 身支度を整えて11時半過ぎにゲートに向かってみると、昨日のようなトラブルはなくゲートはオープン済み。

バックステージのプレス・テントの壁には何故か東京の時刻を示す時計が・・・。 うーむ、WOAにとってはそんな重要なエリアではないはずなのに謎だ。(苦笑)



フェスティバル・エリアに入ると、エントランスからメタルヘッズがぞろぞろと入場中。 ステージ前に陣取る者あり、地べたに座ってのんびりしてる者あり、中には入場したばっかなのにもう熟睡してるヤツもいたり。(笑)

気持ちいい気候の中、早速ビールを買ってBLACKステージ前にGO。 今日の最初のバンドは、観るのを超楽しみにしてた・・・


・・・3 INCHES OF BLOOD

わはははは、アサイチなのに何このクドさ!www


モダンなエクストリーム色を仄かに滲ませながらも暑苦しくコテコテに展開する'80s正統ピュア・メタル・サウンドに、朝(正確には昼w)から満腹。

なんつっても、ダーティなルックスに似合わぬヒステリックなクサレハイトーンを操るシンガー Cam Pipes の妙な存在感に釘付けですわ。

俺を含め周りの皆にとっても間違いなくハイライト・チューンらしい神曲 "Deadly Sinners" では、ステージ前は大変な騒ぎに。 フラッグが乱舞しちゃうのがピュア・メタルらしくて嬉しいね。



最終的には、アサイチにもかかわらずBlackステージ前は広範囲に亘って素ン晴らしい大盛り上がり大会に。 Wackenに集まってくる連中は本当にこういうの(≒馬鹿メタル)が好きやなぁ。(褒)


3 INCHES OF BLOODの暑いショウに燃え上がったBlackステージ前は凄い人口密度だったものの、ショウが終わってその群集から抜け出してみれば、会場全体の人出はまだまだこれからって感じ。

お次はTRUE-METALステージでEXODUSなんだけど、ステージにぞろぞろと登場したのは、中年(いや、初老?)のメンバー達。 あれ?EXODUSっていつの間にやらあんな風になっちゃったん? と思ってる間に曲が始まると、その音像はやけに古臭い。

周りにいた連中と「あれ誰だ? EXODUS・・・じゃないよな?」なんてランニング・オーダーを見せ合ったりしてるうちに最初の曲が終わって、聴こえてきたMCは・・・「We are SWEET SAVAGE!」・・・ス、SWEET SAVAGE!?


2曲目に何故か BUDGIE のカヴァー "Breadfan" をプレイする彼らを前に、なんか珍しいもん観れてるなぁ〜という感情は沸き起こりつつも、80年代当時から特に思い入れのないバンドなので(汗) そこそこに後退・・・。

あ、でもね、ギタリスト Ian "Speedo" Wilson はインパクトあったデス。 見た目は完全にヲサーンな風体なのに、ネオ=クラシカル風味のテクニカル・プレイを旨味たっぷりに連発!(嬉)



てことで、始まってまだ1.2バンドくらいしか観てないのにさっそく休憩。 この時食べたポメス(ポテト)、Wackenに通ってるこの8年間で最も美味かったかも。

ポテトは何も言わないとケチャップやらチーズクリームやら山盛りにかけられちゃうんで、いつもオーダー時に「No sauce, mehr salz!」つってマス。 あ、英語とドイツ語チャンポンになってますなコレ。(汗) 塩のみが一番!



その後フラフラしてると、昨年出会ったサルバドール先生(写真左端)に再会!

昨年のレポにはスッカリ書き忘れてたけど、彼は教育委員会にタトゥーを隠しながら(笑)福岡の中学で教鞭を振るう英語教師。 まさか今年も会えるとは思わんかったんで嬉しいわ。



さらには、春に日本で遊んだ David@RUNIC にも無事合流。 特に連絡取り合ってなかったけど、ちゃんと会えるもんだなぁ。(笑)

てことで、David&その友達と、しばし METAL MARKET を探索。



MERCENARY が始まる頃にPartyステージに戻ってくると、タイミングよくショウがスタート。

うーん、やっぱ初代ベーシスト&デス声担当の Henrik "Kral" Andersen の個性が強烈だったこともあって、2005年に初めて観た時のようなインパクトはないなぁ。 特に Kral の位置に立つ新任の René Pedersen (b,harsh vo) が非常に地味で・・・。


それでも、"Firesoul" をはじめとする名盤 "11 Dreams" からの佳曲がプレイされると、思わず悶えてしまうんデスわ。

シンガー Mikkel Sandager の安定した巧さは特筆ものだし、Martin Buus Pedersen のネオ=クラシカルな叙情プレイにもやっぱり惹かれまくり!



MERCENARY のショウが終わると、本来 STONE GODS がプレイするはずTRUE-METALステージに EXODUS が登場。 どうやら STONE GODS がキャンセルになったことでランニング・オーダーの調整が行われたみたい。 って、STONE GODS って誰かよく知らんけど。

こっちの EXODUS はちゃんと EXODUS でした。(笑)

比較的遠めに眺めてたんだけど、2005年に加入した現シンガー Rob Dukes の「絶対にこれまでに何人か殺したことありそうな凶悪なアメリカ人」(笑)な雰囲気がバンドのヴァイオレントな雰囲気にマッチしててヤヴァスwww


時刻は16時。 ちょいと小腹が空いてきたので、今年初めてお目見えした(と思う)タイ飯の屋台で、グリーンカレーをGETしてパクつく。

これが、大当たり! タイの現地で本場のものを食べたことがないので滅多なことは言えんけど、日本で食べられる美味しい本場系グリーンカレーと比べてもなんら遜色ない本場っぽいお味に、感動すら覚えたですよ。 今年会場で食べたメシの中で、コレが最も美味かった!



腹がこなれたところで、次なるお目当ての CARCASS までの約2時間は、ビール呑みながらダラダラとフェスの雰囲気を満喫。

この時にW.E.T.ステージで BEFORE THE DAWN が演るのを完全に失念してて、見事に観損なった。。。orz



18時を回ってBLACKステージ前でCARCASSが登場するのを待っていると、目の前に変なTシャツを着た男が!? 思わずツッコんだわw 変なシャツ着て自己主張してる割にはシャイだしwww



そんな楽しいひと時を過ごす間に、CARCASSが "Inpropagation" でショウを開始!

お〜、やっぱメチャクチャ盛り上がるなぁ、CARCASS。

ただ、Bill Steer のギターの音色が何故か FIREBIRD 時代のようなナチュラルな歪みで、全然デスメタルッぽくないのが違和感大。。 (この日のショウは Bill 自身も納得行ってなかったらしい・・・と後日聞いた)


途中、"Incarnate Solvent Abuse" では Angela Gossow (vo/ARCH ENEMY) がゲストで登場。 なんかブーイングしてる奴もいたけど、俺は普通に得した気分だったス。(苦笑)



CARCASSのショウが中盤あたりまで進んだところで、同時刻に裏でプレイする KRYPTERIA を観にPartyステージに移動。

・・・が、しかし・・・予想以上にショボい・・・。(涙)


看板シンガー Ji-In Cho タンも、ソコソコ歌えてはいるんだけど、躍動感皆無のバックの演奏の前になんだか空回り気味って感じ・・・。

てことで、2曲ほど観た時点で CARCASS のショウの続きを観に早々にBlackステージ前へと戻る。



CARCASS のショウの終盤では、脳疾患でリタイアしていたかつてのドラマー Ken Owen が登場してドラムソロを。 ドラムソロつっても拙い8ビートを刻むのみだったけど、ビートは定まらずもなんとかドラムを叩けるまでに回復したのは喜ばしいことですな。

Kenの登場によって会場が感動に包まれる中、ラストは名曲中の名曲 "Heartwork" で締め。 この曲のテーマ・フレーズはいつ聴いても痺れるね。



"Heartwork" の余韻に浸りながら一旦バックステージに戻ろうとしてた道すがら、Team THERION の フィンランド人 Jussi(真ん中のハゲ)とポルトガル人 Joana(後列左)に遭遇! Thor から来るとは聞いてたけど、この人混みの中で実際に会えると喜びもひとしおだ。

さらには、KING DIAMOND をハンガリーに観にいった時に会場で出会った奴(名前忘れたw:前列左)もそのすぐ傍に。 最初 Jussi 達とも友達なのかと思ったら、この場にいたのは全くの偶然だったそう。 スゲー。



バックステージでちょっとだけ休憩してフェスティヴァル・エリアに戻ってくると、いきなりの雨・・・。

KILLSWITCH ENGAGE の Holy Diver を遠目に見ながら、ケバブ屋の屋台の軒下で雨宿り。。



しばらく待って小雨になると、その中をW.E.T.ステージへと走る。 TORTURE SQUAD の出番だ!

この4人のブラジリアン・スラッシャー、めちゃくちゃ強力! テクニカル・デス的なプログレッシヴな展開を織り交ぜながらの怒涛の突進がたまらなく気持ちいいのデス。


バンドを牽引するのは、褐色の野生児シンガー Vitor Rodrigues の暑苦しいこと極まりない熱血パフォーマンス。 長い手足を振り回すわ、意味もなく頭上でメロイックをクロスさせるわ、ホント見てて飽きないしwww

最初は閑散としてたステージ前も、この激烈なショウが進むにつれてスラッシュ・ファンが集まりだし、最後には激しいモッシュピットを含む素晴らしい盛り上がりに。 いやーヨカッタヨカッタ。

そしてショウのエンディングでは、なぜか Vitor が「ドーモアリガトー!!ニッポンイチバァーーーン!!」と、Wackenと何の関係もない雄叫びをwww なんだそれw



TORTURE SQUAD のナイスなショウに燃え上がった W.E.T. ステージを出ると、BLACK ステージでは AT THE GATES が熱演中。 とりあえずチラチラと横目で見つつ、TRUE-METALステージの方にジワジワと移動。



そして TRUE-METAL ステージに登場した NIGHTWISH を、屋台を背にするかなりの後方から眺める。

うーん、現時点での欧州No.1メタル・バンドって事実が納得のビッグ・ショウなんだけど・・・やっぱ俺は Anette ダメみたい。。。


Tarja 時代の曲の違和感ってのもあるんだけど、それ以上に前時代のアイドル的な動きを含む、なーんか外してる感アリアリのパフォーマンスが、見ててかなりキビシイんだよね。

てことで、数曲だけ観てそそくさと退散・・・。


© 2008 ICS

逆に、日付けが変わって登場した KREATOR は、期待以上にカッコよかった〜。 BLACK ステージが、灼熱の憎悪に燃え上がる!

終始ダークなステージである意味淡々と展開される怒涛のジャーマン・スラッシュの嵐は、ジャーマン・スラッシュがちと苦手な俺をも揺さぶる破壊力。


ただ、Mille Petrozza (g,vo) がハイテンションにアジテートするMCが長い長い。 ドイツ語なのでよくわからんけど、たぶん政治系な不満系をぶちまけ系なんだろうなぁという雰囲気はよく伝わってくる。(苦笑)

それでも、会場はガッツリと大盛り上がり。 さすがのベテランっぷりに感嘆させられたですよ



じっくりと楽しんだ KREATOR のショウの終盤あたりで、少々後ろ髪を引かれながら W.E.T ステージへと移動。


そう、LORD BELIAL !!

・・・地味過ぎて死んだ。(汗)

数年に一つくらい「見なきゃよかった・・・美しい思い出を心の中にしまっておけばよかった・・・」と思うバンドがあるけど、今回の LORD BELIAL がまさにそれ。  「華」という言葉と縁遠くひたすら淡々とプレイする姿は、アルバムで聴いた楽曲の好印象を完全に帳消しにしちゃってマスタ・・・。


まぁそんな事もあるさ!を気を取り直してテントを出ると、彼方の TRUE-METAL ステージでは LORDI が今年の Wacken を締めくくるモンスター・ショウをスタートさせたところ。

しかし、そろそろ体力も限界。 っしゃ!今年はこれで終わり〜!と、LORDI のナイスな曲を聴きながらフェスティヴァル・エリアを後に。 楽しかった満足感と終わっちゃった寂しさが交錯するバックステージで軽〜く呑んで、この日も早めに落ちた・・・気がする。(酔っ払ってよく覚えてナイ/汗)

Danke schön Wacken...