Aug.1(Sat): WACKEN / The 3rd Day

オォーーディィィィーーーーンッ!(訳:オハヨウゴザイマス)
※ 昨夜 AMON AMARTH の余韻残りまくりの状態で就寝したおかげで朝の挨拶がこんなになってしまったことをご容赦ください。

この日も朝日に照らされたテント内の暑さでお目覚め。 ただ、テントの外に出ると肌寒かった昨日とは違い、この朝の外気はまだ早い時間にも関わらずそれなりに暖かい。

上空を見上げると、雲自体は決して少なくないものの見渡せる範囲に雨雲の気配はなく、好天な一日の予感が・・・いや、コリャ好天どころかかなり暑くなりそうかも。。



起きてしばらくはまだ微妙に眠かったので、テントの入り口やら通気部分やらを全開にして中でゴロゴロと前日に撮った写真を確認したり。

ふと見るとてんとう虫が侵入しようとしていたので、何の気なしにおニューのデジカメのマクロ機能を初利用してみたのだが・・・うぅ、てんとう虫よ、お前、拡大すると超気持ち悪いんだな。(汗)


目が覚めてから向かったシャワーは、この日も問題なくちゃんとお湯が出てきた。(嬉) そういえば今年から、各個室内の上の方に衣服や小物が置けるトレイが設置されたのもトピックだな。 便利な反面、それのおかげで皆個室の中で着替えるようになっちゃったもんだから、たまに女子コンテナが開いた時に中が見えても面白みナシ。。。

シャワーが特に並ぶことなくスムースに利用できた半面、隣の男子トイレ (大) は常に大行列。 約1,000人程がステイしているだろうこの PRESS/VIP (&一部アーティスト) 用キャンプ・サイトの中で、男子用の個室はたった2つしかないのデスわ。

常駐する掃除係の兄ちゃんがたまに気を利かせて(苦悶の表情で並ぶ漢どもを見るに見かねてw)、女子用のトイレ (こっちは個室x3のコンテナが2つある!) を使わせてくれるのが唯一の救いだ。


朝メシは懲りずにメタル・ブレックファストでサラミ・サンド。

そういえば、ドイツではここ Wacken でも街中でも物を買うのに並んで順番待ちする姿ってほとんど見ないんだけど (スーパーのレジくらい?) ここメタル・ブレックファストだけは妙にお行儀よく一列に並んで順番待ちしてたなぁ。 各国から来てる人たちが集まってるからかも?



この日は開演が12時なので、車&テントでしばしのんびり。 通路挟んで向かい側のキャンピングカーが METAL BATTLE イタリア代表のバンド ADE だった。 ご近所のよしみで応援してたけど (応援してただけでショウは観に行ってない/汗) 結局優勝したのはオランダの SYMPHONY OF DESTRUCTION だったらしい。



そうこうしてる間に11時半にはバックステージのゲートが開き、比較的余裕を持ってフェスティヴァル・エリアに入場。

いやーしかし、今日は暑いぞ・・・。昨日までの震えるほどの寒さが嘘のようだ。

12時になると BLACK STAGE からは EINHERJER が、そして PARTY STAGE からは SUIDAKRA がそれぞれこの日最初のショウを爆音でキックオフ・・・てか EINHERJER と SUIDAKRA が同時刻ってどんなブッキングだそれ!:(


・・・と憤慨するポーズをみせてみたものの、まぁ冷静に考えたらどっちもフルでガッツリ観るって感じじゃないよね (汗) と、まずは BLACK STAGE 前で EINHERJER を。

はい、予想から1mmもズレることなく地味です。 が、地味なことこそが魅力のバンドであることは百も承知。 陽射し降り注ぐ青空の下にもかかわらず、老舗真性ヴァイキング・メタラーならではの渋い雰囲気を出してましたよ。

1stから の "Dragons of the North" に「おおー」と一唸りしたところで、PARTY STAGE に横移動。


そして SUIDAKRA。 よく考えてみたら、ヴァイキング・メタルのハシゴって贅沢だなw

SUIDAKRA、2007年に観た時はそこそこ楽しめたんだけど (その年もアサイチの出番だった...)、最新作の出来の良さに変に期待が高まっちゃってたせいか、ちょっとアレレ?って感じ。。

もともとライヴの上手いバンドではないけど、メンバー・チェンジが影響してか演奏のみならずパフォーマンスもやや空回り気味。 今にして思えば、脱退しちゃった Marcel Schoenen (g,clean vo) ってそれなりに存在感あったのね。。

・・・なので、そそくさと後方のビアスタンドに向かい、そこで呑んだくれモードで観賞。 でも "Cónlaoch" のイントロだけは一瞬だけスゲー燃えた!



次に TRUE-METAL STAGE に登場した RAGE は、芝生に腰を下ろしてチーズソースのかかったペンネ状の物体を食べつつマターリと。


最近の RAGE は巧いんだけどなんだかスマート過ぎて・・・とかいつもと同じように思ってたら、2曲目でいきなり "Higher than the Sky"! おお、これはいい RAGE!(笑)


その後、Peavy が Hansi@BLIND GUARDIAN をステージに呼び出したっぽい・・・ ・・・あの、えっと・・・だ、誰スか?(汗)

うーむ、独特の歌声といい、両手を片膝に当てて休憩したり両腕を意味もなく真横に広げたりする特徴的な動きといい、確かに Hansi だったようです・・・。

彼が客演する様子を数曲眺めるうちにいたたまれなくなったわけじゃないけど、次のお目当ての TESTAMENT まで随分と時間があるので、MEDIEVAL MARKET に行くことに。

ちなみに RAGE はこの後も Jen Majura なる女性シンガー、Schmier@DESTRUCTION、Eric Fish@SUBWAY TO SALLY らが次々に登場し、ほとんど全曲をゲスト入りでプレイしたらしい。(伝聞/汗)




道すがら、Wacken 恒例の「泥人間」(勝手に命名) がフツーのオニャノコを引きずり込んでた・・・。 こいつら、目が合ったら一巻の終わりだからな・・・怖ぇぇぇ。


昨日に引き続きやってきた MEDIEVAL MARKET は・・・





・・・やっぱ楽しい☆ 来年は俺も何かコスるかな。(苦笑)



昨日はあまり見なかったグッズ系のテントでは、自分用のお土産を物色。 そういえばある店のオッサン、15年前まで東京に住んでオムロンで働いてたんだと・・・今の見た目は完全にヴァイキングなので想像つかんが。(笑)

この時、いくつかのお店で並んでた「角笛」が猛烈に欲しくなったんだけど、色々と試奏させて貰うも、どうやっても全く音が出ず泣く泣く断念・・・。(悔)


一通りお店を探索し尽くすと、腰を落ち着けて飲むことに。 同じテーブルに座ってたスコットランドからやって来た全員垂れサンの馬鹿ども (←褒めてます) と乾杯すると、そのまま猛烈な勢いで宴会モードに。。。



そう、今年 Wacken で食べた物の中で一番美味かったのが、この時に食べた Knobi Brot!

熱々の焼きたてパンにたっぷりとガーリック・ソースを塗った状態で渡され、具は自分で好きなものを載せるというスタイルなのも楽しい。

お店のオバチャンに「試食しなさい!」と半ば怒り気味に手渡された切れ端の味からして神懸ってたけど、好物のハラペーニョと共に頬張った時の味わいたるやマジで悶死級でしたよ。



あと、ここのビール売り場には、フェスティヴァル・エリアの中では売ってない Franziskaner ってビール売ってて、これがフルーティなヴァイツェンでメッチャ美味だったス。 スコットランド・メタラーズも奢ってくれたりするもんだから思わず呑み過ぎて、真昼間から完ッ全に出来上がった状態に。(汗)

時間が経つのも忘れて楽しく宴に興じるうちに、時計は TESTAMENT のショウが始まる時刻を指し、愛すべきメタル馬鹿どもに再会を誓ってフェスティヴァル・エリアへと戻る。



駆け付けた (つっても千鳥足で/汗) TRUE-METAL STAGE では、既に TESTAMENT のショウがスタート済み。

いや~凄かった! スタジアムやアリーナ等のビッグなステージで映えるスラッシュ・メタル・バンドは数少ないけど、TESTAMENT は確実にその一つに数えられるわ。

この日は Alex Skolnick が異常に冴えてて、Paul Bostaph の鬼神の如き豪胆ドラミングの上でメロディックなフレーズが泣きまくる様に終始悶絶。 Alex、髪も順調に伸びてて、官能的に弾きまくる様がこれまた超カコイイ。(惚)

てか、北ドイツの青空に野太い咆哮を響かせまくる Chuck Billy・・・えーっと、この人、脳とかの癌だったハズなんだけど・・・絶対ネタですなアレ。 なんか体格とかさらにおかしな感じに成長してるんですケドwww

過去の名曲の合間にプレイされる最新作 "The Formation of Damnation" からの曲も非常にイイ感じで、大量のアルコールが血中をスラッシーに疾走するその勢いも手伝ってメチャクチャ楽しめた~。


そうそう、今年は ラジコンのヘリコプターにカメラを搭載した新兵器が、会場の上空を飛びまくってたですよ。 そのうちリリースされるライヴ DVD の映像が楽しみだ。



一方、地上では・・・


・・・泥酔寸前 (済?/汗) の妙なテンションで、変な奴らに絡まれてたわけですが!(そんな扱いでスマンひょまれww)


お次は W.E.T. STAGE で BORKNAGAR

おわ! 朴訥な北欧戦士だった Vintersorg 君 (vo) がなーんなヲシャレないでたちになってるし!?


うーむ、見た目の変化のためだけじゃなく、パフォーマンス全体の妙な地味さのせいか、本来大好きなバンドでさらに初期の曲をメインに演ってるのに、何故だか目前で展開されているショウにのめり込めず・・・。 2002年の時は悶えながら観てたんだけどなぁ。 ただ、8弦ベースを操る Tyr 君だけはその時と変わらず異様な存在感を放ってたな。


てことで、途中からは METAL MARKET でお買い物ターイム。

今回 のWacken では「ヴァイキング的な角のアレ」(笑) のバージョン・アップを目論んでて、MEDIEVAL MARKET ではピンと来るのがなかったんだけど、ここでしばらく歩いてたら「ワシを持って帰ってくれ~」と叫んでるようなイイ感じの巨大なヤツに巡り逢い、ちょいと値切って即購入♪ 帰ったら BELLFAST のアー写撮りの時に早速装着しようwww

その他、LIZZY BORDEN のパッチ (苦笑) やらなんやら諸々と捕獲しつつ歩いてると、堀田氏@MAVERICK 再びと遭遇。 ニッポンノ SAXON ファン、トテーモトテーモアツイデスネ!


のんびりと買い物を楽しんで、そろそろ・・・とエントランスからフェスティヴァル・エリアに戻ろうとすると、セキュリティの奴にさっき買った「ヴァイキング的な角のアレ」(笑) はデカ過ぎ&先が尖り過ぎで中に持ち込めないと言う・・・。

仕方ないので、外周をぐるっと回ってキャンプ・サイトに戻り、テントに「ヴァイキング的な角のアレ」(笑) を置いてから、バック・ステージ経由でフェスティバル・エリアに再入場。 メッチャ遠回りしたけど、大事な大事な「ヴァイキング的な角のアレ」(笑) のためなので全ッ然問題ナス!


時刻は18時をまわり、TRUE-METAL STAGE では Axel Rudi Pell が熱演中。

いやしかし、Wacken に来るようになってから Axel Rudi Pell のギターのアレさ加減が全く気にならなくなったなぁ。(苦笑) ・・・というかむしろ巧く聴こえるし!?


元々の曲の良さと Johnny Gioeli (今年はあんまゲイっぽくなかったw) の超絶な歌の上手さがこの会場の雰囲気と程よくマッチして、ここでの彼のショウはいつも楽しめるんだよね。


久々に観た Mike Terrana の唯我独尊ドラミングもやっぱりインパクトあったけど、このバンドの真の主役は、ROUGH SILK のメンバーで現在 EDEN'S CURSE にも籍を置くキーボードの Ferdy Doernberg で決まりっしょwww

デヴでハゲなオッサンなのに (失礼)、プレイは実に見事だわ歌も上手いわ (噂ではギターも相当な腕前らしい) で、動きも超暑苦しくて、しまいには鍵盤をスタンドごと担ぎ上げて前に出てくる始末。。。 うん、かっこいい!(狂)

ちなみに、ベースのオッサンが実は元 STEELER の人だってのも非常に渋いデス。


最後まで楽しめた Axel Rudi Pell のショウが終わると、時刻は午後7時。

気温は非常に過ごしやすい感じだけど、場内はかなりの人混みになってきた。


さて、お次は隣の BLACK STAGE で IN EXTREMO

メディーヴァルな民謡フィーリングを全面に推し出したフォーキーでありながらもモダンなロック/メタルは、ドイツ産のソレ系バンドならではの独特の雰囲気がタマラン。 火柱がボンッボンに吹き上がると、その熱さに比例するようにオーディエンスのテンションも急上昇。

シンガー Das Letzte Einhorn こと Michael Rhein のチョイ悪ヲヤジ (既に死語?) 的な風格も相変わらずイイ感じ~。



このバンド、7人のメンバーのうち3人は古楽器専任なんだけど、その中の1人 Dr. Pymonte こと Andre Strugala が取っ替え引っ換え色んな楽器を演奏する様子が妙にツヴォにハマってしまってw 手前にある赤い箱も、なんやようわからんけど多分楽器デス。



いや~、それにしても、毎度観る度にここ本国での圧倒的な人気の高さには本当に驚かされるわ。


終盤にトイレに行った際に、「ワタシノォ、ナマエワァ、玉ねぎサンデスゥ~」「銭湯ワァドコデスカァ~? ムコウデスゥ~」等の妙な日本語を操る変な奴に捉まっちゃってステージ前に戻れなかったけど、まぁそれも含めて Wacken だ。



IN EXTREMO 終わりで一旦バックステージに戻り、ビール呑みながらちょいと休憩。

そばにいた Taka さんから「こいつらバンドやってるんだってー」と紹介された2人のオッサンと話すと、なんと PARADOX のヴォーカルとギター!? 「My Favorite Europian Thrash Metal Band の一つだ!」と (お世辞じゃなくて事実デス)、俺が♪Heresy!とあの一節を歌うのを聴いて恥ずかしそうに照れる姿は完ッ全に一般人だったけど。(苦笑) 10月にAFMから新作出すみたいなので応援しまっせ~。



もういっちょ、自分の出番がある時はもちろん、そうでないときも毎年 Wacken に来て呑んでる Schmier@DESTRUCTION、この時は珍しくけっこう酔っ払ってる感じだったな。(笑)

いや~ Schmier マヂでナイスガイ。 ファンから請われれば必ず一緒に写真を撮り、さらに撮って終わりじゃなくて気配りしながら話すんだけど、凄いのはオネーチャンとしっぽり中でも、ファンとのコミュニケーションを優先するんだよね。 放っぽりだされたオネーチャン達はその漢らしさにまたキューンと来ちゃうんでしょうか・・・よし!俺も見習うか!(無駄w)



その後、テーブル席に腰掛けてポメス食ったりしてるうちに、不覚にもいつの間にか夢の中へZzzzzz.....



その後、どうやら日が暮れてから起きて、どうやらフェスティヴァル・エリアに舞い戻り、どうやら22時あたりから PARTY STAGE での ENSLAVED のショウを観てたっぽい。

うーむ、起きて歩いた記憶も ENSLAVED の記憶も全くない・・・。(汗) けど、デジカメにある程度の枚数の写真が残ってるってことは、きっとそれなりにちゃんと観てたんだろうなぁ。。。

そして一路 W.E.T. STAGE を目指す。そう、TURISAS のショウのために! (このあたりから記憶が復活w)

今年のランニング・オーダーは SAXON の演奏時間の中に TURISAS の時間帯がまるまる含まれてしまっているという状況なので、まずは場所確保も含めて TURISAS のショウに注力し、終わり次第 SAXON を観にいくというスケジュール。


ここ数年、W.E.T. STAGE でのフォーク/ヴァイキング系のショウの際には人が集まりすぎてテントに全く入りきらないどころか近寄るのも難しい状態になってるので、前のバンド ENGEL が終わるか終わらないかのタイミングで早々にテント後方の人波を掻き分けて進入し、そのまま下手側の前方に廻り込む。 よし、最大の懸念点だったテント内への進入は無事にクリアだ。

前方に進み、横のバーカウンターでビールを飲みながら我らが TURISAS の登場を待つ。 背伸びして上手側の入り口付近を眺めると、この時点で既にテントの外までギューギューな感じだけど、奥に進んだ下手側にはけっこうスペースに余裕があったり。 ま、満員電車と一緒だなw

前回 (2007年) は最前列で観てその厳しさと恐ろしさを身をもって体験したので、今回はちょっと下がって全体がちょうど見渡せるあたりに立ち位置を確保すると、まもなくテント内に S.E. が鳴り渡り・・・"To Holmgard and Beyond" から TURISAS キターーー!


をををををををををやっぱ TURISAS すげい!

ハードな活動の成果か2年前よりもパフォーマンスが格段にこなれてて、特に相変わらずのイケメンっぷりにクラクラさせられる Warlord 様がこれまでよりややシアトリカル度 UP な感じに堂々と観客を煽る姿には、ただただ惚れ惚れするばかり。 いやー嬉しくなるほど成長してますな!


そして・・・初生 Netta タン☆

なーんかかなり細くなったみたいで、これまでメディアで観る姿から受けてたオバチャン的雰囲気 (失礼) はほぼ皆無。 笑顔率高くてかなりキラーな感じっすよこれは。(笑) Lisko よ本当にスマン・・・ライヴ中、一度も君の事を思い出さなかったよ。(汗)


アグレッシヴな Hannes (b) と美旋律の中枢を担う Olli (violin) も、これまで以上に存在感たっぷりにアピールしまくりでホント頼もしいス。


ショウは中盤で早くも "Miklagard Overture" を登場させてハイライトを形成しながら、テント中を終始狂乱状態にキープしつつ進行。 "Rasputin" では近くの馬鹿どもに肩や肘を組まれて終始グルグル回りっぱなしでまさにメタル・ディスコ状態やw

そしてお待ちかねのラストの "Battle Metal" では、イントロからリズムに入った瞬間に揉みくちゃになって、もう天地左右ワケワカラン状態に・・。

いやはや、今回のショウも期待通りに凄かった。 いつかこの凄絶なショウを日本でも観てみたいものですな。


余韻に浸る間もなく、マジで有り得ん人混みを掻き分けながら一苦労してテントから出ると一目散に TRUE-METAL STAGE 前に走り、この記念すべき Wacken 20周年記念のヘッドライナーを務める SAXON のショウに終盤からなんとか参加。

ステージ前に到着すると、ちょうど名曲 "Princess of the Night" がスタートするところ!

むは~! ここ数年の来日公演でのショウももちろん素晴らしかったけど、こうして主戦場であるドイツで何万人もの Saxonized 済みの Saxoner 共に囲まれて体感する SAXON のビッグ・ショウはこれまた格別だ。


今回のセットはWeb投票によって全てのアルバムから1曲以上がチョイスされたものらしかったんだけど、終盤はやはり定番曲を連発。 "Heavy Metal Thunder", "747", "Denim and Leather" ・・・と、これだけ聴けただけで十分に満足ッスわ。

いやしかし、Paul Quinn はホンマええギター弾きますな。(感涙) そしてこの夜は珍しく Nibbs (b) が最後まで上半身脱がなかったww


既に日付は変わり時刻がAM1時に近付くと、PARTY STAGE 前が賑やかな宴モードに・・・そう、KORPIKLAANI のショウの始まりだ。

ドレッド・ヘアにしちゃった Jonne の微妙なヲサレ感 (?) に牽引されるように、ステージ上のバンドは意外とクールにパフォーマンスを展開するも、オーディエンスはそんなことお構いナシにあと2時間で幕を閉じようとしている今年の Wacken の名残を惜しむように、ここで完全燃焼しようとお祭り騒ぎ。

それにしても、見違えるような風格だなぁ。 ↑で“クール”と表現したけど、“堂々としてる”と言い換えた方が的確かも。 良質な作品と堅実な活動の双方が実を結び、今では宴メタルの第一人者的なポジションに就いているという事実がしっかりと見て取れるわ。

小屋からひょっこり現れてた Hittavainen がステージの最前線で凛々しくヴァイオリンを奏で、その前で万単位のメタルヘッズが ♪Beer! Beer! と大合唱する有り得ない光景に、軽く感動・・・。


KORPIKLAANI を観終えると、本年度最後のバンド SUBWAY TO SALLY のショウのために TRUE-METAL STAGE 前までズイズイと横移動すると、向かって左の BLACK STAGE ではまだ GWAR が怪物ランド的パフォーマンスを継続中。

SUBWAY TO SALLY の登場を待ちながらスクリーンで観てただけだけど、ヴォーカルの奴 (なのかな?) が、衣装のティムポ状の箇所から謎の液体をオーディエンスに向けて放射しまくりで、最前列付近にいた連中はかなりヤヴァいことに。(汗)

ただ、聴こえてくる音的には、曲はキャッチーで悪くないわ演奏は思いの外しっかりしてるわで、もし予備知識なしにフルで観てても楽しめたかも?


そして、午前2時、SUBWAY TO SALLY が今年の Wacken 最終日を締め括るべく、TRUE-METAL STAGE に現れた。

SUBWAY TO SALLY は、俺が Wacken に初めて来た2001年、そして2003年、2006年、2007年と4回も出演してるんだけど、2001年はほぼチラ見に近い状態、2003年は全く記憶にナシ(汗)、2006年と2007年はこの日と同じく最終枠の出演で、両年共にその前のバンドまでで満足しきって遠目にステージを眺めながらフェスティヴァル・エリアを後にしてた・・・ってことで、実はちゃんと観るのは今年が初めてという体たらくなのだが・・・

・・・SUBWAY TO SALLY ・・・実にイイですな!(今更/汗)


モダンさと民族臭をミックスさせたフォーク/メディーヴァル・メタルは、この日夕方に登場した IN EXTREMO と同系でありながら、ドイツ産バンドらしい硬質なエッジ、そして中世と近未来が時を越えて融合したような独特なスマートさに惹き入れられる。

焔を効果的に使った一大スケールのショウを前にしたオーディエンスの終始歌いまくりな盛り上がり方には、彼らのドイツ国内での確固たる人気を再確認させられたですよ。

って、自分では最初から最後まで元気に楽しんでた記憶があるんだけど、風の噂によると、中盤は立ったままの姿勢で完全に寝てたらしい。(汗)

終盤、RAGE の Peavy と Victor、そして Sabina 姐さん@HOLY MOSES も登場してさらに華々しくハイライトを彩り、大歓声の中でショウは終了。



時刻は午前3時・・・
・・・あぁ・・・今年も・・・終わって・・・しまった。。。(寂)

場内には何故か MÖTLEY CRÜE の "Home Sweet Home" が流れ、多くのメタルヘッズと同様に、疲労感と満足感が交錯する複雑な気持ちでメイン・ステージの方を何度も振り返りながらフェスティヴァル・エリアを後にする。

Danke schön Wacken! 今年も最高に楽しかった! また来年!!